銅版画制作の日々

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ブルーノ(2009)

2010-03-30 | 映画:ミニシアター

 BRUNO

京都シネマにて鑑賞。下ネタ連発!シアターは大笑い!そんなにお客さんは多くなかったけど。。。。アベックが笑い転げていた!その笑い声が凄かったです。

タイトルのブルーノは、サシャ・バロン・コーエンのポラットと並ぶもうひとつの看板キャラクターだそうです。実は「ポラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」は未見ですが。。。。何かこの作品を観る限り、前作もかなりインパクトの強い作品だろうと想像はつきますね。
コメディとは言いますが、かなりヤバいです。ブルーノが話すたびに爆笑の渦ですが。何かねここまでやったり、言ったりちゃっていいの?と思うのですが。

STORY

オーストリアで人気ファッション・レポーターとして活躍するブルーノ(サシャ・バロン・コーエン)は、ある日、ファッション・コレクションで無茶な取材を試みショ―を台無しにし、ファッション業界から締め出しを喰らってしまう。

←問題の事件
プラダのショーの舞台裏を、全身マジック・テープでできた新作スーツで取材したため、服が張り付き、大パニックに!

ということで、ならばとブルーノが目指したのは何とアメリカ、ハリウッド。「ここでセレブになって見返してやるわ!」と一念発起。ブルーノのアシスタントや周りの人間は呆れて彼の元を去って行く。とうとうひとりぼっちと思いきや、アシスタントNO2である冴えないおっさん、ルッツだけがついて来た。


彼が思う「セレブになれる方法」をを次々と実践していく。

「有名人とスキャンダル」

ブルーノは、セレブにインタビューする番組の自ら作って売り込む。そしてなんと、ハリソン・フォードにインタビュー。 レストランから出てきたハリソン・フォードにマイクを向けた途端、一言「失せろ!」と言われて終わり。ガ~ン!!

次は、「有名人とのS●Xテープを作れば有名になれる!」と大きな勘違いしたブルーノは、ロン・ポール(元アメリカ大統領立候補者)に対し、インタビューのふりをしてS●Xしようとしますが。キレたロン・ポールおじいちゃんが一言「変●野郎!」チャンチャン。

「中東で和平を成功させる」

それでも懲りずに。今度は今度は「セレブはみんなチャリティー活動をしてるから、あたしもやればいいのね! そしたら有名になれるわ! 一発で有名になるチャリティ活動は、他の人がやってないヤツ…そうね、パレスチナ問題ね!」と。。。。。

イスラエルの人とパレスチナの人を前に「ハモスって、何が問題なの? おいしいのに!」と言い、両方から「それは食べ物です、問題になっているのはハ●スです」と突っ込まれる。そして「平和のための歌を作ってきたの!」と妙な歌を振り付きで歌うのです。その歌を聴かされるイスラエルの人とパレスチナの人は苦い表情。

さらにブルーノは、ア●カイダのテ●リストグループリーダーのところへ行き「あんたたちのリーダーのビン・●ディンって、ホー●レスのサンタみたいね!」と言い放ち、追い出されます。わあぁ~ヤバい発言

「流行の養子をもらう」


ブルーノは「やっぱりセレブは養子をもらうべきよね! マドンナとかも持ってるし!」とまたしても大きな勘違いをしつつ、中東から帰る途中で黒人の子供をipodと交換して手に入れます。ipodと子供の価値が同じとは何と酷い話。シングルパパとしてテレビ番組に出演したら、ipodと子供の価値が一緒だというブルーノの発言に母親たちは大憤慨でした!

そうそうそれから、こういう場面もありました。赤ちゃんタレントの親にインタビューするのですが。「死んだ動物と一緒に撮るのは平気?」「お子さんの体重は今13ポンドね、来週までに10ポンド脂肪吸引して落とせる?」「ヒットラーの格好をさせるのは平気?」などと、普通の親だったら絶対にそんなこと子供にさせないだろうっていう質問をするのだけれども、親は子供を有名にしたい一心なので、親はみんな「できます!」って答えます。う~んステージママの心意気は半端じゃあないわ。ブルーノもびっくりってところかしら?

●イをやめるためにカウンセリングを受け、空手を習ってみたり軍隊に入隊してみたり●ワッ●ングパーティーに参加してみたり、最大限の努力をした(つもり)のブルーノは8ヶ月後「ストレート・デイヴ」と名を変えマッチョな格好をして、ケージファイトイベントを開きます。
パーティでは裸体の女性から迫られ、拒否したら、鞭でバンバンやられるブルーノの姿に思わず笑ちゃいました。

さて「ストレート・デイヴ」と名を変えたブルーノ、「ここに●モ野郎がいるならぶっとばしてやる! 出てこい!」と叫ぶブルーノ。そこへ現れたのは、ルッツでした。ルッツと殴り合いをするブルーノに、観客も大盛り上がりです。しかし、殴り合ううち、ふたりは別の意味で盛り上がってしまいました。マッチョな観客の前で●ィープ●スをし絡み合うふたり。観客はカンカンで大ブーイングです。ケージの中にゴミを投げ入れたりパイプ椅子を投げ入れたり。。。。

何とブルーノはルッツと結婚します。O.J(ブルーノの子供).もMacBook Proと引き替えに取り戻し、幸せに暮らすのでした。

いよいよラスト、「Dove of Peace」という曲をブルーノが歌います。ゲストがすごいです。ボノ、スティング、エルトン・ジョン、クリス・マーティン、スヌープ・ドッグ、スラッシュ! 凄い顔ぶれに驚き!!

解説(allcinemaさんより抜粋)

「ボラット」でアメリカ中を混乱と困惑に陥れたサシャ・バロン・コーエンとラリー・チャールズ監督のコンビが、再び命知らずの体当たり取材を敢行する社会派ドキュメンタリー・コメディ。今回は、ボラットと並ぶサシャ・バロン・コーエンのもう一つの看板キャラクターである“オーストリア人で●イのファッションレポーター”ブルーノが登場。アメリカのみならず中東にまで足を伸ばし、行く先々で命がけの大騒動を仕掛けては過激な笑いを展開すると共に、巻き込まれた人々の普段は決して表に出ることのない裡に秘めた●別や偏●の感情をあぶり出していく。

メディア 映画
上映時間 80分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2010/03/20
ジャンル コメディ/ドキュメンタリー
映倫 R15+

素顔のサシャ・バロン・コーエン
何とアイラ・フィッシャーと先日フランスで挙式したそうです。すでに女の子が誕生しているそうですが。。。。

オフィシャル・サイト
http://bruno-movie.jp/

※それにしても凄い作品でした。。。。。

 

Comments (2)
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