Menkarm World

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カラシンの新鮮な魚

2012年12月03日 06時00分00秒 | タイの美味しい食材
スダー橋へ行く途中に湖で取れた魚を売る露店が並んでおり、妻が「停まって~!」と言うが、田舎の対面通行の道路も制限速度は80キロ。急に言われても停まれない。橋からウドンタニへの道をワンサモー経由にし、帰りに同じ場所を通るので立ち寄った。場所はこちらをクリック。写真の大きな魚は鯰の仲間らしく価格はサイズによって300バーツ前後。私は興味が有ったが、結局妻は買わなかった。

もう一つ面白そうだったのが、こちらの干した小魚。生魚をそのまま干しているそうだ。イサーン(タイ東北部)では炒ってナムプリック(唐辛子が入ったペースト)にするそうだが、私は煮干しの代わりにならないかと思って買った。100g20バーツだった。炒って食べると魚臭さと油っぽさを感じた。強めに炒ると出汁を取ったり出来ないかと期待しているが、未だ試してない。

こちらは妻がパラー(魚の発行調味料)を作ると買った魚。1キロ40バーツだった。イサーンではプラーカオ(白い魚)と呼んでいる。「自宅へ帰着するのが19時。それから夕食を作って、パラーの仕込みなんて止めておけ」と私が言うのだが、「普段は新鮮な魚をまとまって入手出来ないので、今日が美味しいパラーを仕込むチャンス」と妻は言う事を聞かない。パラーはどこでも売っているが、醗酵とは程遠い臭いなのが大部分。腐敗臭ならまだ普通。酷いのは大腸菌が繁殖して○んこ臭いのまである。魚の塩辛のような匂いの本当に美味しいパラーはすぐ売れるので入手は困難。欲しければ自分で作るしかないのだ。この日は帰ってから腹を抜いて塩漬け。数日後に新鮮な糠を仕入れて壷へ漬け込んだ。
イサーン料理に欠かせない調味料がパラー。美味しいパラー無しに美味しいイサーン料理は出来ないのだ。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イサーン料理 (ハシビロコウ)
2012-12-03 11:20:03
バラーを使った地場の本当のイサーン料理は食べた事が無いですが、魚醤、塩辛系の食べ物は日本海側に多いので、慣れれば美味しい気がします。
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私、‘パラー’で作った‘ナムプリック’や‘調味料’。大好きです。 (NAO)
2012-12-03 11:43:19
メンカームさん、こんにちわ。
私、‘パラー’で作る‘ナムプリック’やソムタムに入れる汁の‘調味料’が、大好きです。
昔から、‘塩辛’や‘くさやの干物’が好きだったので、
タイに来て、‘ナムプリックパラー’や‘ソムタムパラー’には、全然、抵抗がありません。
発酵した塩辛いパラーは、そのままでも食べられます。
返信する
パラ―は臭い? (muga)
2012-12-03 12:24:36
パラ―は美味しいモノ、不味いモノと色々なんですね?

ソムタム、プー、パラ― ってありますが、ホントに臭いものもあって、全部毛嫌いしてました。
なるほど、旨いパラ―って手に入りにくいモノだったんだ。
超納得しました。

ところでイサーンの方は大腸菌入りのパラ―を食べてダイジョウビなんですか?
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コメントありがとうございます (メンカーム)
2012-12-03 16:53:53
ハシビロコウさん
イサーン料理は食材のタブーも少なく
奥が深いと思います。
但し最近は旨味調味料を多用し濃い味ですから
そのままイサーンで食べれば日本人には厳しいでしょう。
義父が料理が得意で、遊びに行くと美味しい物を作って待っていたのですが、
亡くなってしまいました。

NAOさん
NAOさんは魚の醗酵食品が得意なのですね。
私もパラーの魚を焼いて食べたりします。
これがあれば御飯も酒もいくらでも(笑)

mugaさん
パラーと豚骨ラーメンは似ていると思います。
他の人には獣臭くて鼻が曲がるようなラーメンでも
それを食べて育った人には美味しく感じる。
製法により味や匂い(臭い?)はいろいろです。
蛆が湧いたのが美味しいと言う人まで居るそうです。
人間の味覚や嗜好は面白いです。
大腸菌入りの○んこ臭いパラーですが
加熱してから使うようです。

返信する
語  源 (ぺんぺん草)
2012-12-03 19:57:01
2番目の写真の小魚はチャイヤプームに住む知人が自分で川で獲り、加工したものを時々いただきますが「掻き揚げ」にして生姜醤油で食べたり味噌汁にネギと共に入れて食べています ・・・ ★ 製造元が分かっているから食べているのです!(笑)

我が家の池には体長が40cm程に育った鯰がたくさんいます。
プラニンなら食べますが鯰は見るのも苦手ですが、他所のお宅を訪問した際に出されたならば「清水の舞台」法則を自己発動させ社交を保ちます。(爆)
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”↑” タイトルを間違えました (ぺんぺん草)
2012-12-03 20:05:35
最初は”パラーが『く○味噌一緒』の語源かな”と馬鹿話を書き込むつもりでいましたが手違いで消去してしまいました。(恥)
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ところ変われば (muga)
2012-12-03 20:12:42
すみません、ぼく、ウドンにはうるさいのですが、ラーメンにもうるさかったです。
北九州の豚骨ラーメン大嫌いでした。
豚小屋の匂いがするんですよね。考えただけでもクサッ!!
博多で食べて、はじめて旨さを知りました。匂いを消す工夫が違ってるようです。
パラ―もそんな感じで、50㎞も離れると別物なのかもしれませんね。
ということは?チェンマイで食べるパラ―って、仙台で食べる豚骨ラーメンのようなもの??
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2012-12-03 21:12:43
ぺんぺん草さん
掻き揚げは美味しそうですね。
妻へ話したら作ってみようと言ってます。

市場で売っている鯰を食べると
私と娘は体が痒くなってしまいます。
餌が原因だろうと思います。

mugaさん
ウドンが好きと書かれたので
ラーメンもかと話題を振って見ましたらヤハリ。
私は臭い豚骨ラーメンを食べると
濡れた野良犬を触った後の手の臭いを思い出します。
あの臭いは肉が分解した(古くなった)時の臭いで
古いスープに新しいスープを注ぎ足す呼び戻しと言う手法も関係しますし、
材料の鮮度も関係あります。
新鮮な材料だけで作った新しいスープは臭いません。
だからタイの豚骨ラーメンの多くは臭いませんね。
パラーも材料の違い、地域差や作り手の個人差でラーメン以上に多様です。
私が食べられるのは、その極一部分だけです。
加熱している時のあの臭いを嗅ぐと、更に幅が狭まります。
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