ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

庭便り

2009年07月16日 | お家狂想曲
今日はこの地域にしては湿度も上がり(といってもたかだか50%ぐらいですが)、太陽もガンガン照り、なかなかの夏らしい日になりました。
二時間近くもドライブしてレッスンを受けに来てくれるTさんと、レッスンの後、庭の散策をしました。
植物に詳しいTさん、あ、これは山芋のツル、あ、これは林檎、あ、ここに山牛蒡もある!と、次から次へと葉っぱを指差して教えてくれました。

山芋さん



りんごさん



山牛蒡さん



「前に住んでたのは日本の方だったんですか?」と真剣に聞いてくるTさん。
ぶどうがツルを伸ばして鈴なりになっているのを見て、「イヤッホー!ワインワイン!」と叫んでいました。
ぶどうの木は、なんと巨大化したりんごの木にも巻き付きながら、隣りの土地の電話の線とか他の木の枝とか、見境無く節操も無く、無邪気に実をつけています。

再び登場、無邪気なぶどうさん



そしてもうひとつ、面白い発見が。
二等辺三角形の庭のてっぺん近くにある、ほとんど朽ち果て寸前の小屋を覆うように生えている大きな木は、日本では下駄を作るのに使われているのだそうです。
うちの土地から生えているのだけど、隣接する近所さんちのポーチに随分出っ張っていて、できたら切ってもらいたいと頼まれました。
下駄、何足できるかなあ……。葉っぱがすごくおっきくて面白い木です。



おまけ。
旦那が早朝太極拳に励みつつ、なんか見つけては集めているガラクタ。元伝書鳩小屋付近にいろいろあるそうな。



もひとつおまけ。
旦那がついさっき、うちの庭主のグラウンドホッグ君を追っかけてました。こういう顔しています。彼は我が家の猫よりひとまわりデカい?!です。



ついでにウィキペディアで調べてみました。

『グラウンドホッグは2月2日に冬眠から覚めるが、外に出て自分の影を見ると、驚いて巣穴に戻ってしまう」とされており、春の到来時期が以下のように占われる。
 
影あり(晴れ)→ 影を見て驚き、冬眠していた巣穴に戻る→「冬はあと6週間は続くだろう」
影なし(曇・悪天候)→影を見ず、そのまま外へ出る→「春は間近に迫っている」

世界的に報道されるのはパンクサトーニーの占い結果だが、北米各地で同様のイベントが行われ、地方ニュースで報道される。
グラウンドホッグを飼育していない動物園などでは、プレーリードッグやミーアキャット、ハリネズミなどを代用することもある』

って、結局は2月2日が晴れてりゃ冬が長引いて、曇ってりゃ春は間近ってこと?みたいにわたしには思えちゃうんですが……ま、あまり深く考えないでおこう。

さて、うちの主くんは、2月2日にどんな占いの結果を出してくれるでしょ?