ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市にある伊佐沼の浅瀬には、数羽のシギが飛来しています

2017年09月21日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市にある伊佐沼のハス田の近くの浅瀬に、水鳥の“シギ”が数羽、飛来していました。セイタカシギを観察した時に、別の“シギ”を観察した話です。

 伊佐沼周辺の水田では稲刈りが進行し、農業用水の伊佐沼の貯水量を減らし始めたため、伊佐沼の北側に設けられたハス田の南側には大きな浅瀬ができています。

 この浅瀬や杭の上には、ダイサギやコサギ、アオサギ、カワウなどが休んだり、エサを探したりしています。

 その浅瀬では、セイタカシギが数羽、歩き回っています。そのセイタカシギの近くで、“シギ”が数羽、エサを採ったり、水浴びをしたりしています。







 伊佐沼に来ている野鳥観察愛好家の方々によると、この“シギ”は「タカブシギだ」そうです。





 タカブシギは、浅瀬を歩き回ります。



 タカブシギの身体の大きさは20センチメートルから21センチメートル程度だそうです。セイタカシギに比べると、かなり小さいです。

 浅瀬で、水浴びもしています。







 タカブシギの近くに、コチドリも来ていました。右側にタカブシギ、左側にコチドリがいます。



 実は、その後、伊佐沼に来ている野鳥観察愛好家の方の中に「浅瀬にツルシギがいる」とおっしゃる方もいました。

 この理由は、浅瀬がかなり遠いので、シギの羽根模様がしっかりとは見えず、シギの種類の判定が難しいことに加えて、さらに複数の種類のシギが来ている可能性もあり、それぞれが見ているシギが異なる可能性もありました。各シギのくちばしの形や長さ、羽根の模様などをしっかりと観察し、見分けることが必要なようです。

 今回は、不慣れなシギ類の種類の判定の難しさを学びました。

 この川越市郊外の伊佐沼にできた浅瀬で、セイタカシギを観察した話は、弊ブログの2017年8月20日編をご参照してください。