意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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自民党がトーンダウンした理由

2012年07月10日 | 政治
先日の自民党の谷垣総裁と野田総理大臣の国会質疑は盛り上がりもなく終わった。
多分、これを見た人は『失望した』とか言いそうだと思う。

でも赤熊の見方はちょっと違います。
他に解ることがあるのです。

まず、はっきりわかるのですが、迫力がない・・・追及をそれほどしなかったわけですが、それはつまり、法案成立を優先させているということです。
もっと言うならば、自民党は今国会で内閣不信任案を出さないと決めたのでしょうね。

なぜか?
それは出しても過半数である240人の賛成が足りないために通らないからですね。
一応、消費税増税法案で造反した鳩山グループが再度、造反したなら通りますが、未だに居残っている点を考えればしないでしょうね。
鳩には何らかの取引がある、またはそれをこれから為そうとしている・・・と言ったところです。

それなのにこの時点で自民党側が解散総選挙と強く喚きたてても、鳩山と野田が打算であったとしても強く結びつくわけですから、それは相手側に利するだけで、自民党側にメリットがない。
なら、当たり障りのない、もっと言えば、野田に強気にさせて鳩との連携を取らせないように仕向けたほうがマシ・・・そんなところでしょうね。

なので、これからの動きとしては参議院で法案が通らない限り自民党・民主党、双方、めぼしい動きなしでしょうね。
自民党としては無難な戦略でしょう。
まぁ、つまらないと言えばつまらない展開ですが・・・。