ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

がんばれT!

2009年07月06日 | 家族とわたし
「おかん、東京、ぜんぜん分からん!」

Tがチャットで叫んでました。人生で初めての東京。そりゃ分からんわなあ。

今日からジョブフェアの始まりです。はっきり言って、わたしはジョブフェアも就職活動も、常識テストも面接も、さっぱりなんにも知りません。
なので、聞かれても相談されてもなにも教えてあげることができないし、アドバイスをあげることもできません。なんとも頼りない母です。

でも、なんか大丈夫なような気がする。Tを欲しい会社がきっとどこかにあるような気がする。それだけは伝え続けてきました。

体に気をつけて、ケチり過ぎてちゃんと食べんかったりせんと、失敗したらそれは次への踏み台になるから喜んで、自分を卑下せず強く信じてがんばれ!がんばれT!

洗濯ができるぞ!

2009年07月06日 | お家狂想曲
やっとやっと、洗濯ができる日がやってきました!
そもそも二階に洗濯室を作るということから始まったこのゴタゴタ。でも……どうしても……あそこでは洗濯したくなかったのです。

日本で旦那が英語講師をしていた時、大人クラス用の教材として使っていたアメリカのテレビ番組の中に、『Dinosaurs』というファミリードラマがありました。
出演者は皆、恐竜の着ぐるみを着て、ティピカルアメリカンのある家族(両親と息子&娘&赤ちゃん)の日常を描いたものです。
夫は毎日外で働き、妻は家事と育児を担当。息子と娘はティーンエイジャーで、赤ちゃんはまだヨチヨチ歩き。
ある日、妻が落ち込んだ様子で「I hate my life」と呪文のように繰り返すのを見て、いったい何が彼女に起こったのかさっぱり訳が分からない夫。
妻は、毎日毎日繰り返される家事と育児に疲れ果て、誰からも評価を受けず、報酬も無く、これからも延々と続く日々を思って急にイヤになったのでした。
でも、そんなことには全く気がつかない、というか、無視しがちな夫は、そんな彼女をなんとか励まそうと必死に考えます。
そして「そうだ!」とひらめいた最高のアイディア、「洗濯機の横にラジオを置いたらいいじゃん!」と、声も高らかに妻に言います。
それを聞いた妻は更に暗くなって、地獄の底から響くような声で「I hate my life」と繰り返し、エピソードは終わり。

先日、水道工事の技術師ロブが来てくれた時、地下に一緒に下りて、どんなに洗濯をやる気が失せる場所かを伝えたかった時、
「ああ、いいアイディアがある!ここにテレビを置けばいいじゃん!」と嬉しそうに言った時、旦那とわたしはそのエピソードを思い出して大笑い。
まったく……男ってのはやっぱり、ここぞ!というところがチョイとズレてるような気がしてなりません。

ということで、わたしにはかなり珍しく、我がままを通させてもらった二階の洗濯室。今日、とうとう活動開始となりました。

のれんの奥が洗濯室。元は台所だった部屋です。



それにしても、やっぱこっちの物はデカい!洗濯機&乾燥機です。今日から当分フル回転してもらわにゃいけません。



サムスンという韓国の会社の製品です。コンスマーリポート(製品を痛々しいまでにテストしてランク付けする調査機関)でガリガリに調べた結果、これが一番ということと、値段が他の会社の三分の二ぐらいだったので、今年の春のコンサートバイトで稼いだ分で買いました。

フロントロードは今回は初めて。Kがまず初体験。しばらく前に座り込んで、中の様子をじぃ~っと見ていた我ら三人。音が静かでびっくりしました。
こんなんでほんまに洗えてるのかなあ……とかなり心配だったけど、洗い終わりに出てきた水の色を見て納得。おいおい、こんな汚れてたんか~君!
まあ、しばらくはこんな調子で、洗濯機の前でぼぉ~っと立って見学することになりそうです。