ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

日本でいただいた旨いもんたち

2024年02月23日 | ひとりごと
まずは前回の記事にも載せたおせち料理。
義父は長い間、まともに正月を祝えない職業に就いていたので、義父と母がおせち料理をゆっくり食べるようになったのはつい最近のことなのだ。
なのでなんとなくぎこちない雰囲気が漂っていて、それがなんとも可笑しかった。


やっぽんぽんの宿でいただいた会席料理の数々。







そして朝食。

ご多分に洩れず、ここも現状維持が難しいからか、バイキングの料理の種類が減っていて、それがちょっと寂しかったけれど、盛り付けは美しく、味付けはいつも通り素晴らしい。
客の身勝手な願いだけど、どうか頑張って乗り越えてほしいと思う。


姉思いの弟が、ねえちゃんに食べさせてやろうと用意してくれたカニ尽くし。

出刃でガツンガツンと切り取っていく。

網で焼いたカニ身の甘いこと甘いこと。

蟹味噌のグラタン(だったっけか?)の表面をバーナーで焼いて食べさせてくれた。


番外編:日本に行くと必ず手にいれる干し柿。
子どもの頃は嫌いだったのに、なんでこんなに好きになったんだろう?

弟の友だちが焼いてくれた広島焼き。絶品だった。
つまみの料理の数々もめっちゃ美味しかったのだけど、写真に撮るのをすっかり忘れた。


ほんの数時間でもと寄らせてもらったM子先生宅でいただいた美味しいランチ。



東京での最後の夜に、ちょっと奮発して入ったイタリアンのお店で。


残念ながらどれも塩気が多すぎて、わたしの口には合わなかったが、最後に出てきたこれでおあいこになった。


アメリカに戻る日のお昼に、浅草界隈を散歩していたら、パンケーキ屋さんが目に止まった。
日本に居る間は、グルテンも白砂糖もカフェインも解禁にして、暴飲暴食にひた走ってしまうのだけど、これがトドメだとばかりにお店に入った。
もうすでに胃も腸も荒れに荒れていて、お腹周りはどこから見ても妊娠8ヶ月半の妊婦オババに成り果てている。
グルテンフリーになってから、なぜだか小麦粉入りの粉ものを食べると、お腹がプーっと見る間に膨らむ。
まるでプーっという音が聞こえてくるほどの素早さで、いつもそのことに驚かされる。
でもこれはやっぱり見逃せない。
いただきます!



2度目の帰省では、新大阪駅から伯母の家までの車中で、弟が買ってくれた551蓬莱の肉まんとシューマイをいただいた。
めっちゃ懐かしくて、相変わらず美味しかった。

伯母の家では、伯母の一人娘のKちゃんが、生協で注文した冷凍食品やレトルトを使って、夕飯を振る舞ってくれた。
彼女の手が痛々しいほどに荒れていたので、彼女の水仕事の量をできるだけ減らそうと、わたしも料理や食器洗いをしたのだけど、やっぱり冷蔵庫や冷凍庫の管理はその家の人がする方がうまくいく。
三重生協の冷凍おかず、どれもすご〜く美味しくて食べ応えがあった。

伯母の家ではWi-Fiが使えなかったので、Wi-Fiが無くては連絡手段が無くなってしまうわたしは、初めて電子SIMカードなるものを購入した。
だけど、そのSIMをインストールするにはWi-Fiが必要で、けっきょく親友のT夫妻宅やピアノの師匠宅に押しかけて、その際にも小腹に入れるご馳走をいただいた。
にんじんしりしりにネギてんこ盛りのラーメン、看護の合間のほんわかとした雰囲気と旨いもん、本当にありがとう!
身も心も慰められました。

日本に行くと必ず2〜3キロ体重が増え、こちらに戻ってから元に戻すのに苦労する。
ただ、グルテンフリーに戻した途端、お腹周りだけはシュルシュルと縮んでくる。
ミシュランのタイヤマンに変身していた、米国在住の小太りの初老女に戻るわけだが、今更ながら粉もんには目が無かった時の腹は一体どうだったんだろうと不思議に思う。
こちらに戻ってから今日で10日、今日の夕飯は昨日と同じ、醤油なしで作ったおでんと、黒豆入りのオーガニック玄米と餅米のミックスご飯。
これもまたよしなのである。

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