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広島と長崎への原爆投下 日本は天罰を受けたのか(2)

2013-05-27 | ラジオ
日本の主張も部分的には正しいといえる。しかし、それが他の国に対する植民地主義的侵略を正当化するものであってはならない。

国際地政学研究所のハヤシ・ヨシナガ事務局長は次のように指摘している。
「これは私自身は知らない連中が(?)な知識で議論しあうことによって、とんでもないことになっていってしまう。そうゆう歴史認識という本来の姿というのは、相手がAと言っている、こちら側がBといっている、でAとBは違うじゃありませんか。AイコールBというなんか出来ないのですか。というすり合せをすることが歴史認識ではなくって、この国は何故、そうゆうAならAというのか、この国がBならBというのか、そのバックグラウンドしっかり抑える必要があるということが一つ。
それからもう一つは(?)を得たというか極めて知的レベルの高い学習を経て、そこに至るという学問的検証が必要なんですよ。ところがそれがないんですね。両国の議論の間には。だからある意味、知的レベルが極めて低いわけですよね。
不健全プラス勉強不足ですよね。こちらも伝えてないしし、向こうも、こちらに伝わっていないし。そういう意味ではバックグラウンドとしては不毛です。ですから一つのゲームの世界と、それから冷静な大人の議論の世界というのを、やはり一色端にしてしまわないで、時間がかかるし手間隙かかるかも知れないけど上手くいかないでしょ。特効薬ないですから」

自衛自存やアジア解放という美しいスローガンの裏には、明らかに侵略的な政策があったと言うことを日本の政治家が認めない限り、中国や韓国では反日感情が支持されるだろう。
そのことは日本人が冷血で強暴だ、という神話が強化されることにもなるし、天罰を受けて然るべきだった、というようなことにまでなってしまうのだ。

(?)は聴き取れず

「歴史認識」論争 (知の攻略 思想読本)
クリエーター情報なし
作品社

5月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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