Menkarm World

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息子が気絶した理由

2017年09月19日 00時43分20秒 | タイで健康生活
毎日夕方は娘を学校へ迎えに行くだけで、息子は学校からソンテオで塾へ行くのだが、先週の木曜は早く行き過ぎたのでトンシームアン広場沿いの道の日陰へ路駐して時間調整しようと思い、いつもの道とは違って息子の学校の前を通り掛かると、私の車を見つけて歩道から手を振って呼ぶ息子の姿に気が付いた。
三叉路を右折するつもりで一番右の車線を走っていたが、息子がいる歩道に車を近付けると、交差点内を歩いて息子に話しかける男性の姿。助手席の妻が「息子が怪我をしている」「人が集まっているから喧嘩かも?」と言うが、息子が居る場所は三叉路を常時直進可の車線で駐車できず、今は喧嘩しているように見えなかったので少し通り過ぎてから駐車。「喧嘩なら俺が・・」と言った時には既に妻が飛び出して行っていた。

息子と車へ歩いて来たので様子を尋ねると、終業時間前に学校を抜け出して塾へ行こうとし、警備員が出入りを管理している正門以外は施錠されているので高さ2mの塀を乗り越えようとして落ちたそうだ。右手の指の皮がベロっと剥けて、頭の右上にタンコブがあり、顔の右頬に擦った痕。シャツの右肩から右脇に泥が付いていた。様子を見ていた女性が駆け寄ってきて「息子さんは転倒した後に気絶して痙攣を起こされましたから、頭の診察を必ず受けてください」と言われた。医療関係者なのだろうか?有難いことだ。既に車まで歩いて来ているし、意識もしっかりし、頭痛も目眩も吐き気も無いと言うので、助手席に休ませて国立ウドン病院へ。バンコクだと高級私立総合病院となるのかも知れないが、私の経験だとウドンタニで設備がしっかりし、医師のレベルが高いのは国立ウドン病院だろう。

病院へ何も連絡してないので、行ってもストレッチや車椅子の準備もないが、本人は何も問題無いと言うので歩いて救急部の受付へ行かせる。医師は30代の男性で指を4針縫い、頭はタンコブだけなので、帰って良いよと言われたらしいが、頭を打っているので、レントゲンくらい撮って下さいと息子が言ったので、専門医の到着を待つことになった。
しばらくして来られた専門医は若い女医で息子が通うUP校のOG。どうしたの?と訊かれたので、塀から落ちたと答えると、私も超えてたけど後ろの塀が低いのよと言われたそうだ。ウドンの学生で塀から落ちるのはUP校と隣のラシヌー校ばかりで危ないねとも言われていたとか。息子が頭の検査を頼むとレントゲンとCTスキャンで検査。検査結果は異常無かったが、念の為に一晩入院して様子を見ることとなった。

入院病棟は大部屋で、ナースセンターは隣接。個室も有るが順番待ちだし、異常にも気が付き易いので大部屋の方が良いだろう。病院内の喫茶店から今晩仕事の看護師さん全員分の抹茶ラテを買って来て差し入れ。一晩宜しくお願いしますと頼んで20時頃に帰った。

翌日は10時頃に診察が有って帰宅許可が出たそうで「迎えに来て♪」と息子から電話。会計は国民健康保険であり、初診なので無料。一緒に入院していたバイク事故の人だと、国民健康保険は交通事故に使えないので、一泊二日で4万バーツ。内2万バーツはCTスキャンだったそうだ。バイクでヨックロー(ウィリー走行)してコケたそうだが、怪我だけでなく懐もかなり痛かっただろう。

帰宅してこのぐらいで済んだのは不幸中の幸い。下手をすれば箱へ入って帰ったかも知れない。今後危ない事をしないようにと言いながら、非常に疑問に思ったのが、息子の怪我。
私「右手の指の皮がズル剥けってことは、右手でフェンスの先の槍を掴んで落ちたってこと。それなのに頭の右上と肩を打ってるって何で?お前はどうやって落ちたの?」
って尋ねると、隠せないと思ったのか、息子は渋々口を開いた。
息子「僕は落ちたけど、足から落ちてちゃんと立ってた。それから指の痛みに気が付いて、手を見ると血が出て指の皮がズルっと剥けてて・・・治療しなければと思ったところで分からなくなって、気がついたら人が集まっていた。」
私「それじゃあお前はフェンスから落ちて頭を打ったのではなくて、指の怪我と血を見て気絶したのか?」
息子「そうみたい」
私「www」
私「お前さあ、今度大学受験で医学部受けるだろ?何かの間違いで合格したらどうするの?患者の血を診て倒れないよね?」
息子「何かの間違いって何だよ?仕事だから出来るよ!」
私「www」

何ともお騒がせな息子だが、立っているところから倒れても打ち所が悪ければ命に関わる。私の父も歩いていて舗装の凹みに足を取られ、倒れたところが歩道の側石で打ち所が悪くて亡くなってしまった。
息子の話では6年生(高3)になると、受験に関係ない科目だと学校を出て塾へ行くのは普通だそうだが、息子の場合はロードー(軍事教練)にも甲種合格な高機能デブとは言え、体格が体格だから決して塀を越えるような無理はしないように言っておいた。

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