ベッドリッジ駅、午後5時。
駅にはいつも君が待っていた。
ハチ~~!と呼ぶリチャード・ギアの声が耳に残ります。
8月20日、MOVX京都にて鑑賞。毎月20日はMOVXディーということで、1000円で鑑賞できるので、仕事の帰りに行きました。
日本人に愛された感動の実話“ハチ公物語”がアメリカでリメイク。主演のリチャード・ギアは製作にも関わっています。
ということで、物語の舞台は東京からアメリカ東海岸の架空の街へ・・・・。
私生活でも愛犬家のような気がするリチャード・ギア。
STORY(日経トレンディネットさんから抜粋)
舞台はアメリカ東海岸。出張先から夜遅くに帰ってきたパーカー・ウィルソン大学教授は、駅のホームで一匹の迷い犬と出会う。駅員のカールに預けようとするものの、体よく断られた彼は、仕方なく子犬を自宅へと連れて帰ることに。
だが、案の定、妻のケイトは犬を飼うことに大反対で、パーカーは翌日からチラシを貼るなどの飼い主探しをスタートさせる。その一方で、手がかりを探そうと、教授仲間の日系アメリカ人に相談した彼は、子犬が秋田犬で、首輪には木製のタグで「八」と書かれていることを教えてもらう。
子犬役にはフォレスという秋田犬。パーカーの親友 ケンにはケリー・ヒロユキ・タガワ
そう言えばちょっと気になったシーンがひとつ。パーカーの親友ケンがハチに声をかけるのですが、日本語なんですよね。このシーンがちょっと違和感感じちゃいました。日本から来たハチに日本語で声をかけたのだと思うのですが・・・・。しっくりこなかったなあ。
以来、子犬を「ハチ」と呼び、すっかり夢中になっていくパーカーを目にし、娘のアンディまでもが子犬を飼うことを容認。ついにはケイトも、ハチを飼うことを認めるのだった。
物語は、そんなハチとパーカーのふれあいを中心に進んでいく。無邪気に戯れる両者。いつしかハチは、駅までパーカーの送り迎えをするようになる。
このハチ役にはレイラ。もちろん秋田犬。
演技力のあるわんちゃんなので驚き!!
パーカーの妻 ケイト役にはジョアン・アレン
それは幸福な関係であったが、長くは続かなかった。ある日、パーカーが突如としてこの世を去ってしまうからだ。そのことを知らないハチは、この日、夜遅くまでパーカーの帰りを待っていた。
言葉はないけれど、この表情や何気ない仕草がいいですね。
待ち続けるハチの姿が何とも言えず
老年のハチは、チーコという秋田犬が演じた。
主人が死んだ後もなお、毎日毎日、同じ時間に現れ、帰りを待ち続けるハチ──。
飼い主パーカーと暮らした時間は待ち続ける時間より遥かに少なかったのだけれど、ハチにとっては凝縮された中でパーカーへの深い愛情があったのでしょうね。
それにしても10年近くも毎日駅で待ち続けたなんて、驚きです。それほどまで飼い主の事を思う気持ちは本当に凄いなあと思います。だいたいのお話は知っていたつもりだけれど、何かグ~ッとくるものを感じるのは何なのでしょうか。
オリジナルハチ公物語について
ハチ公は1923(大正12)年生まれの秋田犬で、翌1924年に、渋谷区松濤に住んでいた帝国大学教授の上野英三郎博士に送られる。やがてハチ公は、この映画同様、渋谷で乗り降りする博士の送り迎えをするようになる。
ところがハチ公が博士に飼われるようになって1年5カ月を経たある日、博士は教授会の席上、突然倒れて急逝してしまうのだ。しかし、この不幸を知るよしもないハチ公は、その日、夜遅くまで博士の帰りを待ち続ける。そして、翌日以降も主人の帰る時間になると駅に姿を現すようになるのだ。それはハチ公が亡くなる1935年まで続いたという。
長年日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”を、本作の製作にも名を連ねるリチャード・ギア主演で映画化。監督は、リチャード・ギアとは2006年の「The Hoax」でも一緒に仕事をしている「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「サイダーハウス・ルール」の名匠ラッセ・ハルストレム。
メディア | 映画 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(松竹) |
初公開年月 | 2009/08/08 |
ジャンル | ドラマ |
http://www.hachi-movie.jp/
追記:字幕はリチャード・ギアと親交のある戸田奈津子さんでした。
アメリカでは12月公開だそうです。またこの作品はフジテレビ開局50周年記念作品でもあります。