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今頃になって何を言う!

2019年01月07日 01時00分00秒 | タイで子育て
先週の金曜から娘の新しい数学塾が始まった。次の日曜がソポト(ナナチャート)試験なので、教材はその過去問題。バンコクから呼んでいる講師は、妻へ言わせると一人で十人分喋っている様に賑やかなガトゥーイ(オカマ)だそうで、父兄と話している途中に突然話題と関係なく「ニキビが治ったの」と言って翔んでる感じもしたが、教え方はスマートで大変解り易いそうで、子供達からも大好評。
私が娘へ数学を教えるのに解けない設問がいくつもあり、そろそろ限界を感じていたので、良い先生が見つかってホッとした。

子供達の満足度も高く、塾の運営も上手く行きそうだと主催されている御父兄から言われて喜んでいたのだが、少人数に限定した開講で隠密に進めていたのに、発達障害気味な塾生の一人が学校内で自慢気に「俺は呼ばれた」と言いふらし、参加者の名前も全部暴露したらしい。

子供がUP校1組へ通うママ友の一人が早速妻へ電話を入れて来て、「何で私を誘わない?」「貴方は私を手伝わない!」と大変な剣幕だったそうだ。うちが主催ではなく、UP校トップグループの御父兄の主催であり、娘は末席に加えて貰っただけ(要するに受講料の割り勘要員w)だと言うが怒りは止まず、ヒートアップするばかり。

小6の時から、中3までの数学を早く済ますべきと話しているし、教科書レベルの勉強をやっても受験に関係無い話もしている。塾をコロコロ替えてどのコースへも付いて行けなくなって助けを求められたので、最後の手段でビデオの塾を薦めたが、ビデオじゃ駄目だとそれにも行かない。求められるので妻はいろいろ紹介するが、出来ない理由を並べるだけで行動しない。もうどうしようもなくなったので、取り敢えず中3まで済ませないと何も出来ないからと、1冊で中1から中3まで学べる参考書を紹介したが、それもお父さんと一緒にやって中2まで済んだからと数ヶ月で放置。そして中2まで済んだ筈なのに、学校の定期テストでは毎回不合格w。自宅へ机はなく、ベッドへお父さんと寝転がっての勉強らしい。(そんな子が1組って不思議だけど、もしかしてからくり?)

怒りが収まるのを待ったが、話は堂々巡りでグルグルと回って台風のように成長w。
とうとう「だから早く中3までの数学を済ませなさいって言ったじゃない。それも済まさないで、その上のレベルの塾へ行きたいって言うけど、行ってどうするの?高校レベルだから全然理解らないわよ!今頃になって何を言うの?」と言い返したそうだ。

妻は逆切れを恐れていたが、意外にもシュンとしてしまったママ友。本当は分かっていたけど、声が掛からなかった怒りのやり場に困っての八つ当たりだったのだろう。

「だったら塾のプリントを毎回ちょうだい」と言われたそうだが、主催の御父兄から問題視されて娘が追い出されては困るのでお断り。
「それなら前から行ってる高校生向けの数学塾を紹介して」と言われたので、それは了承したが「中3までの数学が済む」のが紹介の条件。その塾の高1コースはUP校の理数ギフの4年生(高1)が大部分を占めており、R女子校のギフテッド1組の生徒では先生から「出来ないからもう帰れ!」と追い出されたくらい。娘も入塾してしばらくは自宅で塾の予習復習をやって通っていた。ママ友へ「厳しいよ」とは言ったそうだが、その厳しさをどこまで理解されたか?w
塾の高1コースは夏休みに入ってすぐの3月開講だが、あと2ヶ月では恐らく間に合わない筈。もし入っても1月持たないかも?


ブログへ何度も書いたが、入試で困らない為には早い時期からの準備が必要で、学校より3年先行と言われている。娘は数学だと小6で中3まで終えたが、校外の試験でUP校のトップグループとは毎回数割の得点差であり、悔しい思いをしている。
息子は親である私がそういう事情に疎いまま勉強させたので、数学だと高3の全国統一試験(O-NET)は教科書レベルなので偏差値は70以上あっても、大学入学共通試験であるPATや9サーマンでは50台と低迷。どのくらい酷いか恥を忍んで書くと、PAT1(数学)試験は300点満点だが、偏差値50台だと50点台。ほとんど解けてないのだ。高2の終わりに高3までの勉強を塾で済ませ、1年間受験対策をやったつもりだが、受験レベルに到達できなかったのだろう。
息子は小さい頃から私が勉強に干渉するのを嫌がっており、小5の終わりから塾へ任せて成績が伸びたので、ずっと息子任せの塾任せにしていたのだが、悲しいかなその結果がこれだ。
このレベルの低さの原因は何かと探り、試しに娘がやっている中学生向けの数学のソポト(ナナチャート)試験の問題を解かせると、さっぱり駄目。
タイの学校で教える数学は計算が主体であり、∑の計算は出来ても階差数列の一般式も作れないって感じ。学校任せにせず、早い時期から思考力が必要な問題にも取り組んで慣れておく必要があったのだろう。

我が家も「今頃になって何を言う!」状態であり、今更後悔しても小学生からの積み重ねが足りないのを簡単には取り戻せない。
「後悔先に立たず」と言うが、今頃になって何を言っても始まらないのだ。

↘のリンクは、1年前にウドンタニの小6のトップグループの児童や御父兄を観察して感じた事を書き連ねている。
結局子供が勉強するかは環境であり、その環境は親が準備してやらなければならないって話だ。

子供が勉強をするには
新年のご挨拶に続いての記事は、子育てがテーマ。最近ウドンタニの小学6年生で上位のお子さん達と娘が友達になり、ご父兄とも妻がお喋りするようになったので、いろいろな情報が耳に入り始めた......


息子の大学受験の最初の共通テストまで1月ちょい。弱い数学は前回の受験で塾任せだったが、その塾だとO-NET(全国統一学力測定)レベルを超えられなくて、受験では撃沈。10月に大学から戻った時にレベルが足りないのに私が気が付き、受験勉強に使う問題集を入れ替えてレベルの引き上げ開始。昨年末からやっと入試レベルの問題集を始めた間抜けぶり。毎日が『全速前進、進めーーー!』って感じだ。

娘は高校入試まで約1年半。数学は新しい塾で入試まで突き進むつもりだが、問題は英語と理科。
英語は「文法を中心に学び、2年で英作文が出来る」と言われて始めたが、大学入試レベルの塾へ小学生を入れたからか、文法の講座が2年4ヶ月掛かってやっと終わりそう。今から会話や作文の講座が始まるが、1年でどこまで行けるか?止めて別の塾の話も出ているが、情報が足りない。
理科はビデオの塾で物化生の3科目をやっているが、解説がメインなので、問題を解くのがメインの塾が欲しいところ。リアルに先生が教えて人気の塾はウドンへ2つあるが、2年生からの編入でハイレベルなクラスへ入るのは難しいだろう、息子が中3のO-NETで偏差値90以上を取った時に通っていた昔の定番の塾へするか?自宅から受講可能なバンコクのビデオの塾もあるので、それにするか???

息子は手遅れでも、娘はなんとか「今頃になって何を言う」状態からの脱却を目指したいが、漂う手遅れ感をどう取り除くか?
どこかで検討と言う名の先送りを止めて、決断しなければならないのだろう。

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