ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

お能と土壌とブルーベリーと(夏の日本旅行・その2)

2018年09月24日 | 友達とわたし
農業環境技術研究所 農業環境インベントリーセンター主任研究員 大倉利明さん。
ひょんなことから…なんていう表現はやっぱり間違っている。
利明さんは、いろいろあってすっかり疲弊してしまい、もうこのブログを閉じようと決めかけていたわたしを、コメント欄を通じて励まし、支えてくれた人だから。
一体どういう人なんだろうと思いながら何年か経ち、ある日突然、Facebookのメッセージに、利明さんから連絡が入った。
実は僕でした、と。

その人の経歴を読んでびっくり仰天。
わたしにはまるで想像もつかない世界の、それも世界的権威者であり、農学博士。
どうして…と思いながら、慌ててFacebookのウォールを過去から遡って読ませてもらう。

土や石が子どもの頃からずっと好きだったから、次から次へと載せられている土壌モノリスの写真に魅入った。
一体どうやってこういうものが出来上がるんだろうと、興味がムクムクとわき上がってきた。
もし日本に来るときに時間があったら、案内しますよと言ってくださったので、いやもう、ぜひお願いします!と即答した。

以下は、4年ちょっと前に、利明さんのことが紹介されていた記事。

「土壌」は地球からの預かりもの
【常陽リビング】2014年4月7日
http://www.joyoliving.co.jp/topics/201404/tpc1404001.html

つくば市にある(独)農業環境技術研究所・農業環境インベントリーセンター主任研究員の大倉利明さん(49)は、子供の頃に岩石と土の魅力にのめり込み、迷わずその研究の道に進んだ。

国内外の土壌を調査・分析し、その結果を各国の農業振興に生かしながら、全国の先輩から引き継いだ研究データを後世につなぐ地味な仕事
それでも、土壌から伝わる地球のリアルな息遣いを知るにつけ、探究心は止まらない

岐阜県の飛騨高山で生まれ、「カミオカンデ」のある神岡町で育った。
小さい頃から岩石を集めて遊ぶのが好きで、母に買ってもらった岩石図鑑に夢中になった。
中学では化石集めに熱中し、高校進学で上京。
たまたま手にした「土」に関する本を読んで、岩石から土へと興味が広がり、著者の教授がいる大学を選んで入学した。

卒業後、選んだのは(独)国際協力機構(JICA)。
フィリピンの農業省では、7年にわたって土壌調査技術の指導を行い、農業振興に尽力した。
2002年に帰国し、現研究所に入所。
これまで、国内は、沖縄を除く全国46都道府県に足を運び、土壌調査を実施
また、2011年4月からは、農水省の調査団に加わり、ロシアやウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンなどを訪ね、チェルノブイリ事故から20数年にわたる、各国の放射性物質による土壌汚染対策の取り組みを調査
核実験場跡地では、土が熱で溶けて、ガラス玉と化した姿を見た

「例えば、土中のセシウムが、作物や地下水に行かないようにするにはどうすればよいかなど、土壌中の研究はとても大切です」

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そうした土壌への関心を少しでも高めたいと、学生や一般の見学者をまず案内するのが、研究所内の農業環境インベントリー展示館
そこには、
土壌の断面を、そのままの姿で保存・標本にした土壌モノリスや、
1899年から、収集・保存してきた昆虫の標本、
1881年から、採集および寄贈された微生物の標本、
1901年?54年に、研究所が行っていた肥料分析の台帳や、当時の肥料、
1908年~37年に、亜硫酸ガスによる農作物の被害(煙害)を調査・研究した資料、
1959年から続けている、農作物や農地土壌に含まれる放射性物質のモニタリングや、放射性セシウム濃度分布図、測定用機器など、貴重な資料が多々展示されている。


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中でも目を引く土壌モノリスは、遺跡の保存技術を応用した、独自の手法で標本化したもので、地質や気候、植物、地形、人間の作用によって、多様な顔つきになることが一目瞭然で分かる
そして、日本最初の土壌図も展示。

日本が、国の事業として土壌図作りを始めたのは、1882年(明治15)
当時の農商務省地質調査所土壌係に、ドイツから農林地質学者マックス・フェスカ博士を招き、その指導の下で国別土性調査を始め、1885年(明治18)に、「大日本甲斐国土性図」が完成
その後、弟子たちが事業を引き継ぎ、1937年(昭和12)に、陸奥国を除く全国の土性図が完成し、第二次大戦で一時中断したが、戦後の1948年(昭和23)に、最後の陸奥国の土性図が完成した。

「このように、全国の先輩たちが積み重ねてきた資料やデータがあってこそ、日本や世界の土壌をよく知り、うまく付き合っていけるような未来を思い描くことができると考えます。
偉大だと思いませんか」


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ついつい熱弁になるその胸にあるのは、「土壌は地球からの預かりもの」との思い。
しかし、社会全体が関心を向け、土壌との賢い付き合いをしていくための、仕組みが不十分だと感じていた。

昨年、国連が、2015年を国際土壌年、毎年12月5日を世界土壌デーと定めたことから、研究者や法律家など、仲間数人で研究会をつくり、運動を盛り上げようと議論している。
2014年4月15日(火)には、研究会主催イベントの一環として、「人と土の新しい関係を探る」と題して、東京・科学技術館で研究会の展示・発表を行う。
さらに4月18日(金)は、科学技術週間の一環で、(独)農業環境技術研究所も一般公開され、農業環境インベントリー展示館で熱く解説する。

そんな熱い土壌博士は、時に、農を「能」に替えて、舞台に立つこともある
「伝統芸能は、長い歴史を積む土壌に通じる」と、近所の縁で、観世流橋岡伸明氏に師事して4年。
師匠の勧めで考案した黒紋付の家紋は、世界に通じるスコップのデザイン。

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つくばに向かう。


初めまして(?)の挨拶もそこそこに、まずは自宅に連れて行ってもらい、そのすぐご近所にある能楽師のお宅に行く。
お稽古を見学させていただくということで図々しくもお邪魔したのだけど、家の中に足を踏み入れたところですっかり緊張してしまった。
襖はどうやって開けたらいいんだったっけ…廊下から畳の間に入るときはどうするんだっけ…などとぐずぐずしていると、さあ入って入ってと手招きされた。

足を崩して座っていいですよ、と優しく声をかけてもらい、いえいえ大丈夫ですと顔を引きつらせて言うと、無理しなくていいですからと言われ苦笑い。
ああそうだった、わたしは正座が大の苦手なんだった。

能のお稽古なのに、なんでたい焼きが???いかにも美味しそうな水羊羹まで???


なんと観世流能楽師橋岡さんは、お稽古にやって来る生徒たちのために、朝も4時から起きて、あんこをコトコト煮、たい焼きの生地を作り、一度に2匹しか焼けないたい焼き器で、40匹ものたい焼きをせっせと焼き続け、その合間を縫って水羊羹を作ってくださったそうな。
それを冷めたからと、もう一度軽く焼き直して持ってきてくださったのが上の写真。

いやもう、何が何だかわからなくなったのだけど、目をうろうろさせて呆けているわたしの目の前で、突然お点前が始まった。


わわわっ!どうしよう…。お茶の作法を全く知らないので、利明さんや他の生徒さんたちの仕草をガン見する。


今度は利明さんの番。




見よう見まねでなんとかお茶をいただくまでを終え、たい焼きと水羊羹を美味しくいただいていると、
じゃあちょっと、まうみさんもやってみましょうか、と師匠。
いや、ちょっとそれは、あまりにも無理があり過ぎますと、手を顔の前でブンブン振りながら断ったのだけど、大丈夫大丈夫とどんどん勧められて、釜の前に座った。
教えていただきながら立てたお茶は、師匠や利明さんが立てたお茶とは大違い。
修行が足りませぬ…。

お稽古中の様子を撮ったビデオから切り取った写真。












唄いだけに集中してのお稽古。
利明さんの声も深くて素晴らしいと思いながら聞かせてもらっていると、あ、また跳ねましたねと師匠。
跳ねるとはどういうことかを説明してもらい、耳を澄ませて聞いているうちに、少しだけわかるようになった。




幼児の頃にテレビで観た能楽に興味を持ち、熱心にお稽古通いする男の子。すごく感心したのに名前を忘れてしまってごめんなさい!


唄の調子やタイミングに集中して練習する際に、その合図取りに使われるバチ(どんな名前だったか、これまた忘れてしまった)。


このバチはもちろん、それで打つ箱型のものにも、それぞれにこだわりがあることを教わった。

会話中は優しげな声だった伸明師匠だが、唄いが始まった途端、地の底から湧き出てくるような、深く、広く、宇宙の彼方にまで届くほどのエネルギーに満ち満ちた声に変わり、本当にたまげてしまった。
その声をここに紹介できないのが残念!

床の間に飾られた野草。


足利ナニガシ(だから室町時代?!)から受け継がれてきた小鼓。


無心に打ち続けていくうちに、だんだんと音が定まってくる。


またまたわたしにも打たせてくださる、それはそれはざっくばらんな師匠なのだった。

貴重なお茶碗も。


そしてお面も。
容れ物から出されたお面を見た瞬間、背骨の周りがざわざわした。










彫り師が込めた思いと、それを受け取りながら舞う能楽師の技量と度量が相まって、その面は微妙な感情を表すのだろうか。




もう本当に濃くて楽しい、それはそれは貴重な体験をさせていただいた。


次は念願の土壌モノリスに会いに、農業環境技術研究所・農業環境インベントリーセンターに連れて行ってもらう。


野草にも名前が。




ああワクワクする。


鳥取砂丘で生きた木の根っこ。




砂地だから、水分は止まらず、どんどん下に移動してしまう。
だからそのような環境でも生き続けられるよう、根っこが横に張らずに下へ下へと伸びている。


土壌モノリスの数々!












上の写真(6メートルの土壌モノリス)を作成した現場の様子。


上記の記事中にもあった日本最初の土壌図や、陸奥国を除く全国の土性図などの写真。










土壌博士の話は、その一言一言が面白くて、知らないことだらけで、これもほんの一部だけ録音したのだけど、ここではとてもじゃないけど説明しきれない。
でも、土がどんなに大切で、土が何を語り、何を訴えているのか、それを、人間のわたしたちがこれまでどんなに無視してしまってきたかを、様々な角度から教えてもらった。
たった1センチの土壌ができるのに100年かかる。
だから6メートルの深さで採ったモノリスは、6万年の歴史を語ってくれる。

土砂崩れの災害が起きた土地には、そういう災害が起こるべき歴史が、山の表面や宅地の下にしっかりと刻まれている。
そういうことを無視して、そういうことをきちんと調べずに、必要なんだからと経済ばかりを重要視して宅地開発をしてきたツケを、知らずに暮らす住民の人たちが払わされている。
もうこれまでの気候とは違ってきたことは明確で、頻発するゲリラ雨や台風が、これからもそういった被害を増やし続けるだろう。
だからこそ、早急に、宅地はもちろん、工場や原発のような危険な物を抱えている施設について、国をあげて調べ直し、速やかな対処をしていかなければならない。

「土壌は地球からの預かりもの」と利明さん。


そして利明さんは、こうも言う。

「土壌は足もとに広がる宇宙」

話をたくさん聞かせてもらいながら、わたしも宇宙を感じていた。


土壌モノリスの後はブルーベリー畑!




何種類ものブルーベリーを採っては食べ、また採っては食べ、ああ美味しい!
微妙に風味や味が違う。
利明さんは毎年、採取したブルーベリーでジャムを作り、あちこちにお裾分けしているそうで、その量が半端ではないので販売したらどうかと聞くと、
実はそういう希望を言ってくれる人もいるそうなんだけど、これはあくまでもお裾分けが気持ちいいのであって、お金儲けは気が進まないのだそうだ。
武士の精神を肝に抱く土壌&農学博士は、実はとっても頑固な人だ。

というわけで、厚かましくもお裾分けしていただいたジャム(2種類いただいたうちの、これは実がゴロゴロと原型を留めている方のジャム)。


もうなんとも言えない、口の中でいろんな表情を出してくれる、食べ心地が最高で、喉を通った後に思わずニヤっとしてしまう、とんでもなく美味しいジャム。
ごちそうさまでした!
また来年お邪魔しま〜す!
えぇ〜?また来るのぉ〜?(妄想の中の利明さんの声)
はい、また行きま〜す!
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夏の日本旅行・2018(その1)

2018年09月23日 | 友達とわたし
とうとう書こうと思う。
なんか大げさだ。
けれども、今日まで毎日、パソコンの前に座っては固まり、また座っては固まりして、書けずにこんなにも日が過ぎてしまった。
それでなくても、旅行中に出会った人たちとの楽しい思い出や、絶対に覚えておきたいと胸を熱くして聞いたいろんな話が、まるで息に溶け込んで吐き出されているかのように忘れてしまうのに…。
メモっておけばよかったなあ…。
でも、本当に暑過ぎて、ホテルに戻ったらもうフラフラで、ただただお風呂に入って汗を流し、その後翌日の予定を確認して、約束の場所に約束の時間にちゃんと行けるよう、毎晩乗継案内のアプリとにらめっこするのが精一杯。
初めてのカプセルホテルは、物音を立てないことにすごく気を遣わなければならなかったし、なんでこんな時間に?という時間に荷造りして出発したり、どこかから戻ってくる人が毎晩いて、まともに眠れやしない。
やっぱり耳栓が必要だなと痛感した。

でもそれ以外は、いつでも入れる大きなお風呂だったり、広々としたパウダールームだったり、女性しか出入りできない厳しい制限がされていて、なかなかに快適だった。
また独りで旅行するときは、性能の良い耳栓持参で泊まりたいと思っている。


例のごとく、出発の前日にパッキングをした。
昨年の乗り継ぎ騒動に懲りて、今回は直行便を選んだ。
悪名高いユナイテッド航空だけど、他の航空会社に比べて600ドル以上も安い。
それでも予算オーバーだったけど…。

いつも寝る前に水に溶かして飲んでいるマグネシウム&カルシウムの粉は、見るからに怪しい。
なので、容器全体の写真をコピーして、小分け容器に貼り付けた。
どうぞ信じてもらえますように。


空港の待合が、ここ数年でガラリと変わった。
ほとんどの席にiPadが設置されている。




乗り換え無しで東京に着く、というのはやっぱり楽。
ただ、通路側の席が取れなくて、左横に座った男性(日本人)がすごくでっかい人で、ゲームをしてるか寝てるかのどちらかで、なのでトイレに行きたい時は、右側に座っている二人の親子に立ってもらわなければならなかった。
それと、機内食があまりにもひどくて、元々グルテンフリーなんてことは望めなかったのだけども、三食とも食べられないまま日本に到着した。
ああ、こんなことなら、小豆玄米ご飯でおにぎりを作り、それを持ち込むべきだったとつくづく後悔した。

暑いぞ〜と散々脅されてたけど、覚悟していた以上の暑さと湿気に呆然としながら東京行きのバスを待っていると、バス会社の荷物積み係の若者たちが、バスの横っ腹にせっせと荷物を積み込んでいる。
こんなに暑い中を、チャキチャキと、それも整然と、わたしたちの大きな荷物を抱る彼らの後ろ姿に、感謝を込めてお辞儀をした。

ホテルは六本木駅から徒歩10分弱、西麻布の交差点のすぐ近くにある。
駅からは緩やかな下り坂になっているので、大きなスーツケースをゴロゴロと運ぶのもさほど大変ではなかったけれど、もうその10分間で大汗をかいた。
チェックインして部屋に入り、お風呂に直行。

部屋はこんな感じ。
ベッドは大の字になっても平気なサイズで、マットは固め。
ベッド横には歩けるスペースがあって、貴重品はベッド下の鍵付きの引き出しに入れられる。


着替えは適当にハンガーやテレビにかける。




ちっちゃなテーブルもある。


ドアは無く、アコーディオンカーテンのみなので、当然鍵はかけられないし、物音の全ては耳に入ってくる。
他の泊り客の人たちと、もっとコミュニケーションが取れるのかと思っていたけれど、寝床に入ったら物音を立てないという習慣が身につくからか、他の場所で出会っても、互いに声をかけることもかけられることも無かった。

その晩、久しぶりに会って食事をしようと約束していた、ホテルの近所に住んでいる友人夫婦と待ち合わせている場所に行こうとホテルを出たら、
え?マリオ?


素晴らしく美味しい和食のお店で、いつも会いそびれていた友人夫婦と一緒に、楽しくおしゃべりしたり食べたりしていると、あっという間に時間がすぎる。
朝早く家を出発してから、20時間ぶりの食事だったので、その美味しさがしみじみとしみた。
ごちそうさまでした!


翌日は、横浜在住の友人と一緒に、横浜美術館へ。


モネの絵を観に来た。


友人と二人で、これはいいね、こりゃ一体なんだ?なんてブツブツ言いながら、一つ一つ観て回った。
よく似た感性と好みがあると知って、ちょっと嬉しかった。

そこまで晴れなくても…と思うくらいにぴーかん晴れの横浜。


やんちゃだった彼がやんちゃしていた伊勢佐木町。


伊勢佐木町の伝説の人、白塗りのメリーさんと彼の接近話を聞きながら、絶対に案内したかったんだというお店にやって来た。

どっひゃ〜!!
お店の中に入る勇気はなかったけれど、名前の通り蛇以外のものは無い、すごいお店だった。



その翌日は、ポカリと一日空いた。
出かけて食べるのが面倒だったので、朝食付きを選んだのだけど、食べられるのは日替わりで入っている野菜と味付けが変わるスープとオレンジジュースだけ。
見るからに美味しそうで焼きたてのいい匂いがするパンは、グルテンフリーだから食べられない…ううぅ。
でも、6日間居て、全て違う味付けで、入っている野菜も色々違ったスープと、生のオレンジを絞ったところに手で実を割いて入れてあるジュースは、とても美味しかった。

食べながら見る外の景色。


弟が、予定が無いなら東京タワーにでも上ってきたら?と言うので、そうすることにした。
大阪在住の彼は、少し前に東京に旅行で来て、スカイツリーと東京タワーに上ったのだけど、どちらかというとスカイツリーより東京タワーの方が良かったと言う。
なるほど、では行ってみよう。

またまた乗換案内とにらめっこ。
でも、日本の公共の乗り物は便利だから、どこへ行くにも調べさえしたら行ける。
公共交通機関が未発達(発達させようとも思っていない)国に20年近くも暮らしていると、その便利さはもう奇跡のようでありがたいったらない。

バスだって、ご丁寧に、次のバスがいつ着くか知らせてくれる。


渋谷駅は大きな工事が続いているそうで、けれども表示がしっかり為されているので迷わなくて済む。




見えてきた!


東京って坂道が多いなあ…と、汗をふきふき歩いていたら、タワーの近所に可愛い教会が。


おぉ〜、東京タワー!


東京タワーの建主は、日本電波塔(にっぽんでんぱとう)株式会社であり、管理ならびに運営も同社で行っている。
1957年5月、「大阪の新聞王」と呼ばれ、当時は産業経済新聞社、関西テレビ放送、大阪放送(ラジオ大阪)各社の社長を務めていた、前田久吉により設立。

その前田久吉さん。


設計者の内藤多仲さん。


独りで来ているのはわたしだけっぽかったけど、夜景をゆっくり観る。










建物内もなかなかきれい。




こんな催しも。


なんでワンピースが?


タワーの最上階から降りるエレベーターの中で、1組の母娘の会話が気に障って仕方がなかった。
母親は多分30代後半から40代、娘はまだ小学生だった。
エレベーターに乗るまでにちょっと待たされたし、乗ったら乗ったで混んでいたのだけど、暑い、ツアーアテンダントの話がつまらない、外国人が臭いなどなど、それを大声で言い続けていた。
外国人といっても、日本語を理解している人がいるかもしれない。
みんなも同様に暑いし、待たされて疲れているのに、娘に向かってうだうだと、それも誰にでも聞こえるような大きな声で言うので、思わずにらみつけてしまった。
きれいな夜景が心から消えてしまわないように、エレベーターから降りてすぐに、ブルブルと頭を振って追い出した。

ホテルに戻ると、マスコットのわんちゃんが、お祭りバージョンで出迎えてくれた。



次の二日間は、日本の芸能所体験記と、世界的権威である土壌博士のお話。
つづきはまた明日。
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山本太郎のドキュメンタリー映画『Beyond the Waves』の上映会、25日にNYでやります!

2018年09月21日 | 日本とわたし
Beyond the Waves: (Taro Yamamoto, a Japanese rebel) - Trailer


上記の動画は、ベルギー在住のcenecioさんという方が書かれたブログ記事の中で紹介されていたものです。
詳しくはこちらを↓。

日本のドンキホーテ 山本太郎の孤独な戦い”BEYOND THE WAVES” 追記
【MUSKA】2018年4月19日
http://nyabayasky.hatenablog.com/entry/2018/04/19/日本のドンキホーテ山本太郎の戦い”BEYOND_THE_WAVES”




監督はこの方。






この映画は、ただ一度、ベルギーで先行試写会が行われただけで、まだ配給会社が決まっておらず、未公開のままの状態でした。
それを、誰もまだやり遂げたことがないことをやり遂げるというのがモットーの友人が、突然、「山本太郎の映画をこちらで上映します」と宣言したのでした。
その友人は、太郎さんとは長年の友だち関係を築いてきた人で、だから彼のことは誰よりもよく知っていて、単なる友人としてだけではなく、日本に不可欠な心ある政治家として応援したいと、常々言っていたのです。

でもだからって、全くのゼロ、どうなるか予測のつけようがない、相手は英語かフランス語でしかコミュニケーションが取れない、そんなことを実現させられるんだろうか…。

彼女の友人が監督と知り合いだったということから、直接相手側に上映させてくださいと、お願いのメールを送ったのだけど、
その熱情あふれるメールに監督が心を動かされ、よし、いいぞ!と思ったのも束の間、製作側のスタッフの思惑とのズレから、なかなかオッケーの返事をもらえないまま、時間がどんどん過ぎて言ったのでした。

やっと上映の許可が下りた後も、今度は上映会の場所、必要な機材の決定、そしてお知らせの作成など、次から次へと問題が生じました。
そんな予想を上回る困難な問題を一つ一つ、手助けを買って出てくれた人たちの力も借りて、彼女は胃をシクシク痛めながら、不眠症にもなりながら、とうとう上映の実現にまで漕ぎ着けました。

アラン監督が、どうして山本太郎という人を、自身の作品として撮りたいと思ったのか。
山本太郎という人は、一体どんな人なのか。
ぜひこの映画を観てください。
そして映画の後に、山本氏本人と繋いで行われる、スカイプQ&Aセッションにも、ぜひ参加してください。


『Beyond the Waves』NY特別上映会

日時:2018年9月25日

時間:開場 18時40分、開演19時

会場:Columbia University
Room 918 International Affairs Building
420 W 118th St. New York, NY 10027

参加費:一般$15、学生無料(要学生証)、寄付歓迎

予約・問い合わせ:
beyondthewaves2018@gmail.com

*上映後に、山本太郎参議院議員と、skype経由の質疑応答 Q&A セッション有り



おまけ

これは、全国津々浦々の街角に、自分の足で立ち、自分の声で様々な問題を訴えている山本議員の、ほんの一コマです。
これをツイートした横川さんは、「山本太郎は僕が政治に関わるキッカケでもあった」と言っています。
わたしも実は、山本氏が政治に関わるようになるまでのことを、今でもはっきりと覚えています。
その様子をこのブログの記事として、何回も載せてきました。
そんな彼が、やっと国会議員になり、その後も全くブレずに、市民の側に立ち、声を上げ続けてくれている。
どうして応援せずにいられましょうか?

これは、今年の6月に行われた、新潟県知事選挙での演説です。



原発立地自治体はどうするんだ?
原発がなくなったら生活できなくなるじゃないかって話なんですけど、
当然国が補償すんだよって話ですよ。
今までお世話になりましたと、ご迷惑をおかけしました、皆さんのおかげで、都会に住む人が、ね、生活ができて、そして日本全体こんなに大きくなったっていう、そのお礼をするときじゃないですか?
これ、きれい事で言ってるわけじゃないですよ。
石炭の時代にも、炭鉱を閉じるときには、しっかりと経済的な手当を打ってきてるんですよ。
そういう過去が、日本の歴史としてあるんですよ。
だとしたら、原発の立地自治体に対しても、そのような方向で、これだけ地震がある国で、この先もっとえらい(大きな)地震があると予測されている中で、このまま続けるなんてあまりにも有り得ない。
持続可能な世の中を作るためには、食料の問題、教育の問題、エネルギーの問題、
本当にこの国を、千年後も一万年後も続けていくっていうビジョンの中で、今もう一回考え直さなきゃなんない。
それを実現できるのは、新潟なんじゃないですか?
コメント

無駄な抵抗?

2018年08月19日 | ひとりごと
毎晩寝る前に、水に溶かして飲んでいるマグネシウムとカルシウムの白い粉。


20日分ともなると結構な量だ。

これをスーツケースの中に入れて、空港のセキュリティを無事通過できるかしらん…。
それでなくても、なぜか再検査される回数が多いのだ、わたしは…。

いやあ、かなり誤解を招きそう…なので、容器に写真を貼っつけた。


余計に怪しまれたりして…いや、縁起の悪いことは考えないようにしよう。

というわけで、記事は当分書けなくなると思います。
みなさん、十分に気をつけて、暑い夏を乗り切ってください。
わたしもどこかで、あっぢぃ〜!!と滝汗かいてへたばっていると思います。

ごきげんよう。
コメント (2)

辺野古新基地建設を止め、日米地位協定の改定の実現に一歩でも近づける沖縄知事選にしよう!

2018年08月19日 | 日本とわたし


R.I.P for Mr.OnagaTakeshi






翁長さんが県民大会で被るつもりだった帽子の色は、辺野古ブルーと呼ばれる大浦湾の海の色でした。
最後の最後まで、辺野古基地の工事を止めようと、文字通り命を削った翁長さん。

その彼が、自分の意志を受け継いで欲しい人がいると、二人の名前を録音していました。

政府はもう政府ではなく、国を支える県や人を蹂躙するばかりか、棄てることも平気な暴力団と成り果ててしまいました。

沖縄を直視しましょう。
沖縄を他人事にするのはやめましょう。
沖縄はあなたが暮らす県と同じ、日本の県の一つです。
あなたが暮らす県の海に、大量の土砂やコンクリートが流されたらどうしますか?
あなたが暮らす県の山が、米軍の訓練に使われたり、樹木が次々に伐採されたらどう思いますか?
あなたが暮らす県の空に、けたたましい音を響かせて、いつ何時故障するかもわからない、巨大で重たい部品が落ちてくるかもわからない軍機が、始終飛び回ったらどう感じますか?

工事をやめるつもりなど全くない政府に、どう立ち向かっていったらいいか。
もう本当に退っ引きならないところに来ています。

まずこの選挙に勝ち、沖縄の想いだけではどうにもならない、そして本当は日本全体で求めるべき地位協定の見直しと改定への実現に、一歩でも近づく。
下記の記事のような全国知事会の動きを、全国市町村議会に広げるには、そこに暮らす人たちの行動が必要です。

この選挙、絶対に負けられない。

全国知事会
日米地位協定の抜本改定を求める「提言」を全会一致で採択/沖縄

【毎日新聞】2018年7月28日
https://mainichi.jp/articles/20180728/rky/00m/010/001000c

全国知事会が、日米地位協定の抜本改定を求める「提言」を、全会一致で採択した。

提言は、翁長雄志知事の要望を受けて、全国知事会が約2年前に設置した、「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」の調査結果の“集大成”と言える。
これまで、米軍基地を抱える15都道府県でつくる「渉外知事会」が、日米地位協定の改定を日米両政府に要請してはきたが、
全国知事会には、基地のない自治体も多数含まれており、地位協定問題を巡る議論を、全国に広げる契機となりそうだ。

「提言」は、日米安保体制については、「領土・領海を守る」と共通理解を示した。
一方で、基地を実際に抱える自治体には、騒音や事件・事故、環境汚染といった、日常生活面の負担を与えている側面も指摘した。

地位協定問題は、全国的には「政府間の問題」として処理され、保革を超えて抜本改定を求める沖縄側の訴えは、ほとんど反映されてこなかった。
特に、基地を抱えていない自治体は、「国防問題は国の専権事項」と、距離を置く傾向が強い。
その中で、全国知事会が、住民生活や自治の観点から、地位協定の「抜本改定」にまで踏み込んで、今回の提言をしたことは異例だ。


全国知事会の研究会は、提言をまとめるに当たり、地位協定改定の必要性を否定する外務省を含め、広く聞き取りをした上で、今回の結論を出した。
日米地位協定について、沖縄側が指摘してきた「不公平性」「不平等性」に関する認識が、一定程度理解を得たと言える。

知事会議では、渉外知事会の黒岩祐治会長(神奈川県知事)も挙手し、全国知事会として、基地のない自治体も一緒に、地位協定の改定を求めることの意義を強調した。
一方、全国知事会として採択した「提言」を、どう国政の場に反映させていけるか、今後の具体的な動きが鍵となりそうだ。 (島袋良太)


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<沖縄知事選>玉城氏か呉屋氏か 生前指名2人から擁立へ
【毎日新聞】2018年8月19日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000058-mai-pol
 
◇県政与党などの「調整会議」が会合開き、方針決める

沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う、9月30日投開票の知事選で、翁長氏を支えてきた県政与党や団体でつくる「調整会議」が19日、
那覇市で会合を開き、翁長氏が生前、自らの後継の知事候補として名前を挙げていた2氏のいずれかを、擁立する方針を決めた。

2氏は、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=と、保守系の経済人で県内小売り・建設大手「金秀(かねひで)」グループ会長の呉屋(ごや)守将氏(69)。
翁長氏が、自らの後継として、2人の名前を挙げ、録音していた。

調整会議は会合後、呉屋氏に出馬の意向を確認。
呉屋氏は、
「私は経済人なので、知事候補を後ろで支える」と重ねて出馬を固辞したという。

一方、玉城氏は取材に、
「(翁長氏の)言葉を受け止め、後援会幹部や小沢一郎自由党代表と相談して判断したい」と話した。


調整会議議長の照屋大河県議は会合後、
「翁長氏が残した言葉は重い。必ず受諾していただけるよう、決意を持って臨む」と語った。

調整会議は17日、後継候補の選考を本格的に開始。
社民や共産などの政党や会派、団体から、謝花喜一郎副知事(61)や呉屋氏らの名前が挙がったが、
その日の夜になって、翁長氏の「遺言」があることが判明。
それまでの選考作業を中断して、2氏のいずれかの擁立を目指すことを決めた。

 
◇安里氏が出馬取りやめ、保守系候補は佐喜真氏に一本化

一方、知事選に立候補を表明していた元日本青年会議所会頭、安里繁信(あさと・しげのぶ)氏(48)が19日、出馬を取りやめると発表した。
同じ保守系で、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)が、自民県連からの出馬要請を受けて出馬表明しており、保守系候補は佐喜真氏に一本化された。

安里氏は19日、東京都内で、自民党の二階俊博幹事長らと面談。
安里氏によると、二階氏から、「沖縄のために、党のために、一本化に協力してほしい」という要請があり、出馬を取りやめる意向を伝えた。
今後は、佐喜真氏の支援に回る。
【遠藤孝康、山下俊輔】



「米国の声」は日本メディアが作った神話 猿田弁護士が指摘
【沖縄タイムス+プラス】2018年8月19日
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/300650

シンクタンクの新外交イニシアティブ(ND)の猿田佐世代表(国際弁護士)は18日、JCJ賞贈賞式に先立ち、「日本メディアと国際報道」と題して記念講演した。

辺野古への基地建設や、原発再稼働などを求める「米国の声」は、日本側のロビー活動や資金提供が介在して影響を及ぼし、「知日派」の意見としてワシントンから日本に届いていると述べた。

猿田氏は、「ワシントンに住んでいると実際は違う」と指摘。
「知日派」で名高いアーミテージ元国務副長官が、普天間飛行場返還を巡り、
「沖縄であれだけ反対しているのだから、辺野古以外のプランB(代替案)があった方がいい」と語っていても、メディアで伝えられないとし、「米国とは誰なのか疑問が湧く」という。

日米外交に影響を与える知日派は5~30人で、日本政府から、米シンクタンクへの資金提供や、知日派のいる大学への寄付があるとし、「2016年は少なくとも29億円に上る」と説明。

「シンクタンクによるワシントンでの会議を、日本の資金で開き、聴衆の多くは日本人。
それを聞いた日本メディアが記事を書き、『米国の情報』として広まる。
メディアの作り出した神話だ」
と指摘した。


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辺野古断層 極めて危険 沖縄県が判断
新基地建設は論外
防衛局に「撤回」聴聞通知

【しんぶん赤旗電子版】2018年8月19日
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-08-19/2018081901_01_1.html

記事中の写真:



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安倍君、現役の総裁なら総裁らしく、コソコソ逃げずに、対立候補の石破君と公開討論をしなさい!

2018年08月19日 | 日本とわたし


ガチで討論もできないような人間が、総裁選で圧勝すると確信してて、勝ったあかつきには憲法をいじると言いふらしている。



ほんでもって、恥ずかしげも無く、廃品回収内閣をぶち上げるつもりでいるらしい。



もうマジで消えて欲しい、政治の世界から。
コメント (2)

「君はハンドルじゃなくて、指揮棒持つと性格が変わるんだね♪」

2018年08月18日 | 音楽とわたし
以前教えていた生徒のお隣の住人、スティーブン・コルベアが司会をしているレイトショーの会場。


近くでチケット売り屋さんがいて、どう?って聞かれて、ぐらりと気持ちが揺れたけど、いや、今日はそれどころではない。


明後日の朝に出発だというのに、全く荷造りもせず、ひたすら練習していたフランスオペラのラクメ。


曲は『花のデュエット』。
ジャスミンの花の香り、小鳥のさえずり、清らかな川の流れ…。
速度と拍子がクルクル変わり、ソプラノとメゾソプラノの気持ちによってまた変わりして、指揮をするにはなかなかに難しい曲だ。

その曲の指揮オーディションを受けた。
ほぼ暗譜していたし、自分のイメージを強く持っていたので、前回よりもドキドキしなかった。

全体を通しでやって、その後歌手の二人と細かい部分のチェックをして、部分練習をした。
拍やテンポが変わる部分は、とにかくわたしについてきて欲しいと、今回は遠慮なくきっぱりと言った。

「いやあ、まうみはハンドルを持つと性格が変わるんじゃなくて、指揮棒を持つと変わるんだね」

10年以上も一緒にACMAに関わってきたアルベルトが、何やら感慨深げに言う。
確かに、ピアノを教えていたり、合唱の指揮をしていたりするときと、ACMAの役員会議や月例コンサートに顔出ししているときのわたしはかなり違う。
後の方はどちらかというと無口で、笑みを絶やさず、あまり自分を表に出さないから、わたしのことをシャイだと思い込んでる人も少なくない。
そんなわたしが、いきなりシリアスな顔して、「Hey, you guys! Watch me! Follow me!」なんて大声で言うもんだから、目を丸くしてる人もいた。

「Maumi, Great job!」やった!

本格的な合わせ練習は10月から。
そして本番は来年の11月。
オーケストラだけのプログラムなので、舞台は中サイズのザンケルホールになる。
ちなみに、モーツァルトのピアノコンチェルトとブラームスのシンフォニーは、クラリネットで参加する。

それにしても、小学校の低学年の頃(半世紀以上…うわっ!恐ろしいほど前のことだ…)から夢見ていた指揮を、カーネギーのザンケルでできるだなんて…。
ほんとに夢みたいだ。
履歴も経験も無い、けれどもできると思うのでやらせて欲しいと言う者には、チャレンジする機会を与えてくれる実力主義の文化だからこそのことだと思う。

嬉しいなあ…ありがたいなあ。


昨日、歩美ちゃんが収穫しておいてくれたカボチャとキュウリ。


旅行に出る前に、留守番をしてくれる男たちのために、浅漬けを作っておこう。

そりゃそうと、今日ちらっとこちらの週間予報を見てみたら…最高気温、最低気温ともになんとも気持ちの良さそうな日になるみたい。
なのにわたしときたら、飛んで火に入る夏のぶーちゃん…。
暑さで脂肪が溶けてくれるだろうか…。
コメント

貴方の更なる3年の任期に耐えうる気力と体力が、私たちにはありません。 ゴルフ三昧人生を歩んで下さい!

2018年08月17日 | 日本とわたし
いやあ、さらに3年もの任期に耐えられた日にゃ〜こっちの気力と体力が持ちませぬ。
今回の総裁選でいさぎよく負けてお休みください。




自分の頭で考え、言葉にして伝えることができない人が、総裁だの総理だのにしがみついている。
これが今の日本の政治です。
本当に悲惨なのに、批評や調査をするべき機関を抑え込み、脇をしっかり固めているので、今ものうのうとはだかの王様です。










まさかまた後3年も、公開討論会どころか、普通の答弁もできないようなトホホな政治家の、こんな意味不明な戯言に付き合わされる国会…。
それだけはもう勘弁してほしいと、心の底から願っているのは、野党議員のみなさんでしょうね。
当たり前の、普通のことを話しているだけの石破さんの言葉が、あり得ないほどに耳に心地よかったりしますから。

例に挙げるには多すぎる、意味不明の安倍総理の答弁ですが、これを色分けして可視化してくださった方がいらっしゃいます。

安倍総理の答弁を可視化する。
質問に答えるのに何分かかる?

【読む国会ー国会・政治をわかりやすく解説するメディア】2017年6月9日
https://www.yomu-kokkai.com/entry/abe-imai-kake

弁内容のカラーリング

安倍総理の答弁内容について

野次への反応(赤)
野党や民主党政権への批判(青)
自画自賛(緑)
質問への回答(太字)

と言う形で色付けする。


今井雅人議員 
総理、戦略特区の案件ですよね。
国家戦略特区の諮問会議の議長は、安倍総理です。
安倍総理が、この疑惑を払拭するために、全部調べろと一言言っていただければ、事の真相は明らかになります。
ぜひ、文科省にもう一度、これを調べろと、総理のご決断で調査をしていただきたい。

安倍総理の答弁

安倍晋三総理 
まず、今井議員の前提が間違っているんですよ。
この問題の本質はですね、岩盤規制をいかにして穴を開けていくか、ということですよ。

皆さん、野次はですね、私ども誠意を持って、宮崎さんも野次はやめてください。
西村さんも野次をやめていただきますか?
国民の皆さん、こうやってね、私が答弁しようとすると、野次で妨害するんですよ。
それはぜひ、ぜひやめていただきたい。
時間がないんですから、もう野次るのはやめましょうよ、お互いに。

そこでですね、お答えをしますが、まず岩盤規制をですね、突破していくというのはね、いかに困難な課題であるかというのは、みなさんもよくご承知のとおりなんだろうと思いますよ。
これはですね、安倍政権がいきなり取り上げた問題ではないんですよ。

第一次…今「出た」とおっしゃった(今井議員の発言)けど、これ言われるのはよっぽど嫌なんだろうと思うんですが、
安倍政権の時にはですね、安倍政権の時にはですね、この申請は、いわば受け付けてもいないんですよ。

福田政権のときにですね、この課題をいわば受け取った、これ、構造改革特区のときですね。
しかし、対応不可で来たものですね、民主党政権になって、鳩山政権のときに、対応するということを決めたわけであります。

更に、22年までに結論を出す、ということだったわけであります。
それをですね、安倍政権の時にですね、国家戦略特区と言う形で対応する、ということを決めたわけであります。

宮崎さん笑われましたがね、私が今、誠意を持って答弁しているわけですから、今私は、ファクトを申し上げているわけであります。

その中においてですね、まさにこの仕組みというのは、国家戦略諮問会議でしっかりと、きっちりと議論をすることになっているんですよ。

そこでですね、このように恣意的なものがはいっているということに対して、民間委員の皆さんは、大変怒っているわけですよ。
正々堂々たる一点の曇もない議論をしてきたのに、言わば、総理の議論で決められたのごとく言われるのは、憤懣やるかたない、明確に、こう委員の皆さんがおっしゃっているわけであります。

この議事録も公開をされていますから、そこをしっかりと、そこをちゃんと読んでからご質問いただきたい、と思う次第であります。

ここでですね、私の意向というのは入りようがない、というわけであります。
そこで決まったもの、加計学園ありきで安倍政権がやった、ということをおっしゃったわけですが、
言わば加計学園ということを前提に、民主党政権は、課題として検討するということに、加計学園ということが書いてありますよ、皆さん。
文章の中に書いてあるんですよ、今治というところとともに。

安倍政権になってから、それありきではなくて、愛媛県・今治市という二つに変えたわけでありまして、今治市も公募に変えた、という経緯があるわけです。

そうしたものを一切お触れにならずに、延々とこういう議論をされるのは、極めて私は不適切ではないか。
それは皆さん、普通一般には、印象操作というわけであります。

それと、文部科学省がどう対応しているかということについては、文部科学大臣が答弁したとおりでございます。

(ここまで約3分半)


******* ******* ******* *******

いやあ、3分半も赤や青や緑のことをグダグダと言い続け(しかも非常にわかりにくい日本語で)、最後の1行だけが答って…。
なんでこんなひどい答弁を許すんですかね?
理解し難い答弁はカウントしない、という決まりを作らなければならないほど、国会は崩れてしまいました。
こんな国会許さないぞ!と、市民のわたしたちの方から叱責しなければならないと思うのですが。

まだあります。

いつも国会の答弁内容をツイートで紹介してくださっているbuuさん
この方をフォローすると、世にも悲惨な安倍晋三答弁が読めますよ。

buuさん曰く、「まー、どっちにしても、聞いたことに何も答えないのが総理副総理」
トップの二人ともがこんなでは、そりゃ政治もどんどん劣ってくるはずです。

時は、加計疑惑に関する集中答弁が行われた、予算委員会での一コマ。

加計孝太郎氏から首相への、飲食やゴルフなどの供与があったのではないかという疑惑を、無会派・江田憲司議員が追及し、問うたところ、こんな答えが返ってきました。

いいですか、読む覚悟はできましたか?
ものすごく難解な、読むに耐えないものですから。
読んでも読んでもちんぷんかんぷん、まるで迷路に紛れ込んだような不安に包まれます。
でも、理解できないのは読み手、あるいは聞き手のせいではありません。
これはもう、日本語とはいえない代物です。
学校に行き直して、国語を一から学ばせないといけないレベルです。

あのー、まるで犯罪者扱いされていることは、極めて、極めてこれは、えー、失礼な話ではないかと思いますよ。
これ、自白しろとかですね、それは犯罪者扱いではないんでしょうか。
つまり、対価性の認識と言うことをおっしゃった、わけでございますが、まさにずーっと、いわば、たとえば大蔵省の人はですね、えー、MOF担から御馳走されるわけでありますから、
直接付き合ってる相手から、御馳走されれば、当然これは、対価性の認識っていうのは、起こるんだろうと、こう思うわけでございますが、
中略
ないんです、ずーっと御馳走してもらい続けていたんだろうと。
え、こう思いますよ。
で、一方、私の場合は、こちら側もですね、相当、あ、あ、あの、いわば、何回も、こちら側も、ですね、御馳走していることも、ある、わけで、あります。
これ、40年間、中でもやってみなければいけないような話でありますが、
しかし、ゴルフ等においてはですね、これ、たか、あの、割と、高価な、これ、あの、お、えー、費用がかかります、から、それはこちら側で、こちら側で全てもっている、と言うこと、でございます。
え、焼肉、焼肉屋等で、エーの場合はですね、これもう、こちらが払ってる場合もありますし、それ、それがですね、私はその、いわば、えー、贈収賄に、なるとは、とても、考えられない、わけで、ございまして。
その、えー、こちら側もですね、十分費用を出している、ところで、ございますし、
またですね、先ほど申し上げましたように、秘書官、等の支払いについては、ま、あの、えー、大体、大体の場合は、こちら側が行っている。
それと、たとえばですね、向こう側が開いている、この、桜を見る会、沢山ですね、この、この相当の人数、4~50人か100人か分かりませんが、
そういう所に来て、いわば花を添えてもらいたいと言う事が果たして、これ、向こう側に御馳走してもらう事になるのかどうかと言う、
実際にですね、その食事の費用は払ったとしても、私はまさに、その後も、ま、家でもう一回食べるってことも、な、な、え、
結果として、みんなと、皆さんに、お話をしなければならないわけでありますから、と言うこと、で、えーございまして、
今の、えー、江田委員の推論には、私は、納得できないと言うことでございます。


******* ******* ******* *******

この人は今、ゴルフ遊びをしています。
ゴルフをしてはいけないと言うのではありません。
けれども、今もなお、被災した方々が困っている、被災した町が大変な思いをしている最中なんです。
そんなことはもう終わったとばかりに、地方議員を官邸に呼び込み、飲食させたり見学をさせたりして機嫌を取り、自分に票を入れろと圧力をかけることに専念しているこの人は、
一体自分が今、国民のために何を考え、何をしなければならないか、まるで理解していないことが、この言動からもはっきりと見て取れます。





日本会議の後ろ盾があるとはいえ、堂々たるはだかの王様っぷりです。
コメント (2)

安倍政権下では、大臣がどんな悪事を働いても不起訴処分、強姦した人も野放しです!

2018年08月17日 | 日本とわたし
忘れてはいけない事の一つとして。



コメント

あすかちゃん、応援するぞ!

2018年08月16日 | 友達とわたし
先月の11日、東京在住の友人が呟いたツイートに世耕経産相が批判ツイートをし、大きな騒ぎになりました。

その頃は、西日本に甚大な被害が出ていたにもかかわらず、総裁選の票稼ぎの方を優先し、党をあげての酒盛りをしていた自民党と安倍首相に、非難の目が注がれていました。



友人がツイートした内容は、倉敷で被害に遭い、避難所に避難されている友人さんからの話でした。

「倉敷の友達が言ってた。
『急に、避難所に自衛隊が来て、お風呂が設置された。
クーラーがついた。
ここは比較的被害が少ない地域なのに、なぜ優先的に?
警備体制がやたらと凄くて、今日から学校も再開なのに何があるのかと思ったら、安倍首相が来るんだって。
あれ、アピールのために慌てて準備したんだよ」と」


そしてすぐ後に、なぜか世耕弘成経産相が、こんなツイートを流しました。

「こんな時に無責任な情報を流さないでいただきたい。
現場で懸命に突貫工事でエアコン設置をしてくれているメーカー、電気工事会社、電力会社社員など関係者に申し訳ない思いです」


友人のツイートにはとんでもない数の誹謗中傷ツイートが為され、ネット上に個人情報を晒され、娘さんの身の安全を心配しなければならないような緊迫した状況になりました。

現役の大臣が、一市民のツイートを批判する。
それも、実際に避難している人が、周りの状況などから判断した上で考えたことを話しているのに、それを無責任な情報と断言し、責めたのです。
これは大臣規範にそぐわないものです。
自身が持つ影響力を利用して、一般市民の声を閉ざし、ウヨウヨとわいてくるネットリンチを扇動する行為に他なりません。


安倍首相が、被災地や被災者にどれほど無関心であり、ただただ総裁選に勝つことだけに執着しているかは、5分でも調べてみればわかることです。
そのあまりにもあからさまな自己保身の姿を、テレビや新聞はほとんど伝えないので、最近ではますますやりたい放題になっています。

今もまだ片付かず、状況も厳しいままの被災地に向かうどころか、さっさと夏休みを取り、ゴルフ三昧。
票取り宴会や食事会のためなら、どこへでも足を運ぶのに、被災地にちょっと行っただけで体が故障する。
被災地に行ったら行ったで、自分はすごい!をアピールすることばかりに邁進し、避難所はこんなことに。








そして先日、ツイートをした友人の、いつもすぐ近くにいるもう一人の友人が、Facebookにこんなことを書いていました。

『8月5日、「倉敷の友達」は、私の顔を見るなり号泣した。
僕はその刹那…、苦しい辛い想いをしたことを理解した。
いろいろなお話を聞いた。

まだ2000人も避難者がいるのに、自衛隊は、特設のお風呂を「任務終了」として撤収した。
市は、慌ててシャワーを付けてくれたそうだが、お風呂とは違うからね。と言ってた。

「エアコン」はやはり、彼の人が来たところとそうでないところでは、対応の速度が違う。
いくら頼んでも、「対応している」としか言わなかった「エアコン設置」が、内閣府から一本の電話があり、慌てて取り付けられ、
自衛隊が来て、誰にも何の相談もなく、件の学校の校庭にお風呂を付けて、警備を強化した。


事実は変えられない。

後々、誰が嘘を言ってるのか分かるときが来る。
それも近い将来。
「エアコンデマババア」などとバッシングした連中。
デマがどちらか、すぐに分かるよ」



友人は今度、三鷹市の市議選に出馬します。
愛にあふれ、間違ったことは間違っている、嫌なことは嫌と、はっきりと言葉にできる勇気と、弱い立場の人たちを守り命を大切にしようという信念を持つ彼女を、心から信頼し、尊敬しています。

励ます会、行くからね〜!
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