銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ハート・ロッカー◆◇THE HURT LOCKER

2010-03-12 | 映画:シネコン


イラクでの取材体験に基づいて描く戦場の恐るべき実態

東宝シネマズ二条にて鑑賞。仕事終了後、急いでシアターに。。。。今日はアカデミー賞6冠に輝いた「ハート・ロッカー」です。
ニューヨークアイラブユーパート2はちょっと後にしてまずこの記事を書きたいと思います。

さてTHE HURT LOCKERとは?アメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」という意味だそうです。サンボーンがこの地での恐怖をジェームズに語るシーンが後半にありましたが。まさにこのタイトルの恐怖を語っていました。

かなりリアルでした。爆発音も凄いし、爆弾の処理シーンも何か言い知れない緊張感がじわじわと伝わってきます。またベッカムと言う名の少年の遺体(実は人違いだった)からも爆弾が見つかり、ジェームズがその取りだすシーンも見ていてわあ~とのけぞってしまうくらいドキドキものです。

STORY

2004年夏。イラク駐留米軍のブラボー中隊に所属するJ.T.サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)と隊長であるトンプソン軍曹(ガイ・ピアース) は、猛暑のなか、いつものように爆発物処理の任務に携わっていた。


ガイ・ピアーズとは気付きませんでした。

ところがトラブルが重なり何と大爆発。防護服を着てはいたものの、爆弾の至近距離で作業していたトンプソン隊長は即死してしまう。( トンプソン隊長がガイ・ピアーズとは知らないままこの物語から消えちゃいましたよ。)

代わって中隊のリーダーとして赴任してきたのが、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー) だ。


遠隔ロボットなんかいらないと一蹴りするジェームズ。

最初の任務は住宅街のモスク近くで発見された爆弾の処理。ジェームズは、部下のサンボーンとエルドリッジを連れて現場に向かう。だが、通常のチームのように危険を回避できる遠隔ロボットを使わず、自らが防護服に身を包み、爆弾撤去に向けて歩き出したのだ。 目くらまし用の煙を焚きながら、爆弾に近づいていく。死と背中合わせの任務なのに、異様なまでに落ち着き払っていた。そこへ何やら怪しげなタクシーが猛スピードで突っ込んで来た。そんなタクシーにもひるむことなく、何と運転手に銃を突きつけて追い返す。そして地中に埋められた6つの爆弾の処理を無事にやってのける。冷や汗を垂らしながら、この状況を見守るサンボーン、中隊のルールを守るように諭すが、ジェームズはまったく動じない。

翌日、ジェームズ、サンボーン、エルドリッジの3人は国連の施設に向かう。入口付近に無断駐車されている車が怪しげな荷物を積んでいるという知らせが入ったからだ。ジェームズが車に近づくと突然向いの建物からテ●リストが発砲し、車が炎上。そんな状態の中、ジェームズは消火器を使い、任務を遂行。後部トランクに積まれていた無数の爆弾を発見。「どうせなら気持ちよく死にたい」と呟きながら車の内部の爆破装置を解除する。無謀なジェームズに、2人は怒りや不安を覚える。
上官はそんなジェームズの行動を賞賛!彼もまた今までの功績を明かすのであった。

砂漠地帯の任務終了後、帰途についた中隊の面々に予測もつかないアクシデント。捕虜を護送中、車がパンクして立ち往生している米軍請負人グループ。助けようとした矢先、テ●リストとの戦闘に巻き込まれるのである。敵を倒さなければならない状況に陥った中隊の3人、小さな建物から様子をうかがう敵との持久戦が始まる。



お手柄のエルドリッジ。


戦闘経験の浅いエルドリッジがからくも射殺。サンボーンも850メートル先の敵を見事にライフルで狙撃。
ジェームズはサポート役となり、二人を励ます。

※請負人チームリーダーにはあのレイフ・ファインズ 。ところが戦闘半ばであっけなく射殺され。。。。お終いでした。レイフさん、なかなか格好良かったのですが。

その夜、基地に戻った3人はストレス発散のためか?酒盛り。夜更けまで飲みまくる。ジェームズ、故郷にいる別れた妻と幼い息子の話をポロリ。。。。。驚くことに、自ら回収した爆弾の部品をコレクションしていたことが分かってしまう。
何やら風変わりで謎だらけのリーダー・ジェームズである。

不○弾の回収というシンプルな任務が中隊に下された。デスワークに退屈したという軍医ケンブリッジ大佐(クリスチャン・カマルゴ)と3人は、テ●リストの爆弾製造拠点らしきビルの内部を調査。
やがてジェームズは人間爆弾になりそこねた少年の遺体を発見、ショックを受ける。その少年は、ジェームズがサッカーに興じて心通わせたベッカムという少年のようだった。
腹部に埋め込まれた爆弾を取りだし、遺体を運び出すジェームズ。一方ケンブリッジは地元の市民の中に紛れ込んだテ●の爆弾のせいで、彼も殉死となる。彼と親しかったエルドリッジはその場で激しく動揺。


その夜、また大きな爆破事件が起こる。また3人は原因究明のため駆り出される。
ベッカムの死で怒りを募らせるジェームズは完全に我を見失っていた。彼の頭の中で自○テ●ではなく、犯人は逃亡したと断定する。サンボーンの反対を押し切って任務外の追跡作戦を開始。しかし成果はまったく得られず。。。。その上エルドリッジはテ●リストに拉致されかけたところを救出されたが。足を重傷して離脱するはめに。。。
そして不幸中の幸いだったのは、遺体がベッカムではなかったこと。その事実を知ってジェームズはただ呆然とするばかりだった。

次に中隊が遭遇したのは、体中に爆弾を巻かれたイラク人の男だった。通訳を介して衣服を脱ぐように指示。何とシャツの下から大量の爆弾が現れる。サンボーンは自爆テ●だと主張するが。


「俺はまだ死にたくない。子供が欲しいんだ。男の子が」とサンボーン。


ジェームズは防護服を着て「家族がいる。助けてくれ」と叫ぶ男に近づき、爆弾を調べ始める。厳重にロックされ、カッタ―では切断できるものではなかった。しかも時限装置つきで、タイマーは後2分しかない状況。さてこの男を助けることが出来るのだろうか?


ロケ地は隣国ヨルダン

バグダッドのシーンは、首都アンマンの貧困地域周辺が中心だが、なかにはロケ現場が実際の戦地から数時間の場所もあり、「これほど戦地に近いところにいることが、演技と撮影のあらゆる面において特別な効果をもたらした」と監督は話している。  

また監督が目指したのは、まるでドキュメンタリーのような戦争映画。
地面の石ころたちが爆破によって、飛び跳ねたりするのも印象的な場面である。
脚本はマーク・ボールのイラク取材体験を元にしたオリジナル、手持ちカメラを駆使した撮影、現実の音にこだわったという音響効果まで、随所に見られる。 (日経トレンディネットより抜粋)

有名スターを使わず、あえて、観客が顔を知らないような無名の俳優を主役3人に抜てきしているのも、その1つ。「スターは映画の終わりまで死なないという約束事があるでしょう? それでは、誰にでも、いつでも死が訪れる可能性がある戦争を描くことができない」と監督。

そして何よりも本作が低予算で製作されていることも一つのポイントだろう。ハリウッドのメジャー・スタジオの資金を得ていない独立系作品のため、監督自ら各所に奔走してかき集めた製作費は約1100万ドルといわれている。ちなみに「アバター」は2~3億ドルだそうですから、この作品はその20分の1以下で作られたことになる。

レイフ・ファインズ、ガイ・ピアーズといった有名俳優が名を連ねているが、彼らはあくまでも本作の企画趣旨やビグロー監督の情熱に突き動かされて小さな役での友情出演を買って出たということで、いわばサポーターだそうです。

女性監督が作ったとは思えないくらいハードでリアルな作品でした。凄いバイタリティのある方ですね。


キャスリン・ビグロー監督

「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー監督が、死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描き出した緊迫の戦争アクション。テ●の脅威が続く混沌のイラク・バグダッドを舞台に、爆発処理チームのリーダーとして新たに赴任した破天荒な主人公ら3人の兵士が尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組むさまを、徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていく。主演は「28週後...」のジェレミー・レナー。共演に「ミリオンダラー・ベイビー」のアンソニー・マッキーと「ジャーヘッド」のブライアン・ジェラティ。

ラスト:ジェームズは、また新たなる365日間の任務を遂行するため、またしても死地に降り立つ。

メディア 映画
上映時間 131分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2010/03/06
ジャンル アクション/サスペンス/戦争
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://www.thehurtlocker-movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://hurtlocker.jp/

 

 

 

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ニューヨーク、アイラブユー(2008)NEW YORK, I LOVE YOU パート1

2010-03-10 | 映画:ミニシアター

 出会いは最高の“贈り物”
 ~NYの街角から生まれるさまざまな形の「愛」の物語。~

11話のラブストーリー11人の監督によるそれぞれの愛の形

オムニバス形式だと思ったらちょっと違いました。でもオムニバスらしいけれど。。。。。

「パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、都市をテーマに描くオムニバス映画の第2弾。なるほど今回はアメリカ、ニューヨーク編なんですね。

ところで本作は未完成のまま2008年の第33回トロント国際映画祭にて初上映されたそうです。女優のスカーレット・ヨハンソンも監督をしたが、全編カットされたということです。お気の毒なスカちゃん。
ナタリー・ポートマンは女優、監督という2つの形で参加しています。彼女の出演作は今一つだったのですが。。。。監督作品はなかなか秀作だったと思います。

さてまず11の中の6つのお話の紹介を簡単に紹介しますね。

LOVE1チャイナタウン (チアン・ウェン監督作)

スリの青年ベン(ヘイデン・クリステンセン)が中年紳士ギャリー(アンディ・ガルシア)の財布を盗み、その財布に入っていた写真の美女モリ―(レイチェル・ビルソン)と偶然会ったことでナンパするのだが・・・・・。この後は内緒です。私的には結構お気に入り作品です。


LOVE2 ダイヤモンド街 (ミーラー・ナーイル監督作)

ダイヤモンド取引所でインド人でジャイナ教徒のダイヤモンド商 マンスークバイ(イルファーン・カーン)と厳格なハシディズム派ユダヤ教徒の仲買人リフカ(ナタリー・ポートマン)のビジネスの掛け引きの中で次第にお互いに心惹かれていくお話。

V4ヴァンデタ―以来のスキンヘッドのナタリー。

LOVE3 アッパー・ウェスト・サイド (岩井俊二監督作)

若い作曲家ディヴィッド(オーランド・ブルーム)が映画の音楽に取り組んでいるところへ、顔も知らない監督のアシスタントのカミーュ(クリスティーナ・リッチ)から電話。奇妙な監督の指示が絡んで彼は挫折。そのことがきっかけでカミ―ュと出逢う事に。

LOVE4 ソーホー (イヴァン・アタル監督作)

レストランの前で男(イーサン・ホーク)は魅惑的な女ジャニス(マギー・Q)にタバコの火を貸す。そのことがきっかけで彼女を口説き始めるが。。。。。
何やらエ●い口説き文句を熱心にまくしたてたのはいいが、最後は彼女にギャフンと。。。。。イーサンの情けない顔に注目。

LOVE5 セントラル・パーク (ブレット・ラトナー監督作)
失恋した17歳の若者(アントン・イェルチン)は近所の薬剤師リッコリ(ジェームズ・カーン)に娘(オリヴィア・サールビー)を卒業プロムに一緒に行って欲しいと頼まれる。車椅子の彼女にびっくりしたが、会場へ。。。。。帰りにお礼だと言われ、夢のような一夜を過ごす事になる。


LOVE6 グリニッチ・ヴィレッジ (アレン・ヒューズ監督作)
数日前に一夜限りのつもりで愛を交わしたリディア(ドレア・ド・マッテオ)とガス(ブラッドレイ・クーパー)は再会するためにバーへと向かっている。彼女は地下鉄、彼はブロードウェイを歩きながら2人の交わした愛を思い出す。不安と期待の先には何が?



後5つのLOVE+イヴァン・アタル監督作続編が残っております。一度で完結出来ないようなのでパート2に繋げます。

それではお楽しみに

 

 


 

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第82回アカデミー賞の結果は何と?!

2010-03-09 | 映画全般

今晩は☆彡

注目の第82回アカデミー賞の発表・受賞式が終わりました。いつもは記事を書くことがなかったのですが。。。。。今回は何故か気になっていることもあり、ちょっと書くことにしました。
嬉しかったのは、やはりサンドラ・ブロックの初ノミネートで初受賞でしょうか。
今まで彼女はあまり受賞には縁のなかった女優さんだけに、ノミネートされた時点からゲットしてほしなあと密かに思っていたので、大変うれしいことです。

さてアカデミーの受賞一覧を見ると結構たくさんの賞があるんですね。今まで気に留めていなかったのですが。。。。。こんなにあるなんて改めて驚きました。またどのような作品が対象になるのもあまり知りませんでした。

対象となる作品の基準ってどんな風に決めているのか?というと以下の通りだそうです。(ウィキぺディアより抜粋)

対象となるのは2009年中にロサンゼルスで封切られ、1週間以上商業公開が行われた映画。5829人の会員が投票権を持つ。

そしてどういう手順で決めるのかというと・・・・・。

以下の時間は全てPST(太平洋標準時)だそうです。

 

  • 2009年 12月28日- 候補投票の用紙を発送
  • 2010 
    • 1月23日 - 候補投票の締め切り (午後5時)
    • 2月2日 - 候補を発表 (午前5時30分)
    • 2月10日 - 最終投票の用紙を発送
    • 月20日 - 科学技術賞の授賞式を開催
    • 月2日 - 最終投票の締め切り (午後5時)

         3月7日- 第82回アカデミー賞の授賞式を開催

主な受賞作品・受賞者は以下の通りです。

作品賞ハート・ロッカー 

監督賞キャサリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』) 

主演男優賞ジェフ・ブリッジス(『Crazy Heart』) 

主演女優賞サンドラ・ブロック(『しあわせの隠れ場所』)  

助演男優賞 クリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)

助演女優賞 モニーク(『プレシャス』)

脚本賞 ハート・ロッカー』(マーク・ボール

脚色賞 プレシャス』(ジェフリー・フレッチャー

撮影賞 アバター』(マウロ・フィオーレ

編集賞 ハート・ロッカー』(ボブ・ムラウスキークリス・イニス

美術賞 アバター

衣装デザイン賞 ヴィクトリア女王 世紀の愛

メイクアップ賞 スター・トレック

視覚効果賞 アバター  録音賞 ハート・ロッカー

音響効果賞 ハート・ロッカー  作曲賞 カールじいさんの空飛ぶ家』(マイケル・ジアッキノ

他に主題歌賞に"The Weary Kind"Crazy Heart

外国映画賞 アルゼンチンの「瞳の奥の秘密」
長編アニメ映画賞 「カールじいさんの空飛ぶ家」
長編ドキュメンタリー賞 ザ・コーヴ

イングロのヴァルツさん、個人的には嬉しいです。タラちゃん、残念です。


「ハートロッカー」前売りチケット購入しましたので、近日中に鑑賞します。楽しみです。キャメロン監督、元妻ビグローに敗れてしまいましたね。

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010)

2010-03-06 | 映画:シネコン


PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF

東宝シネマズ二条にて鑑賞。今回はポイントを使ったので、無料でした。
本作ですが、何でもアメリカでべストセラーとなったリック・リオーダンによる小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズの第1部『盗まれた雷撃』を原作としているそうです。それにしても原作本が、ブレイクするとすぐに映画化されるんですね。その上監督が「ハリ―・ポッター」シリーズのクリス・コロンバスと聞くとなおさらかも。そしてキャッチコピーが凄い。ファンタジーブームに新たな旋風を巻き起こす!です。まあここまで宣伝すると良いか悪いか別として、話の種にちょっと観ておこうかと。あまり期待大ではありませんが。。。。

主人公、パーシー・ジャクソンを演じるのは、「3時10分、決断のとき」でクリスチャン・ベイルの息子役でも注目されたあの少年、ローガン・ラーマンです。大御所俳優に混ざって、迫真の演技を見せてくれたローガン君が今回は主人公パーシーで登場。さてどんな感じなのかしら?

STORY

17歳のパーシー・ジャクソンは落ちこぼれの高校生。学校に溶け込めず悩むごく普通の少年だった。だがある日、彼の人生は一転する。何と女の先生が突然、クリ―チャ―に変身し、襲いかかって来たのだ。危機一髪のところブラナー先生(ピアース・ブロスナン)が救ってくれた。そのブラナー先生が驚くべき真実を告げる。ギリシャ神話に出てくる神々は今も存在していて、パーシーは神と人間の間に生まれた半神半人(デミゴッド)だというのだ。実は親友のグロ―バ―も半神半ヤギだったのだ。


ブルナー先生/ケイロン(ピアース・ブロスナン
5代目ジェームス・ボンドでお馴染。こんなお顔なので、初めは誰だかわからず。
右は親友グローバー(ブランドン・T・ジャクソン

パーシーはグローバーとともに、デミゴッドの訓練所に向かうのだが、途中母のサリー(キャサリン・キーナー)を奪われてしまう。
さらに訓練所では、全能の神ゼウス(ショーン・ビーン)が力の象徴である稲妻を盗まれて怒り狂っていること、その犯人がパーシーだと思われていることを知る。
稲妻を取り戻さなければならないと仲間とともに真実を究明する旅に出たパーシーの前に、神々やクリッチャ―たちが立ちはだかる。はたして彼の旅の運命は・・・・?


博物館では、清掃の職員がクリッチャ―に変身して彼らを襲う。


メデューサという魔物に遭遇。彼女を見たものは石となってしまう。目を閉じてパーシーたちは挑む。。。。iPhoneの裏面にメドゥーサを映して闘うというまさに今の時代にマッチしている。


iPhoneに気を取られているメデューサ、パーシーは背後から一発

 ユマ・サーマンメデューサ 役で登場。
メデューサは見たものを石に変える能力を持つ魔物。
頭髪は無数の毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼をそなえた容姿をもっている。

ペンが剣に変身するという秘密武器。

 

 
パーシーたち3人の行程は、冥界からの復路切符となる青い真珠を求めての北米大陸横断。


ここから逃げなければ。。。。。

質素な暮らしをしていた彼らが次第に文明の毒に侵されていく過程が視覚を楽しませてくれる。人々が享楽に溺れるラスヴェガスは退廃の象徴なのだ。
ロトス菓子で放蕩にふけるはめになる3人だが、父の声でパーシーは我に返る。

ハリウッドが地獄の入口になるところはちょっとびっくり。穴の向こうは神の住む場所らしい。

これが噂のゼウスの稲妻

 ハデススティーヴ・クーガン)はロッカー風だ。

 知恵と戦術の神、アテナの娘アナベス・チェイス
アレクサンドラ・ダダリオ

 グローバーはパーシーの親友で、ボディガード

現代とギリシャ時代が混ぜこぜ状態の本作。ミスマッチのような気もしてならない。ちょっとお話も含めてちょっと薄ぺらい感じもするのですが。。。。。皆さん如何でしょうか?もう少し重みのある方がいいよう気がしますね。

※そうそう冥界の女王ペルセポネ役であのロザリオ・ドーソンも登場しています。

ところで皆さん、何故最後まで観ないのかな?最後にちょっとおまけがあったのに。
冷蔵庫に入っていたものとは一体何だったのでしょうね。

解説(allcinemaより抜粋)

ギリシャ神話の世界を現代と融合させた奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。全米ベストセラーの人気シリーズノベルを壮大なスケールで映画化。神と人間のあいだに生まれた“デミゴッド”の少年が、神々の争いに巻き込まれ、仲間たちと過酷な冒険を繰り広げる姿を迫力の映像満載で描く。監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。主演は「3時10分、決断のとき」「ナンバー23」のローガン・ラーマン。

ギリシア神話が現代によみがえる!

メディア 映画
上映時間 121分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2010/02/26
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー

オフィシャル・サイト
http://microsites2.foxinternational.com/ww/percyjackson/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/percy/

 

 

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(500)日のサマー♪(500)Days of Summer

2010-03-04 | 映画:ミニシアター


運命の恋なんて、
あるに決まってる。

京都シネマにて鑑賞。ところでタイトルのカッコは何を意味するのかしら?いまだに謎です。調べているのですが、分かりません。
さてこの物語に登場する男性と女性のタイプは逆のようです。一般的に女性が運命的な恋を信じるというパターンが多いけれど。トムはその運命的な恋を期待する男の子でありました。

STORY

トムは落ち込んでいたサマーとの仲が上手くいかなくなってしまったのだ。悪友のポールとマッケンジーは「忘れてしまえ。女なんていくらでもいるさ」と言うが、そんな決まり文句はトムにとって慰めにはならなかった。サマーはトムにとって“運命の恋人”のはずだったから。どうしてこうなってしまったのか。トムの想いは、サマーと出会ってからの500日を行ったり来たりする。

建築家を志しながらもカード会社でライターの職に甘んじているトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット) は、運命の恋を夢見るロマンチスト。彼はある日、アシスタントとして入社してきたサマー(ズーイー・デシャネル) に一目惚れしてしまう。一方のサマーは真実の愛なんて信じない女の子だった・・・。


 出会いから4日目、トムが偶然サマーと同じエレベーターに乗り合わせたとき、彼が聴いていたザ・スミスの音楽について会話が弾み、以後二人の交流が始まる。


28日目、カラオケパーティの席で、トムとマッケンジーはサマーに重要な質問をした。「彼氏はいるの?」。サマーの答えはノ―だった。「恋人なんて欲しくない。誰かの所有物になるなんて理解でいないわ」と恋愛観を語るサマー。彼女は愛なんて信じていなかった。別れ際、「私のことが好き?だったら友達になって」と言う。

数日後、仕事中にサマーはトムにキスをした

34日目、トムとサマーは一緒にIKEAへ行き、展示されているソファに並んで腰をかけたり、ベッドに寝そべって見つめ合ったりして、新婚ごっこを楽しむ。
「真剣に付き合う気はないのがそれでもいい?」と訊ねるサマーに気楽な関係でと答えるトム。その後は2人で気軽にベッドインした。

サマーの腕に建物の設計図を描くトム。

公園で叫んだ言葉にちょいとびっくり!トムも恥ずかしくて言えないが、サマーに言われて仕方なく叫ぶことに。大きな声でとサマー。

デートを重ねる2人。トムのお気に入りの公園へサマーを連れて行き、建築家になる夢を語るのだった。
そして109日目、とうとうサマーが初めて自分の部屋に招きいれた!トムは、2人の間を隔てる壁が一気に低くなったと実感。


トムのダンスシーン、良かった♪恋する男の子のトキメキがビンビン伝わってきます。可愛いですよね。

259日目、バーでサマーにいい寄る男をトムは殴ったら、逆にやり返される。「ニ度とこんなことしないで!」と怒るサマー。自分たちの関係は何なのか?あくまで友達だが、2人の間には埋められない溝があるのは確かだ。

ある日、2人は映画「卒業」を観た。結婚式から花嫁キャサリン・ロスを略奪するダスティン・ホフマンの有名なラストシーンが映し出されていた。バスに乗って逃げる恋人たちの顔から笑顔が消えていくのを見て、サマーは泣いた。帰りたがるサマーをトムは無理やり誘ったカフェで、サマーは「私たちもう会わないほうがいいわ」と言った。
「この数カ月の私たちって、シド&ナンシ―状態よ」
「シドは包丁で7回も刺したんだぞ。僕はシドにはなれない」 「違うわ。シドは私よ」

しばらくして、サマーが会社を辞めたことをトムは知った。ポールやマッケンジ―の勧めに従い、サマーを忘れて新しいガールフレンドをつくろうとするトムだが。。。。
やっぱり無理。誰とデートしてもサマーと比べてしまう。どうしてもサマーが忘れられない。

408日目、同僚の結婚式に向かう列車の車内でトムはサマーと再会。久しぶりに交わす会話はなごやかだった。

サマーが「今度の金曜日にアパートの屋上でガーデンパーティを開くから、来ない?」と誘う。ヨリを戻すチャンスだとトムは信じたが、現実は厳しい。
408日目のパーティ当日、彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。


パーティでこんな風になることをトムは信じていたのに。。。。。

442日目、会社のプレゼン会議。トムの心は荒れていた。トムは立ちあがり言った。
「人々がカードを買うのは、自分の気持ちを口に出すのが怖いからだ。小細工するより本音を言うべきだ。カードも、映画もポップスも、ウソばかりだ!」

辞めます!!


今度こそ建築家の道を進もう。トムは就職活動を始める。
何故か彼の心はすがすがしく晴れていた。サマーとの恋に悩み続けた日々は、何だったのだろう。。。。。

お気に入りのベンチに座って、未来の自分を想うトム。そこにサマーが現れた。長かった“500日の夏”が終わろうとしていた。

リンゴ・スターのファン?

 

 
悪友ポール(マシュー・グレイ・ガブラー


悪友マッケンジ―(ジェフリー・エアンド

 トムの恋の相談役 レイチェル(クロエ・グレース・モレッツ

トムの上司ヴァンス(クラーク・グレッグ

トムの新しいガールフレンド・アリソン(レイチェル・ボストン

解説(allcinemaより抜粋)

運命の恋を信じるナイーヴな青年が、対照的な恋愛観の女性と辿る甘くてホロ苦い500日の愛の軌跡を綴った異色のロマンティック・コメディ。真実の愛など信じないちょっと風変わりな女の子と恋に落ちた主人公に訪れる様々な感情の変遷を、その心象風景を趣向を凝らした映像で表現しつつ、男目線からリアルに描き出していく。主演は「BRICK ブリック」のジョセフ・ゴードン=レヴィットと「ハプニング」のゾーイ・デシャネル監督はこれまで数々のミュージック・クリップを手掛け、本作で劇場長編監督デビューの新鋭マーク・ウェブ

男性目線で描かれているところがなかなか面白い。トムの切ない恋心、じわっと感じたり。。。。傷つきやすいナイ―ブなトムをジョセフ君は見事に演じていました。
それに比べてズ―イ演じるサマーはどこかエキセントリックで一風変わった女の子。
こういうラブストーリーも悪くないかも。。。。。でも振りまわされるトムは正直お気の毒でした。サマーの本当の心理はどうなのよ??


マーク・ウェブ監督


メディア 映画
上映時間 96分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2010/01/09
ジャンル ロマンス/コメディ/青春
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
http://www.foxsearchlight.com/500daysofsummer/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/

 

 

Comments (8)
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倫敦から来た男(2007)

2010-03-02 | 映画:ミニシアター

 The Man from Lonndon

ある晩、静かな港で起こった殺人事件。
偶然にも大金を手に入れた男と失った男。
二人の人生が交錯し、運命の歯車が狂ってゆく。

3月1日、京都みなみ会館にて鑑賞。何と3日間の限定公開です。実は物語を把握出来なくて正直困ってしまいました。そしてもうひとつ困ったのは睡魔に襲われたことです。写しかたも独特です。船の底から上に向けてかなり遅いスピードで映し出されて行きます。なかなか人物の登場がなくて。。。。一体どうなっているんだろうか?なんて考えてしまいます。

ようやく人物が現れます。人の動きをじっと見るのですが。。。。なかなかどういう話なのかを理解するのが困難です。セリフも少なくて困りました。
主人公が倫敦から来たのかしら?と思ったらそうではありませんでした。主人公のマロワン(ミロスラヴ・クロボット)の職業は鉄道員だそうです。パンフを購入して分かりました。彼は暗闇の中で仕事をしています。ガラスの檻ようなところにいるのですが、これは制御室だったんですね。毎晩この場所から、駅と港を見下ろしていました。


マロワンが見ていたのがこの風景。この風景は何度か映し出されます。

さてあらすじですが。今回はパンフより抜粋します。

STORY

海のそばで静かに生きる鉄道員のマロワン。毎晩、ガラスの檻のような制御室から、漆黒の港と駅を見下ろしていた。ある夜、彼は偶然にも倫敦から来た男・ブラウンが犯した殺人現場を目撃してしまう。そして殺された男が持っていたトランクを海から拾いあげると、大量の札束が入っていた。濡れたお札を一枚ずつストーブで乾かし、再びトランクに丁寧に戻す。マロワンはそのことを警察に届けたり、同僚に話したりしなかった。

マロワン役のミロスラヴ・クロボット
1951年チェコ共和国生まれ。チェコでは、有名な俳優さん。

朝になり、一日の仕事を終えたマロワンは、ホテルの馴染のカフェに立ち寄り、裏路地を通って帰路についた。食事を済ませ、妻と少し会話した後、午前中の光がまぶしい寝室のベッドにもぐり込む。

 妻は光を遮るために雨戸を閉める。


妻役にはあのティルダ・スウィントン

寝室の窓辺。夜になり、街灯の光でできた雨戸の影が深い傷のようにマロワンの横顔に刻みこまれている。窓を開けるとブラウンが部屋を見張っているのが見えた。

娘・アンリエット(ボーク・エリカ
家族3人で囲む食卓で、不安と苛立ちを隠せないマロワン。娘に肘をつくな!と怒鳴る。そのことで妻と激しく喧嘩状態。この喧嘩のバトルが凄まじいんですよね。
個人的なことですが、この娘さんが私の姪にそっくりなのでそれも驚きでした。
ひょっとして姪も外国人かしら・・・・?

喧嘩したマロワン。家を飛び出し仕事場へ・・・・。ブラウンはボートを漕ぎ、トランクを探している。ボートから降りると、制御室いるマロワンをじっと見つめていた。
マロワンは路線変更のスイッチを激しく切りかえる。この音が耳にこびりつく。心の乱れが映し出されているようだ。

ホテルのカフェ。奥のテ―ブルで見慣れない老紳士とブラウンが座っている。実はこの老紳士、倫敦から来た刑事だった。話を聞いていると、ミッチェルという人物の金が盗まれたということで、ブラウンに疑いがかけられているようだ。その話に慌てたブラウン、席を立ち勝手口から逃げ出してしまう。

右がブラウン(デルジ・ヤーノシュ
ハンガリー生まれ。本作は主要な役での60本目の映画出演。

食料品店。突然、仕事中のアンリエットを訪ねるマロワン。怒り狂う女主人を横目に、無理やり娘を連れて出て行く。そしてマロワンは娘を連れて高級衣料品店へ。ノッポとチビの店員がまくし立てるように毛皮の襟巻を薦める。マロワンは娘のために襟巻を現金で購入する。ひょっとしてあのトランクのお金なのか?う~ん怪しい。

 夜の港で老刑事と地元の警官による再現が行われていた。


老刑事役にはレーナールト・イシュトヴァーン
ハンガリーの映画・テレビで50年間にわたり活躍しているベテラン俳優。

そして刑事は制御室にいるマロワンを訪ねて来る。
「・・・・・ところで昨日の夜だが、変ったことはなかったかね?例えばあんなことだ」
刑事は窓ガラスの水滴ふき取り、窓の向こうを見せる。そこには漆黒の海から、昨晩殺された男の遺体が引き上げられている光景。

翌日は刑事がホテルのカフェに顔のこわばった中年の女を連れて来た。女は刑事に尋問を受けているように見える。実は彼女はブラウンの妻だった。
ブラウンを助けたいなら、協力して欲しいと告げる。その話に女は涙を流す。


その頃マロワンの家では帰宅した娘興奮気味に「小屋に誰かがいた」と話していた。それを聞いたマロワンは食料とワインを持って部屋を飛び出す。海沿いの道を超えた向こうに廃墟に近い汚い小屋があった。マロワンは鍵を開け「ブラウン?」と呼びかける。長い沈黙の後、マロワンは小屋から出て来た。再び鍵を閉めた。

ホテルのカフェ。「逮捕してくれ、あのイギリス人を殺した」。トランクを持って現れたマロワンは食事していた刑事に告げる。トランクの中には美しく並べられた札束が入っていた。

さてこの後、意外な結末を迎えます。ネタばれになるのでここまでに・・・・・。

時々睡魔に襲われるため、かなり大変でした。映像を観ながら何処までこのお話しをしっかり捉えられるか?がこの作品を観るポイントでしょうね。

モノクロの映像は何かノスタルジックで味があります。古い映画を思い出します。光や闇が凄く上手く表現されていて、その辺は面白いなあと思いました。ただ限りなく睡魔に襲われるのがやばいですね。


解説(allcinemaより抜粋)

「ヴェルクマイスター・ハーモニー」のハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督が、『メグレ警視』シリーズなどで知られるジョルジュ・シムノンの小説を基に、ふとした偶然から犯罪に絡む大金を手にしてしまった一人の男の運命をスリリングに描くサスペンス・ドラマ。平凡な人生を送っていた男が、ある日突然欲望と引き換えに平穏な日常を失い、心理的に追いつめられていくさまを、光と影が織りなす美しいモノクロ映像で重厚かつ緊張感いっぱいに描き出す。主演はミロスラヴ・クロボット、共演に「フィクサー」のティルダ・スウィントン

メディア 映画
上映時間 138分
製作国 ハンガリー/ドイツ/フランス
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月 2009/12/12
ジャンル サスペンス/犯罪/ドラマ

公式サイト (日本語)

 

 

 

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春の気配が。。。。♪3月の気になる映画、観たい映画

2010-03-01 | 映画全般

弥生3月。。。。また少し寒さが戻ったような?
しかし春は着実にやって来ています。!今月はかなり上映作品が多いですね。さていくつ観れるかな。

ドンドンやってきますぞ~~!

3月公開予定作品、気になる作品、観たい作品の紹介

シネコン公開予定作品から

3月6日公開

ハートロッカー 第82回アカデミー賞最多9部門ノミネート!

イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。レイフ・ファインズやガイ・ピアースらが脇を固める中、『28週後…』のジェレミー・レナーが任務に命を懸ける主人公を熱演。迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚がくさせられる。

バッドルーテナント

1992年の公開と同時に、過激なバイオレンスと宗教描写で話題騒然となった『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品。警部補へ昇進する一方、ドラッグとギャンブルにおぼれる刑事の運命を描く。監督は、『神に選ばれし無敵の男』のヴェルナー・ヘルツォーク。主人公の刑事を『ノウイング』のニコラス・ケイジが演じる。共演は『ザ・スピリット』のエヴァ・メンデス。

3月12日公開

噂のモーガン夫妻

ヒュー・グランド&サラ・ジェシカ・パーカー共演によるロマンチック・コメディ。殺人を目撃した離婚寸前のセレブ夫妻が、身分を隠して田舎町へ逃亡。カルチャーギャップの妙味と大人の恋愛模様が巧みに交錯する。

シャ―ロックホームズ

『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrと『スルース』のジュード・ロウが、名探偵シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソン博士を演じるミステリー大作。国を揺るがす謎の敵を前に、ホームズとワトソンの強力なタッグで壮絶な闘いを繰り広げる。共演は宿敵ブラックウッドに『ワールド・オブ・ライズ』のマーク・ストロングほか、レイチェル・マクアダムスら。『スナッチ』のガイ・リッチー監督作品

渇き

カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを獲得して注目された『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督が10年の構想を経て送り出す最新作。人妻との愛に溺れていく神父の背徳、というタブーを官能的かつユーモラスに描き、今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した問題作だ。10キロ減量して臨んだ実力派俳優ソン・ガンホ体当たりの熱演に注目。 ソ・ガンホのスリムな姿にびっくりです。

3月19日公開

NINE

『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。ゴージャスなステージで繰り広げられるエモーショナルな歌とダンスに注目。
ぺネロぺがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。

ダレン・シャン

幅広い年齢層に愛され、世界中に熱狂的なファンを持つダーク・ファンタジーを映画化。毒グモにかまれた親友を救うためにバンパイアと取引きした少年が、半バンパイアとなり、想像を絶する人生を歩み出す。監督は『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ。主演は新星クリス・マッソグリア。『シカゴ』のジョン・C・ライリーから渡辺謙まで、豪華実力派が脇を固めている。渡辺謙はズラを被っております。

3月20日公開

マイレージ、マイライフ

「JUNO/ジュノ」でアカデミー賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督が、ジョージ・クルーニーを主演に描くヒューマンドラマ。
。『サムサッカー』の原作者でもあるウォルター・キルンの同名小説を基にリストラ担当として全国を駆け巡る男の、一見身軽そうだが実はそうでもない人生を軽快なテンポで見せる。

3月27日公開

シェルター

すべての始まりは、ある患者の診察だった‥。精神分析医が、解離性同一性障害(多重人格)を患う男の過去を探る内に禁断の暗部へと足を踏み入れていく。人は、科学では解明できない真相に直面した時、果たして何にすがり、誰に祈りを捧げるのか─。主演には、アカデミー賞に4度のノミネート経験を誇るジュリアン・ムーア(「めぐりあう時間たち」「ブラインドネス」)が、精神分析医カーラを演じ、ジョナサン・リス・マイヤーズ(「M:i:III」「奇跡のシンフォニー」)が、解離性同一性障害患者デヴィッドという難役に挑む。

ミニシアター公開予定作品

3月1日から3日までの限定公開。これは鑑賞済みですので、まもなくアップします。

倫敦から来た男

3月4日から1週間限定公開

THE WAVE ウェイヴ 

ナチスの独裁政治を二度と繰り返さぬため、その洗脳を学習する高校の授業で行われた心理実験が、生徒たちを瞬く間に集団狂気へと走らせた…。アメリカで起きた実際の事件を元にした衝撃の物語。伝説の3部作が遂に甦る『大人は判ってくれない』を超える傑作世界が待ち望んだ奇跡の続編都市の姿を捉えた衝撃のドキュメンタリー恐るべき心理実験の真実。

3月6日公開

ニューヨークアイラブユー

『パリ、ジュテーム』の製作チームが贈るラブ・アンサンブルムービー。世界各国から集まった10人の監督がニューヨークを舞台に、独創的で、意外性のある“出会い”のストーリーを紡いでいく。ただし、今回は11人目の監督が10のストーリーを有機的に繋いでいるため、オムニバスというよりも群像劇に近い、よりライブ感のある仕上がりになっている。どちらが私好みかしら?

カラヴァッジョ天才画家の光と影

多くの芸術家に影響を与えたバロック絵画最大の巨匠、カラヴァッジョ。美術史に不滅の名を刻む画家は、なぜ、わずか38歳で命燃え尽きたのか…。聖と俗、罪と赦し、そして栄光と破滅がせめぎあう短い生涯を、鮮烈に描き出す。

フローズンリバー

家族のために必死に生きる2人の母親が、はからずも共犯関係に手を染めたー。新人監督とは思えぬほどの繊細かつ豊かなキャラクター描写で、サンダンス映画祭グランプリなど、世界各国で賞賛された壮絶なドラマ。

3月13日公開

ずっとあなたを愛してる

15年の刑期を終え、妹一家に身を寄せるジュリエット。なぜ彼女は愛する息子を手に掛けねばならなかったのか? 罪を犯した一人の女性の心の変化と、彼女を取り巻く人間模様を丁寧に描いた上質な人間ドラマ。

3月20日公開

フィリップ きみを愛してる

IQ169のスティーヴンは「人生に嘘をつかず、好きなことをして生きる」ため詐欺師になり、刑務所で心優しいフィリップに一目惚れ! 愛の大勝負に出る! 実話を基にした「脱獄ラブエンタテインメント」!ジム・キャリーとユアン・マクレガ―共演の話題作、ついに・・・・。

ブルーノ

オーストリアの人気ファッションレポーター「ブルーノ」がセレブになるためハリウッドに潜入、突撃取材を繰り返す! 大ヒット作『ボラット』も記憶に新しいサシャ・バロン・コーエンの、世界中が激怒した超問題作。

3月27日公開

シャネル&ストラヴィンスキー

昨年立て続けに映画化されたココ・シャネルの人生。本作は、ロシアを代表する作曲家、イゴール・ストラヴィンスキーとシャネルの知られざる恋に的を絞り、二人の中に眠っていた新たな創造力を開花させるまでを描く。ストラヴィンスキー役には「誰がため」のマッツ・ミケルセン。シャネルシリーズ第三弾。楽しみです。

すべては海になる

27歳の書店員・夏樹と17歳の高校生・光治。それぞれの場で生きづらさを感じる二人は書店で出会い、ある事件をきっかけに距離を縮めていく。でも、二人はあまりにも違いすぎた…。充実したキャスト陣にも注目。
おぉ~あの安藤サクラさんも出演していますよ!

ということで以上19作品、さてこんなに観れるでしょうか?

 

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