ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県小県郡長和町などに位置する美ヶ原高原は、標高が高いので秋の気配が濃厚でした

2017年09月26日 | 旅行
 長野県小県郡長和町などにまたがる美ヶ原高原は、秋の気配が濃厚でした。

 美ヶ原高原は、小県郡長和町と上田市、松本市の3市町村にまたがる、標高約2000メートルの高原です。9月下旬を迎え、高山植物の花はかなり終わっていました。

 美ヶ原高原の上田市側から、長和町側に広がる美ヶ原牧場側を望む景色です。南東方向を見ています。





 美ヶ原高原がほとんど平らであることが一目瞭然の景色です。

 美ヶ原牧場の入り口近くに立っている“美しの塔”が見えています。この“美しの塔”は、この辺り一面に霧が立ち込めて見通しが悪くなった時に、その塔の位置を伝えるベルを鳴らすために建てられたそうです。石造りです。

 実際には、ハイカー・トレッキングの方々が立ち寄って、面白がって次々と鐘を鳴らしていきます。

 “美しの塔”の北西方向には、各放送局の送信所の塔たちが見えます。王ヶ頭ホテルの周辺を埋め尽くす電波塔の数々です。



 美ヶ原高原は、長野県の比較的真ん中辺りで、標高が約2000メートルと高いので、各テレビ局や各FMラジオ局が長野県内向けに放送電波を流す電波塔を建てています。



 美ヶ原牧場では、牛が放牧されています。聞いた話では、5月下旬から10月中旬まで、子ウシなどを放牧して育てているそうです。

 それ以外の時期は、真冬には積雪が多く、春も寒い高原の世界だそうです。既に、放牧場はいくらか枯れ野風になり始めています。

 9月下旬になり、美ヶ原牧場を通る通路沿いでは、アサマフウロの葉がかなり紅葉しています。

 ごくわずかに、まだ咲いているアサマフウロの花が点在しています。



 例年、今ごろの時期の主役を務めていたマツムシソウの薄紫色の花も数えるほどしか、咲いていませんでした。



 いくらか咲いているアカツメクサ(赤詰草)の花に、キチョウ系が蜜を吸いに来ています。





 このチョウはモンキチョウではないかと推定しています。

 アキノキリンソウも少し倒れかかって、花を咲かせています。



 このアキノキリンソウのすぐ隣には、花期を終えたウツボグサの花だった部分が見えています。

 薄曇りの天気でしたが、標高約2000メートあるために、気温が低く、やや肌寒い天気でした。