goo blog サービス終了のお知らせ 

わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸での困り事(作品の処分)

2009-07-10 21:55:19 | 陶芸の困り事
折角作った作品も、残念ながら、処分しなければ、成らない場合が、有ります。

又、作品が多く出来て、自分で使う量を、超えてしまう人も、多いです。

何らかの理由により、処分する場合の、方法に付いて述べます。

1) 失敗作、壊れた作品の処分

   補修をして、使える作品は、補修して使いますが、処分しかない場合には、思い切って、

   金槌などで、細かに砕きます。その際、破片が飛ばない様に、袋(布、ビニール)に入れ、

   叩き壊します。

  ①) ゴミとして、出す。

     この破片を、ゴミ収集用の袋に入れ、不燃ごみとして出す。

     (ゴミの分別、収集方法は、住んでいる場所の、決まりに従って下さい。)

  ②) 埋め立て、又はコンクリートの中に入れる。

     焼成した土は、元には戻りません。それ故、自分の敷地内に、埋めます。

     又、焼成した土は、石の様に成ります。コンクリートの中に入れ、砂利の代用品にします。

 2) 作品が多くなって、処分したい場合。

   長く陶芸をしていると、作品がどんどん貯まります。自分では使い切れないし、保管場所にも、

   困る場合が多いです。何らかの方法で、作品を少なくしなければ、成りません。

   (作品が、貯まり過ぎて、陶芸を止めた方も、多いです。)

   勿論、作品を販売している方も、多いですが、素人の作品は、中々販売ルートに乗り難いです。

 ① 知人にあげる。

   陶芸をやっている事を、人に話せば、「どんな作品を作っているの?」と、興味を持つ人が多いです。

   又作品を見せたりすると、「欲しい」と言う場合が多く、この様な時、人にあげるチャンスです。

   場合に拠っては、より積極的に、こんな作品が欲しいと、注文を受ける事さえ有ります。

    (但し、無償の事が、多いです。)

   又、お祝(結婚、誕生など)の記念として、両親や、子供、知人にプレゼントする人もいます。
 
 ② 自分の職場に持ち込む。

  ) 置物や、飾り物などは、自分の席の周囲に置く。

     湯呑み、灰皿などは、実際に職場で使う人が、多いです。

  ) 自分の職場で、必要(又は使える)物の場合は、積極的に使います。

    (来客用の、湯呑み、コーヒーカップ、ジュース用のコップなど)

 ③ バザーや、フリーマッケトで、販売する。
   
   作品が高価な値段で、売買できれば、理想的ですが、中々買ってくれる人は、おりません。

   安い値段でもいいから、売りたい方は、この様な方法も、有ります。

  ・ 経験者の話を聞くと、自分の初期の頃の作品に、人気が有る(売れる)との事です。

   「いびつ」で、重く、今から見れば、下手で幼稚な、作品に見える物が、人気が有ると言うのも、

    考えさせられます。
   
 ④ 作品を寄付する

  自尊心を傷つける様で、「安い値段では、売りたくない」と思う方は、寄付の方法も有ります。

  バザーなどで、寄付の要請が有った場合、無償で出します。

 (私事ですが、毎年ある擁護施設から、バザーで使う、陶器の寄付の要請が有り無償提供しています。)

 ⑤ 作品展などの際の、お土産品(粗品)にする。

   個展やグループ展など、毎年又は数年に1度、開催される事が、有ると思います。

   その際の、粗品として、不用品を、会場の一角に、並べ、自由に選んでもらい、

   持って帰って頂く様にします。

  ・ 他人はどんな物に、興味が有るのか(欲しいのか)、どんな色が人気が有るのかなど、

   リサーチにも成ります。

以上、人に喜ばれる様にして、作品の数を減らす方法を、考えて下さい。

陶芸での困り事 

困りごと 作品の処分   
   
 

   
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 陶芸の困り事(健康に付いて) | トップ | 作品の「割れ」、「ひび」対... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

陶芸の困り事」カテゴリの最新記事