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孝行息子

2014年12月13日 05時09分33秒 | タイで子育て
長男は今年が中3で受験生。通っている学校は中高一貫校で、4年生(高1)へ進級できる成績は確保しているのだが、中1で入れなかった理数系クラスへ今年こそ合格すると頑張って受験勉強している。小学生の頃から私が息子の勉強の様子を見て予告していたのだが、中2から数学の成績が落ちてしまい3年の中間テスト前まで低空飛行。
もう見てられなくて妻が情報収集してきた塾へ通わせたのだが、そこはスパルタで有名な塾。宿題をしないで叩かれるのはまだしも、問題が解けなくても叩かれる事もあるそうだ。山盛りの宿題と厳しい授業で鍛えられ、最近はようやく成績が上向いてきた。
スパルタ塾は教科書ベースなので、もう一つ受験対策の塾にも通わせており、バンコクの教室でされた授業の録画をパソコンで見ながら問題を解いている。解らない問題はビデオを繰り返し見ればだいたい解け、どうしても解らなければメールで質問できるようになっているのだが、ちょっとヒントが欲しいような時は私にも質問に来る。
何度か質問されて気がついたのだが、息子が解けないで頭を悩ませるのは難問ではなく小学生レベルのサービス問題だ。例を挙げるとこんな問題。

問題 所有している土地の1/4にマンゴーを植え、残りの土地の2/3はパパイアを植えました。何も植えずに残った土地の面積は200平米です。マンゴーを植えた土地の面積を答えなさい。

なぜ解けないか息子のノートを見ると一生懸命計算式を書いているのだが、元の土地とマンゴーを植えた後の土地の広さの関係を計算式で表現できずにゴチャゴチャになっている。分数を勉強したのは小4だが、遊びたい盛りで授業中はおしゃべりの常習犯。だから今頃苦労しなければならない。私がノートに絵を書いて教えると、計算式も不要であまりの簡単さに顔を赤くして恥ずかしがるが、これが実力だ。高校生レベルの受験問題は解けてもサービス問題を落としてしまう。なんとも情けない話であるが、その御蔭で子供の頃からずっと勉強が苦手だった私が、今でも息子に勉強を教えることができる。「お前は孝行息子だね」と言うと不思議そうな顔をする息子だ。
今日13日はタイの最高峰国立マヒドン高校の入試。元々通るような成績でもないし、早い時期の試験なので受験勉強も間に合わなかったが、力試しに受験させた。難しいと思うが頑張って欲しい。

タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ

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