空白の３０年として自民党との関係ばかりを取り上げているが、自民党政権は消費者契約法等を改正し、霊感商法はかなり少なくなっている。
メディアは指摘しないが、私が気になるのは民主党との関係。
献金問題をめぐって1997年の最高裁判決が教団の使用者責任を認めたことを踏まえ、文化庁は教団の任意の協力を得て、98年1月～09年4月に少なくとも計9回聴取を行い、「適正な管理運営や個別事案への誠実な対応」を「明示的に、強く求めてきた」が、それまでほぼ年１回行われていた聴取が止まったのは2009年9月に民主党鳩山政権が始まってから。
２００９年に新世事件の裁判で特定商取引法違反の被告と統一教会の関係が認定されたが、宗教法人法に基づく措置をせずに放置したのは民主党鳩山政権。
民主党政権下の２０１０年を最後に統一教会関連の摘発が止まり、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士は政治家の関与を指摘されているが、２０１２年末まで民主党政権。
ネットを検索すると、選挙違反で逮捕された民主党候補者の運動員が統一教会の信者だったり、
同じ選挙区で自民党候補者と民主党候補者の両方を応援したと元信者が証言したりで、
民主党と統一教会が密接な関係だったのが判る。
鳩山由紀夫氏は、教団本体のイベントへも出席したらしいし、問題視されている名称変更についても名称変更式典へ祝電を贈ったと言われる。
統一教会と関係のあった民主党鳩山政権からの圧力で警察の捜査や文化庁の指導を止めたのではないのか？
有田芳生氏は２０１０年７月から民主党の参議だったので、民主党と教団の密接な関係を御存知ではないのか？有田氏の選挙運動は信者が手伝ってないのか？
統一教会と関係があったと言われる自民党議員についても、「死人に口無し」なのが好都合なのか、「岸信介・安倍晋太郎・安倍晋三の３代に渡って」と取り上げられるが、
『歌手や有名スポーツ選手らの参加で話題になった９２年の集団結婚には中曽根康弘元首相がソウルの式典に祝辞を贈りました。実は２年前の総選挙で中曽根氏はリクルート疑惑の関連で自民党籍離脱というピンチに陥っており、協会は数十人の信者を無償で運動員として派遣していました。』と赤旗で報じられ、
中曽根弘文、康隆氏も関係を指摘され、康隆氏は２つの教会へ出向いて選挙支援を求めている。
康隆氏の伯父は、統一教会からの名称変更を受理されなかった前川喜平元文部科学事務次官だが、あれだけ教団の危険性をご存知なのに、甥っ子へ助言されなかったのだろうか？
私の世代は１９９２年頃にマスコミを賑わせた統一教会について知っているが、あれから３０年の間にマスコミで取り上げられる事も少なくなり、２０１０年を最後に刑事摘発もされなくなった。
有田芳生氏は、２０１０年から今年までの１２年間に霊感商法対策を議員の立場から何かされたのだろうか？
被害者家族や支援される弁護士などの一部を除いて、恐らく問題視する人は居なかったのではないだろうか？
それが安倍さん暗殺犯の動機が報道されると、突然に反社扱い。
違法行為が批難されるのは当然だが、信者は違法行為を前提に信仰しているのではなく、大部分は無実な人達。
これを信仰を理由に関係を断てと追及されて、断つと答えた岸田首相。（大丈夫？）
何が良くて何が悪いのか、もう少し精査すべきだっただろう。
統一教会に限らず反社会的な団体が活動出来ない仕組みを作るべきで、政治家と統一教会の関係を切っただけでは被害は無くならない。
私が望む対策の１つ目は宗教法人法の改正。現状は宗教法人が刑事・民事訴訟で組織的な関与や使用者責任を認定されても、所轄する文化庁が問題視しなければ措置されないままに放置されてきたが、これを１回目の認定で警告とし、１０年以内の２回目で宗教法人格廃止の提訴を文化庁に義務付ける。廃止させても任意団体としての活動を認めれば、信教の自由は阻害しない。これで問題ある教団が政府のお墨付きの宗教法人という不思議な状態が解消される。
もう一つは団体の指示（動員）による選挙活動の禁止。本来選挙運動は支持者のボランティアで行われるものであり、団体の命令により支持者でもない構成員が選挙活動をする異常な方法は、禁止すべきだ。
献金については、信教の自由や財産処分権もあるので難しいが、生活困窮等の理由を絞って献金を知った日から一定期間は家族からの返金請求を認めても良いのでは？
年間一定額を超えると届け出るのも合わせてやると良いだろう。
具体的な対策無しに統一教会問題を終わりにすれば、与党も野党も同じ穴の狢だろう。
問題点を抑えてしっかりした対策をすべきだ。
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m(_ _)m
世の中には良くない事も沢山起きるけれど、善悪・正邪を、截然と分ける事は出来ない、と言うより、時や所で、そんなモノは簡単に変化する。
社会防衛・個人を守るためには、現代は民主主義なのだから、法や議会において正式に決めれば良いだけなのに、野党や反日的な連中は、自己の怠慢には不感症で足を引っ張りたいだけだし、与党は、事なかれ主義で逃げようとする～まあ、国民が選んだのだから、仕方が無いのかも知れないが、忸怩たるものが有る。
でもまあ、このお下品なお爺さんは、長年のゴカツヤクが認められて、国会議員でも無くなって居るのに、自分が見たいように見か見る事が出来ないし、そう言う結果じゃ無いと悪いのは他人～バ〇に付ける薬無し～～♪
日本は本当にこれで良いのでしょうか？