ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

行ってきます、多分…。

2017年06月28日 | 友達とわたし
明日の朝早く、カナダに向かって出発する。
夫の、そしてわたしの、大切な友人であるルエルを、お見舞いに行くために。



手前味噌と千羽鶴(千羽になっていないのだけど)、そして指圧スリッパと足袋ソックスと、福を呼ぶ招き猫の置物をお土産に。

3ヶ月から半年なんてくそっくらえだ。
そんなこと、信じてたまるか。
そんなこと、起こってたまるか。
余命一年の宣告をもらい、生き長らえたわたしの、なんちゃってパワーを分けに行こう。

でも、もし彼が、心身ともに十分落ち着いていて、そしてそこそこ感じているものがあるのなら、
わたしは、臨死を経験したときの、なんとも言えないほどの気持ち良さと温かさ、そして幸福感を、彼に話そうと思う。

わたしにもいつか、この世とのお別れの日がやってくる。
それが突然なのか、じわじわとなのか、それは全く予想ができないのだけど、
あの世界が待っていてくれるのだと知っているので、恐くないと言えば嘘になるし、この世に名残が無いはずもないけれども、
それでもまあ、言葉的に変だけども、楽しみにしていたりする。

今日は休む日の分も仕事して、さあ準備しよう!と思ったら、
なんと、夫が先週ひいた風邪がしっかりうつってしまった。

今は漢方と皮内鍼で様子を見ている。

風邪をひいたまま、ルエルに会うことは絶対にできない。
なので、ちゃんと治してからでないと行けない。

だからもう寝ます。
おやすみなさい。

辞めぬなら、辞めさせてしまえ安倍内閣!

2017年06月28日 | 日本とわたし
『撤回しても違法の既遂(犯罪が完了していること。未遂の対語)』

これは、憲法学の教授、木村草太さんの言葉です。

→ 菅官房長官が、「稲田防衛相が発言を撤回したから職務を続行させる」としたのは、官房長菅自身が、違法性が無いと表明したことになり、

→ 発言が違法ではないという判断は、内閣の判断ということになり、

→ 稲田氏のみならず、菅官房長官、そして安倍内閣の責任問題につながってくることになります。



まあでも、自民党の中には、4年前にこんなことをしていた男もいるので、どうして自分たちが非難されているのかがわかっていないかもしれません。
そういう劣化の象徴のような内閣ですし、それに対して諭すことも注意することもできない木偶の坊党員だらけ。
だからこそ、選挙のたびに退治していかないと、この劣化を止めることはできません。


「政務官のサトウです」と連呼 
防衛省敷地内で部下に投票を“お願い”する「ヒゲの隊長」の公私混同選挙

【My News Japan】2013年7月21日
http://www.mynewsjapan.com/reports/1858

陸上自衛隊十条駐屯地正門前の自衛隊敷地内で、選挙運動を行う佐藤正久参議院議員候補(防衛大臣政務官)
他の隊員が大勢いるなかで、公然と握手をして激励する、第8師団長の堀口英利陸将(制服を着用した左側の人物)。
7月18日午後6時)



引用はじめ

今夏の参議院議員選挙で、「公私混同」の疑い濃厚な選挙運動を行った人がいる。
陸自元1佐で防衛大臣政務官の、佐藤正久氏(自民)だ。
佐藤氏は、「防衛大臣政務官の佐藤です」と、自衛隊の敷地で連呼し、自分の部下にあたる自衛隊員に対して、「一票」を呼びかけた。
投票を働きかけられた自衛隊員のほうも、制服組最高幹部が、佐藤氏と公然と握手するなどして、支持を表明した。

引用おわり


ここだけではなく、佐藤氏は、防衛省敷地内でも、同じような選挙運動をしました。
その中で、彼が絶叫して伝えたことの内容は、

〈今回の参議院選挙で、ねじれをなんとかして、直していただく。
一番日本の根幹中の根幹、憲法。
この憲法を取り戻して、しっかりと自衛隊が、まさに将来の責任をしっかりはたせるようにする
誇りをもって結果を出せる。
そういう自衛隊を、しっかりと軍隊として、身分と処遇も、そして誇りの持てる、そういうあたり前の国にしなきゃいけない…〉

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さて、ついでにといってはなんですが、下村元文化相は、こんな軽口で、稲田防衛相をかばいました。

「みんなで応援しますよ、と漠としたイメージ。
選挙の応援に来て、サービス的な発言。
これで辞任となったら、続けられる人は誰もいなくなる」


❓❓❓❓❓

憲法15条、公職選挙法、自衛隊法の、見事なまでのトリプル違反を犯したことを、
応援サービス的な発言だの、漠としたイメージだの、本当に頭大丈夫ですか?

いや、大丈夫じゃないからこその、こういう行いだったんでしょう。



記事は『週刊文春』のもので、
下村博文元文科相(63)が、加計学園から、200万円の違法な献金を受けた疑いがあることがわかった。
と書かれています。

『週刊文春』が入手した、下村事務所の内部文書は本物であると、下村事務所の複数の関係者が認めたのだそうです。

この加計学園からの寄付は、(20万円を超えるパーティ券購入を受けた場合、記載しなければならない規定がある)政治資金収支報告書に、記載されていませんでした。






この「たまたま」というのは、我々からの大いなる皮肉です。
どちらも夫婦そろって、「ずぶずぶ」の中の「ずぶずぶ」だった(もしかしたら陰では今も)わけですから。

森友&加計学園問題で、やっと表にさらけ出されてきた、現政権の異常さと劣化の酷さ。
そして、そのことについて誰一人、糺せる者がいなくなってしまっている与党の不甲斐なさ。

選挙でコツコツ、退治していきましょう!

あ、でも、選挙の真っ只中にいる都民のみなさん、このインチキにだまされないでくださいね!



結局のところ、小池氏の思想は、安倍氏のそれと相通ずる部分が非常に多いというのは事実で、
離党していないのに対立しているように見せかけていること自体が、とても胡散臭いです。

都民ファースト(本当は都民ワースト&自民セカンド)に投票するということは、結局は自民党への投票になることを、理解していただきたいと思います。

とにかく、わたしたちの国会を、ここまで蔑ろにする政権は、一日も早く退治せねばなりませぬ。