お釜に追いかけられたｗ 息子の合宿

先週の金曜から日曜まで息子がルークスア（ボースカウト）の合宿に行った。タイではボーイスカウトは学校の正課の授業へ取り入れられており、息子は今年から課外と両方参加している。合宿は全員参加であり、普段は軍や国境警備隊の基地で合宿するのだが、息子のクラスの男の子だけ選挙について学習することになり、郊外の集落の学校での合宿となった。
合宿は息子の学校の課外のボーイスカウト全隊員と息子のクラスの男子生徒合わせて５０名、そして会場となった学校の女子生徒１００名とお釜ちゃん生徒２０名だったそうだ。お釜の生徒が女の子扱いされているのがタイらしいだろう。
合宿中は自宅が静かで寂しさ全開。夕方に電話を入れるように言ってあり、１日目の金曜は電話が入ったのだが土曜に電話が入らない。こちらから電話を入れると電源が入ってない。引率の先生へ電話を入れると留守電サービス。２１時頃まで待っても状況が変わらないので、妻が息子の机の引き出しからクラスの名簿を取り出して電話。どれも電源が入ってないので、これは何か催し物をやっているのだよと私は言うが、妻が納得しない。次々電話を入れて１０人目に電話が繋がった。息子へ代わってもらうと「大切な式典中に電話してくるな！」と叱られたそうだが、妻は心配で必死だったのだ。毎度親馬鹿で子離れが出来ないのだから仕方がない。（笑）日曜の夕方に帰ってきてホッとした。
合宿での面白い話を息子がしてくれたので紹介しよう。会場だった学校のお釜ちゃん生徒だが、合宿への参加は女の子扱いでも、入浴は男の子扱いだったそうで、だから入浴時に一波乱。浴室へ入る時間を分けて解決したそうだ。そして合宿最終日。会場校の女子生徒とお釜生徒の何人かが息子と連絡を取り合おうと携帯やメール、フェイスブックのアドレスを欲しがったそうだ。糞真面目は息子は決して相手にせず、息子の友達に尋ねても口止めされている。とうとう引率の先生へ尋ねに行く生徒も居たそうで、帰りのバスで先生から「お釜の生徒には何も教えなかった。女子生徒には俺の携帯を教えた」と言われたそうだ。楽しい先生である。日曜の夕方に戻って翌日月曜から通常授業。疲れたから明日は休むぞと宣言したのが十数名。その生徒達は学校で解散になっても自宅へは戻らず、セントラルプラザへ向かったそうで、翌日はやはり登校しなかったそうだ。これもまたタイらしいかなと思った。会場へ携帯や服や上履きを忘れた生徒も多かったらしい。これもまたタイならではのお約束だろう。
息子の話を聞きながら大爆笑だった。やはり賑やかな我家が楽しい。

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