想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

16年数カ月にして…

2016-03-19 22:09:02 | 日記
何と…、
山梨に引っ越してきて16年4か月目にして初めて、我が家のオーブンを使いました。

使わないまま、この16年数カ月を、当たり前のように過ごしてきたのです。

お料理やお菓子作りが苦手…とずっと思っていたこともありますが、
それでも、主人の健康を考えながら、
その他の調理器具を使って、私なりには精一杯のお食事作りをしてきたつもりです。

我が家は、家具付きで購入しましたので、ソファやベッドは(ベッドカバーも)もちろん、
洗濯機、ダイニングテーブルセット、カーテンや照明器具なども付いていました。
お台所には、冷蔵庫、食洗器、オーブンやレンジも付いていたのです。

オーブンは、アメリカで暮らした時に使ったことはありましたが、
それはアメリカで暮らしているのだから…と思う気持ちでしたし、
生地を入れるとできるビスケットや大きめのサーモンを焼くために使ったくらいです。

では、山梨の我が家では、そのオーブンをどうしていたのかといいますと、
「物入れ」です。
食料の予備や大きめの食器入れとして、重宝していたのです。

今日、初めて使うことになったのは、主人の提案でした。
今年の沖縄での生活以来、オーブンを使ったお料理やスイーツに目覚めた私ですが、
山梨に帰ってからは、オーブンを使っていないのですから、
『せっかくあるのに、どうして使わないの?』となったのです。
主人の疑問は当然です。

我が家のオーブンは、アメリカ製ですのでとても大きく、
二人暮らしの我が家には、あまりに無駄が多いといえます。
お料理が苦手で、しかもオーブンが大き過ぎて無駄が出るということを、
自分への言い訳にしてきたとを話しますと、
「とりあえず、使ってみたらどう?」と、提案してくれたのです。

そこで、今日使ってみました。
いつも作るパウンドケーキ型を、ひとつ入れてみますと、
ちょこんと…、ひっそりと…、恥ずかしそうに…、寂しそうに…、見えました。
あまりに可愛そうですし、エネルギーの無駄を少しでも感じなくていいように、
ケーキ型をふたつ入れて焼くことにしました。

さて、出来上がりはと言いますと、もっと膨らむはず(沖縄では作っていました)が、
膨らまないまま焼けてしまったという状態でした。
ここでの燃料がプロパンガスということもあるからでしょうか、
ボーボーと炎が見えるほどの勢いがあるのですが、調整が今一つ…。

その出来栄えと、なるほど燃料費が嵩むと判断した主人は、
私が使いやすいオーブンレンジを買うことを考えてみればどう?と言ってくれます。

せっかく言ってもらっているのだから、そうしようかしら…と、わくわくする思いがあります。
でも、大きくてランニングコストが掛かるとはいえオーブンもありますし、
温度調節なしで温めるだけではありますがレンジもあることを思えば、
贅沢なお買い物になるかしら…という思いが入り交じり…、
ただいま思案中です。


 コンロの下がオーブンです。
 大きめのグラタン皿でも、2段で8個入ります。
コメント
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