NHK『クロ現』が、加計問題で、総理圧力の決定的証拠を報道!
萩生田副長官が、「総理は、30年4月開学と、おしりを切っている」
【LITERA】2017年6月20日
http://lite-ra.com/2017/06/post-3259.html
ついにNHKが、加計学園問題で、決定打となるスクープを報じた。
昨夜、放送された『クローズアップ現代+』が、独占入手した文科省作成の、“新たな内部文書”を公開。
その内容は、萩生田光一官房副長官が、文科省に対し、はっきりと、「総理案件」であることを伝えている、衝撃的なものだった。
先週、「安倍首相の側近中の側近」である萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という、事実上の「京都産業大学外し」を指示していたことが発覚したが、
今回、NHKがスクープしたのは、その指示の1週間前ほどにあたる、2016年10月21日、
萩生田官房副長官が、文科省の専門教育課長である浅野敦行氏に対して語った言葉を記録した「10/21 萩生田副長官ご発言概要」という文書だ。
そこには、まさに、「決定的」な文言が並んでいる。
「和泉補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている、何が問題なのか整理して、よく話を聞いてほしい、と言われた。官邸は絶対やると言っている」
「総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたい、とのことだった」
「何が問題なのか、書き出して欲しい。その上で、渡邉加計学園事務局長を、浅野課長のところにいかせる」
「農水省が獣医師会押さえないとね」
和泉洋人首相補佐官については、前川喜平・前文部科学事務次官が、昨年9〜10月に、
「総理は言えないから、私が代わって言う」として、獣医学部新設を早く認めるように、複数回言われたことを証言してきた。
今回の新文書は、そうした“圧力”をかけたにもかかわらず、抵抗する文科省に対し、萩生田官房副長官が、
「官邸は絶対やる」「総理は2018年4月開学と決めている」と、はっきり“総理案件”だと宣告し、
その上で、加計学園事務局長を浅野課長のもとにまで行かせる、とまで言っていたことを示すものだ。
何より、開学時期を切ったのは、安倍首相その人だ、というのである。
■ 指示はやはり岩盤規制改革ではなく、“総理のご学友”の加計学園開学!
さらに、萩生田官房副長官は、和泉首相補佐官や内閣府と話し合った上、四国で獣医学部新設を行うためにはどうすればいいかを、具体的に列挙。
萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という新設条件を、手書きで修正したとされるメールが送られたのは、この約10日後のことだ。
だいたい安倍首相は、一貫して、
「岩盤規制改革をスピード感をもって進めるように、つねに指示してきた」と言い、
内閣府の藤原豊審議官も、申し合わせたように、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」という発言について、
「首相はつねづね、規制改革全般について、『スピード感をもって実現すべきだ』と発言している。
関係省庁と議論する際に、こうした首相発言に言及することは十分にある」と説明してきた。
ようするに、安倍官邸と内閣府は、「国家戦略特区全体の話をしているのに、文科省が勝手に、『総理のご意向』などと記載しただけ」と、逃げてきたのだ。
だが、常識的に考えて、あからさまな虚偽のメモを、官僚が作成するわけがない。
今回、発覚した萩生田官房副長官の発言メモは、安倍首相自ら開学時期を設定していた。
さらには、「加計学園事務局長を文科省に行かせる」とまで言及し、実際、この6日後に、両者は面談したという。
やはり、獣医学部新設は、「岩盤規制改革」などではなく、「加計学園のための規制緩和」だったのだ。
それだけではない。
NHKは今回、元文科省OBで、加計学園の理事を務めていた豊田三郎氏が、2015年11月17日に文科省職員と会った際、このように語っていたことが、メール文書として残されていたと報じた。
「安倍総理の留学時代のご学友である現理事長と、安倍総理と食事をする仲になった」
「いざ総理が進めた時に、「お友達内閣ですね」と週刊誌などに書かれないように、中身がしっかりしたものにしないと、総理に恥をかかせることになるから、
ちゃんと学園として、構想をしっかりしたものにするよう、私からは言っている」
「総理に恥をかかせてはいけないから、中身をしっかりさせろと、加計理事長に言っている」
この発言は、今治市が、国家戦略特区に指定される約1カ月前のもの。
つまり、獣医学部新設が、「総理マター」として出発していることを示すものだ。
しかも、このメールを保管していた文科省現職職員は、顔を隠した上で、NHKの取材に応じ、
「政治的に事が進められる可能性が高い案件、という認識をもっていた職員は多いと思います」と証言。
豊田氏は、2016年9月6日、加計孝太郎理事長とともに、松野博一文科相と面談していたことがわかっているが、
こうやって、加計学園と文科省を繋ごうとする役割を、担っていたのだろう。
■ 圧力をかいくぐって、国会閉会後にようやく報道したNHK
しかし、ここまでの証拠を、いまNHKが出してきたとは驚きだ。
NHKは、最初の内部文書をスクープできたのに、肝心の「総理の意向」部分を黒塗りにして、ニュース内で消化するという“忖度”報道を行い、翌朝の朝日新聞に、スクープを譲ってしまった。
さらに、早い段階で、前川氏の独占インタビューも収録していたにもかかわらず、お蔵入りにしてしまった。
取材にあたっていた現場の記者たちは、さぞかし、忸怩たる思いを抱えていたことだろう。
それが、国会閉会と安倍首相の記者会見を終えたタイミングで、この決定的証拠をようやく出すことができた、というわけだ。
だが、NHKが、踏み込んだ新事実を出しても、官邸の姿勢は相変わらず。
NHKの取材に、萩生田官房副長官は、
「具体的に、総理から、開学時期について指示があったとは聞いていませんし、私の方からも、文科省に対して指示をしていません」
「「加計学園に力を貸すため」に、和泉補佐官や関係省庁と、具体的な調整を行いとか、指示を出すことはあり得ません」と事実を否定。
「心当たりのない内容が、私の発言・指示として、文書・メールに記載されていることについて、非常に理解に苦しむとともに、強い憤りを感じております」とまで述べている。
つまり、萩生田官房副長官は、先日の手書き修正指示と同様、「これは文科省の捏造だ!」という反論なのだ。
文科省の証言ラッシュの立役者となった前川氏は、「あったものをなかったものにできない」と語ったが、
安倍官邸は、「あったものは嘘っぱちの改竄文書だ!」という、陰謀論しか口にしない。
もはや、この姿勢のどちらが信用たり得るか、そんなことは歴然としているだろう。
安倍首相は、昨日の記者会見で、「何か指摘があれば、その都度、真摯に説明責任を果たしていく」と言い張った。
では、それを実行していただこうではないか。
この新証拠に対して、「国民に丁寧に説明」するべく、閉会中審査に応じなければ、それは「安倍首相はクロ」と決まったも同然だ。
(編集部)
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波紋広がる “特区選定” 独占入手 加計学園 “新文書”
【NHK クローズアップ現代】2017年6月19日
http://www.dailymotion.com/video/x5r8j79_nhk-クローズアップ現代-波紋広がる-特区選定-独占入手-加計学園-新文書-20170619_tv
事業者が選定される前から、政権幹部が、加計学園の名前を出して、指示していたと記されています。
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そして今日、松野文科大臣が、去年10月に、萩生田官房副長官が文科相に対して発言したとされる内容が記された、新たな文書が見つかったと発表しました。
国会が終わった途端に、出てくる出てくる…。
この萩生田氏、どういう人なのかというと、統一教会が主催するイベント「祝福原理大復興会」に来賓出席するほど、統一教会とはねんごろで、おまけに日本会議と神道政治連盟の国会議員懇談会のメンバーです。
さすが、としか言いようがありません。
もう終わらせましょう。
国有財産と税金を、総理のご意向で好きなように使われちゃ、たまったもんじゃありません。
まだまだあるようですしね、森友、加計に続く同じようなやりたい放題が。
逃したらあきませんよぉ〜!
萩生田副長官が、「総理は、30年4月開学と、おしりを切っている」
【LITERA】2017年6月20日
http://lite-ra.com/2017/06/post-3259.html
ついにNHKが、加計学園問題で、決定打となるスクープを報じた。
昨夜、放送された『クローズアップ現代+』が、独占入手した文科省作成の、“新たな内部文書”を公開。
その内容は、萩生田光一官房副長官が、文科省に対し、はっきりと、「総理案件」であることを伝えている、衝撃的なものだった。
先週、「安倍首相の側近中の側近」である萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という、事実上の「京都産業大学外し」を指示していたことが発覚したが、
今回、NHKがスクープしたのは、その指示の1週間前ほどにあたる、2016年10月21日、
萩生田官房副長官が、文科省の専門教育課長である浅野敦行氏に対して語った言葉を記録した「10/21 萩生田副長官ご発言概要」という文書だ。
そこには、まさに、「決定的」な文言が並んでいる。
「和泉補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている、何が問題なのか整理して、よく話を聞いてほしい、と言われた。官邸は絶対やると言っている」
「総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたい、とのことだった」
「何が問題なのか、書き出して欲しい。その上で、渡邉加計学園事務局長を、浅野課長のところにいかせる」
「農水省が獣医師会押さえないとね」
和泉洋人首相補佐官については、前川喜平・前文部科学事務次官が、昨年9〜10月に、
「総理は言えないから、私が代わって言う」として、獣医学部新設を早く認めるように、複数回言われたことを証言してきた。
今回の新文書は、そうした“圧力”をかけたにもかかわらず、抵抗する文科省に対し、萩生田官房副長官が、
「官邸は絶対やる」「総理は2018年4月開学と決めている」と、はっきり“総理案件”だと宣告し、
その上で、加計学園事務局長を浅野課長のもとにまで行かせる、とまで言っていたことを示すものだ。
何より、開学時期を切ったのは、安倍首相その人だ、というのである。
■ 指示はやはり岩盤規制改革ではなく、“総理のご学友”の加計学園開学!
さらに、萩生田官房副長官は、和泉首相補佐官や内閣府と話し合った上、四国で獣医学部新設を行うためにはどうすればいいかを、具体的に列挙。
萩生田官房副長官が、「広域的に」「限る」という新設条件を、手書きで修正したとされるメールが送られたのは、この約10日後のことだ。
だいたい安倍首相は、一貫して、
「岩盤規制改革をスピード感をもって進めるように、つねに指示してきた」と言い、
内閣府の藤原豊審議官も、申し合わせたように、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」という発言について、
「首相はつねづね、規制改革全般について、『スピード感をもって実現すべきだ』と発言している。
関係省庁と議論する際に、こうした首相発言に言及することは十分にある」と説明してきた。
ようするに、安倍官邸と内閣府は、「国家戦略特区全体の話をしているのに、文科省が勝手に、『総理のご意向』などと記載しただけ」と、逃げてきたのだ。
だが、常識的に考えて、あからさまな虚偽のメモを、官僚が作成するわけがない。
今回、発覚した萩生田官房副長官の発言メモは、安倍首相自ら開学時期を設定していた。
さらには、「加計学園事務局長を文科省に行かせる」とまで言及し、実際、この6日後に、両者は面談したという。
やはり、獣医学部新設は、「岩盤規制改革」などではなく、「加計学園のための規制緩和」だったのだ。
それだけではない。
NHKは今回、元文科省OBで、加計学園の理事を務めていた豊田三郎氏が、2015年11月17日に文科省職員と会った際、このように語っていたことが、メール文書として残されていたと報じた。
「安倍総理の留学時代のご学友である現理事長と、安倍総理と食事をする仲になった」
「いざ総理が進めた時に、「お友達内閣ですね」と週刊誌などに書かれないように、中身がしっかりしたものにしないと、総理に恥をかかせることになるから、
ちゃんと学園として、構想をしっかりしたものにするよう、私からは言っている」
「総理に恥をかかせてはいけないから、中身をしっかりさせろと、加計理事長に言っている」
この発言は、今治市が、国家戦略特区に指定される約1カ月前のもの。
つまり、獣医学部新設が、「総理マター」として出発していることを示すものだ。
しかも、このメールを保管していた文科省現職職員は、顔を隠した上で、NHKの取材に応じ、
「政治的に事が進められる可能性が高い案件、という認識をもっていた職員は多いと思います」と証言。
豊田氏は、2016年9月6日、加計孝太郎理事長とともに、松野博一文科相と面談していたことがわかっているが、
こうやって、加計学園と文科省を繋ごうとする役割を、担っていたのだろう。
■ 圧力をかいくぐって、国会閉会後にようやく報道したNHK
しかし、ここまでの証拠を、いまNHKが出してきたとは驚きだ。
NHKは、最初の内部文書をスクープできたのに、肝心の「総理の意向」部分を黒塗りにして、ニュース内で消化するという“忖度”報道を行い、翌朝の朝日新聞に、スクープを譲ってしまった。
さらに、早い段階で、前川氏の独占インタビューも収録していたにもかかわらず、お蔵入りにしてしまった。
取材にあたっていた現場の記者たちは、さぞかし、忸怩たる思いを抱えていたことだろう。
それが、国会閉会と安倍首相の記者会見を終えたタイミングで、この決定的証拠をようやく出すことができた、というわけだ。
だが、NHKが、踏み込んだ新事実を出しても、官邸の姿勢は相変わらず。
NHKの取材に、萩生田官房副長官は、
「具体的に、総理から、開学時期について指示があったとは聞いていませんし、私の方からも、文科省に対して指示をしていません」
「「加計学園に力を貸すため」に、和泉補佐官や関係省庁と、具体的な調整を行いとか、指示を出すことはあり得ません」と事実を否定。
「心当たりのない内容が、私の発言・指示として、文書・メールに記載されていることについて、非常に理解に苦しむとともに、強い憤りを感じております」とまで述べている。
つまり、萩生田官房副長官は、先日の手書き修正指示と同様、「これは文科省の捏造だ!」という反論なのだ。
文科省の証言ラッシュの立役者となった前川氏は、「あったものをなかったものにできない」と語ったが、
安倍官邸は、「あったものは嘘っぱちの改竄文書だ!」という、陰謀論しか口にしない。
もはや、この姿勢のどちらが信用たり得るか、そんなことは歴然としているだろう。
安倍首相は、昨日の記者会見で、「何か指摘があれば、その都度、真摯に説明責任を果たしていく」と言い張った。
では、それを実行していただこうではないか。
この新証拠に対して、「国民に丁寧に説明」するべく、閉会中審査に応じなければ、それは「安倍首相はクロ」と決まったも同然だ。
(編集部)
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波紋広がる “特区選定” 独占入手 加計学園 “新文書”
【NHK クローズアップ現代】2017年6月19日
http://www.dailymotion.com/video/x5r8j79_nhk-クローズアップ現代-波紋広がる-特区選定-独占入手-加計学園-新文書-20170619_tv
事業者が選定される前から、政権幹部が、加計学園の名前を出して、指示していたと記されています。
******* ******* ******* *******
そして今日、松野文科大臣が、去年10月に、萩生田官房副長官が文科相に対して発言したとされる内容が記された、新たな文書が見つかったと発表しました。
国会が終わった途端に、出てくる出てくる…。
この萩生田氏、どういう人なのかというと、統一教会が主催するイベント「祝福原理大復興会」に来賓出席するほど、統一教会とはねんごろで、おまけに日本会議と神道政治連盟の国会議員懇談会のメンバーです。
さすが、としか言いようがありません。
もう終わらせましょう。
国有財産と税金を、総理のご意向で好きなように使われちゃ、たまったもんじゃありません。
まだまだあるようですしね、森友、加計に続く同じようなやりたい放題が。
逃したらあきませんよぉ〜!