意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

日本の欠点は野党がつかえないこと

2013年05月13日 | 政治
川口参院環境委員長の解任決議可決が野党7党の賛成により可決された。
理由は急遽セットされた楊国務委員(外交担当)が出席する会合に出席するため滞在を延長し、環境委が流会したためである。

確かに川口氏にも落ち度はあるが、解任されるほどのものではない。
せいぜい厳重注意程度でイエローカードくらいであろう。
それ以上の問題とするのならば、川口氏が求めていた延長滞在を野党側が認めなかった理由を『明確に説明できる』場合だけだ。
これがなされていない以上、川口氏に正当性があり野党側の完全な言いがかりだろう。

そのせいか、新聞社も産経だけでなく毎日・朝日ですら野党の行動に批判的である。
まぁ、朝日・毎日は中国寄りの新聞社だからな気もしますけど。

この野党7党は民主、生活、みんな、みどりの風、社民党、共産、維新の7つなのだとか。
・・・みんな、維新もかよ!!

赤熊はみんなも維新を評価していませんが、野党の中では『まとも』な方だと思ってたのですが、さもありなんって感じですね。

そもそも、日本の政治の問題は野党がクズだってことですね。
まともな野党がいないのです。

元来、自民党は左翼です。
自由も民主も左翼が使う標語で、右翼である保守の標語じゃないのですから当然です。
それが保守派に見えているのですから・・・異常事態ここに極まってますね。
もっとも、故に今いる日本の左翼が極左ばかりだということですね。
極左も極右も、ほんの少量ならスパイスとして利用価値はあるのですが、極端な思想というのは国を滅ぼすもので大勢を占めてはならないのです。
スパイスだけを食べれば、死ぬと一緒ですね。

ですから本来はみんなも維新も右派・・・保守派を形成しなければならないのに、民主や社民といった人たちと一緒になるのは先を見据えていないのでしょうね。
野党というのは、次の与党を担う勢力であり、対立軸として必要なものなのですが・・・ここまで頭が悪いといらないという気がしてきます。

まぁ、それを差し置いたとしても、現行、思想的なものを別とすれば、維新(またはみんな)の一番良い立ち回り方は、保守系統の主張を行い自民党と連立政権を組み、公明党と成り代わることです。
いくら維新の会が議席を伸ばそうとも、すぐには自民党に勝るとは思えませんし、このまま議席を伸ばし仮に第2勢力になってしまえば、おいそれとは連立を組めなくなるのです。
今を逃せば、政治を行うには閣僚経験といったノウハウや肩書の蓄積がどうして必要なのです。

先々を考えれば、それ以外の選択肢はないのです。
もちろん、野党協調して自民党に対抗する・・・というのも1つの意見だと思いますが、それならば安倍政権の誕生時からすべきで、もうその時期を逸してます。
なのに、野党は何をボサーっとしてるのかわかりませんね。

そもそも今回の件で賛成したからと言って、得られるものはないのですから下策です。
野党協調・・・という意味合いは今さらでしょう。
いえ、逆に今さら強調したところでマイナスでしかない。
維新の会にしてもみんなの党にしても大局的な戦略を考える人材がいないのでしょうね。
これなら、まだ公明党の方が長期的な視野を持ってるように感じますね。

というか、安倍政権ができたときにどのように立ち回るかを決めきれなかった時点で野党は終わっていたとみるべきでしょう。
せっかく大きな大きなチャンスが転がってたのにね・・・・。
今さら自民党にすり寄っても信用されないだろう。
無能すぎます。
野党って全部いらないわ。

そろそろまともな野党というものが出てきてほしいのですが・・・20年は無理そうです。