意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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提言  88  出馬者を政党の構成員に

2011年04月28日 | 提言
今回の統一地方選の知事選なんて多くのところが相乗りか、共産党しかいなかったです。
地方議員なんて、多くは何がしたいのかわからない無所属ばっかり。
高々と名前を掲げているのは共産党くらいなものです。
そういう意味では非常に貴重な存在なのですけど、思想が全くあわないので選びようがない。

より良い者を選ぶために選挙があるのに、選べる候補者がいないのは・・・ちょっと。
これが政治の無関心を呼び、引いては政治家の質の低下、民主党といったクズとしか思えない政治家に票を入れる衆愚な有権者を生むのだと思います。

それを回避するためにも候補者を増やす必要があるわけです。

とはいえ、誰でもいいというわけではないよね。
いくら人数が欲しいとはいえ、駄馬ばかりでは却って政治の関心が薄れるだけですから。

となると『選挙の供託金を下げる』という昔ながら言われている方法は賛同しにくいですね。
能力はともかく、意欲がない人は無理で、面白半分で選挙に出られても困るし、売名行為は迷惑ですし。
最低限の覚悟をもって出馬してもらいたいよね。

となると、選挙に出たら何らかのメリット・・・特典を与えるべきでしょう。
インセンティブ的にもこっちが妥当でしょう。

お金を配るとか、税金の免除でもいいのでしょうが、売名行為が増えるだけですので、何らかの権限を与えるべきですね。
選挙に出たら、落ちても『○○ができる』てな具合です。

1つだけ思いついたのは、出馬者を政党の構成要員にできるようになればいい。

ご存じのとおり、政党を構成する者は現職の政治家でなければさまざまの恩恵を得られません。(単に党員というのと別です)
例えば政党助成金ですが、これは所属している議員数により金額が決まりますが、現有席を占めている政権与党が有利ってことです。
不公平・・・とは言いませんが、議席を大きく振らして政権交代を促す小選挙区制を取っているのに、対抗勢力としての野党が極端に減ってしまった時に次の政権を担うべき政党がいなくなってしまうのは非常に具合が悪いのでしょう。
それは政治の硬直・・・ひいては独裁になりかねませんね。

もちろん、当選者と落選者を同列に扱うわけにはいかないでしょうけど、ある程度は予備・・・補欠としてベンチを温めておいてもらわないといけないと思いますね。
それにこうすれば政党が責任を持ってもらえるし、教育も党がするでしょうしね!!

まぁ、出ただけではダメでしょうから、最低得票数をクリアするとか、党員として期間は出馬してから5年とか区切る必要があるでしょうけど、政治家の予備軍を増やし、円滑に政治が進むと思います。