意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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最初からずれている保育園議論

2016年04月14日 | 社会
保育園の騒音トラブルで開園を断念したニュースが話題になってます。
それでドイツの事案・・・・・法律で子供の声などは騒音じゃないと制定したことも取りただされており、これを真似しろという意見も出てます。

・・・いや、五月蠅いものは五月蠅いだろう。
それを定義を変えたから大丈夫って、解決にはなっていない。
いや、それ以前にこれって法律学的に許されないと思うのですが?
理解不能です。

まぁ、それで行政府が解決しないとなると、あとは司法の問題になりますが、それが無理なら自立救済しかなくなるわけです。
引っ越すか・・・・・幼稚園児をあらゆる手を使い、いなくさせるしかないわけです。
事件が起きてから、犯人を極悪人と罵って済ませたいのなら別ですが、解決になってないものを推奨するってどういう神経してるんでしょうね。
この手の問題で子供の声は騒音ではないと叫び、精神論で抑え込んでも全く意味がないどころか、大きなマイナスでしょうに。

あと、解決策に的外れなものが多いですね。
防音の窓をつければいいとかありますけど、1年中窓を開けないわけにはいかないでしょう。(特にドイツは緯度が高いのでクーラーがない家も多いと思う)
遮音壁を作れば良いとかも聞きますが、目の前に高い壁があったらものすごい圧迫感を受けるのですが・・・。
そんなものを気にしない人ばかりならよろしいのですが気にしてるから問題になるわけで、その問題を後から来て迷惑をかける人らが補償しないのであれば、地元住民が反対するのは当然でしょう。

まぁ、そもそも都市が保育園などの施設に向かない土地なんですよね。
言ってしまえば、保育園とか学校とかって日常生活を送る上では迷惑施設なんですよ。
まずはそれを自覚しなければならないわけで、それでもなお作れっていうのなら、誰かに我慢を強いらないといけないのです。

我慢や犠牲って表現は嫌いなので貢献や協力というべきですが、本来はそれにどう報いるかの話なんですよねぇ・・・。
隣接地は固定資産税を半分にするとかあるはずなんですけど・・・そんなことは言わないと。

そこはさておいて、より問題なのは普段リベラル発言をする人たちに限ってこういう場合に我慢を強要するのです。
必要だから我慢せよってさぁ、それでいいのだけど、例えば、軍事施設・・・特に普天間基地とか『必要だから我慢せよ』とは絶対に言わないのです。

この時点でリベラルではないのですが、都合の良い時だけどリベラルぶる・・・というか『良い人振り』たいだけでしょうが、おそらく、これがリベラルとか左翼などの衰退の理由だと思います。
状況によって発言が変わる風見鶏なんて信用できないのですから。