意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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軽減税率は効率的

2018年11月17日 | 社会
消費税が上がるため、軽減税率が話し合われてます。

で、今話し合ってるのは、お店で食べたら10%でテイクアウトなら8%(つまり贅沢品かどうか)をどこで線を引くかを話し合ってるわけです。

面倒くせぇからいっそ全部10%にしろって思いますが、実のところ今後、消費税が20%になったとき、全部一律でいいのかって話になるわけで、こんなことも言ってられないわけです。

それに対しては、給付付き税額控除にすればいいって言う人もいます。
これはどういう事かというと、例えば納税額が10万円の人に15万円の給付付き税額控除を実施する場合、差額の5万円が現金支給されるようになるらしい。

・・・・・・・面倒くさいよね。

まぁ、贅沢品かどうかで線引きするよりはましですけど、どうしても申請をして貰わないといけないわけで、高齢者といった働いてない人には恩恵がないわけです。
ホームレスだと無理だし。(やめるきっかけになるかもしれが)
細かくできなくもないでしょうけど、それはそれでやっぱり面倒臭い。

じゃぁ、どうすればいいかといえば、軽減税率なんです。
これが一番合理的。

もちろん贅沢品かどうかで線を引いたら面倒くさくなるだけです。
ですので、単純に電気ガス水道といった混じりようがないものでやればいいだけです。
これらってライフラインだし理解も得られやすいでしょうし。
もちろん、金持ちは全館冷暖房で、プールで贅沢してるとか言われそうですけど、それを論じても仕方ないです。
電気や水は工場や店舗でも使うわけで(微々たるものだけど)商品価格にも反映されるでしょうから、少なくとも税額控除よりマシではないかと思います。

正直なところ、これで低所得者対策として足りないのなら給付付き税額控除も視野に入るのかも知れませんけど、場合によっては携帯電話などの通信費用といった品目を増やしていくのもありでしょうから、それからの話だと思います。

どんなシステムでも複雑化しようと思えばできるし、単純化しようと思えばできるってだけですけど、まず、一番単純化してから考えていくべきだと思いますね。