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タイで露天商 リザルトw

2013年08月21日 12時13分24秒 | タイでの生活
我家の家業は観賞用植物の生産と卸売りであり、小売は手間が掛かり過ぎるので毎週土曜の園芸市以外はやってないのだが、年中各地で開催される各種イベントに出店しないかと声が掛かる事が多い。中には2週間で30万バーツ利益が出たと仲介料目的に出鱈目な話を持ち込む人も居る。冷静に考えれば有り得ない数字だとすぐ分かるのだが、そんな話に射幸心を煽られて飛び付こうとするのがうちの妻。トンシームアン祭りやOTOP(一村一品運動)の話しをしても私は全く相手にしなかったのだが、ウドンタニラジャバット大学の科学展と同時開催の蘭展への出店は申し込み後に話しがあった。反対するので事後報告で初めての出店だ。蘭展は8月16日~20日の5日間。出展料はイベント用テントの半分が1区画で2500バーツ。1日500バーツだ。妻は売り上げの目標を6万バーツにして、達成したらノートパソコンを買うと張り切っていた。
搬入は15日と聞いていたが、15日が近付いても大学で科学展の準備が始まらない。おかしいと思って大学のWEBで調べると科学展の開催は18日~20日になっている。蘭展のみ16日~20日の開催だ。15日に会場へ入ると園芸業者は店を開けていたが、蘭展の展示は申し訳程度にいくつか展示してあるのみ。開催日数を増やして出店料を引き上げたのかも?これはやられたなと思った。科学展開催前の16、17日の売り上げは悲惨だった。
18日の朝に会場へ向かうと、大学のひとつ手前の交差点から2列の渋滞。「嫌ねぇ」なんて妻が言うから、「渋滞に文句を言うな!渋滞するくらいお客さんが来ないと儲からないじゃないか!」と言う私。「あら本当ね」と妻が笑う。18、19日は妻が声を嗄らしたし昼食も食べれないくらいに売れたそうだが、それでも売り上げは1日1万バーツに届かない。お客様の好みを伺って植物を選び、栽培方法をお伝えして、持ち帰り時に痛まないように包装。農園の植物は私たちの子供と同じ。嫁ぎ先で可愛がってもらわなければならないので、流れ作業のようには売れないのだ。20日に来店されるお客様は前日より減ったが、出店されていた園芸店が撤収作業をしながらトラックの荷台に空きがあればうちの農園の植物を仕入れて下さったので、売り上げは1万バーツ(3万円)を少し超えた。5日間の売り上げは約3万バーツ(10万円)程度だった。利益は1万バーツあるかどうか?以前の記事にどんなに売れても1日1万バーツ。平均すれば1日5千バーツも売れれば成功と書いたが、ちょうどそのくらいになった。妻一人で売って、これ以上は難しいだろう。長年園芸の露店を出しておられる方へ伺うと、1日3千バーツも売れれば良い方だそうだが、妻は今回の売り上げに満足できないようだ。私の言う事を全く聞かない妻も今回で忙しい割に儲からないと分かったらしく、トンシームアン祭りなんてとても無理。2週間も体が持たないと言っている。3日くらいなら大丈夫とも言っているので、また来年の科学展には店を出すのかも?売り上げの壁を突破する秘策でも考えているだろう。

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