ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、天候不順のために秋晴れになりません

2017年09月15日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、天気がよく変わり、晴れたり曇ったりしています

 標高が約1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、早朝には濃霧が上がってきています。

 早朝には、佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)は濃霧に包まれています。



 先日の夕方は、晴れていたために、荒船山の艫岩がよく見えました。





 佐久荒船高原の少し標高が下がった山麓では、ツリフネソウがまだよく咲いています。





 この山麓は南向きの斜面だからです。

 キツリフネもまだいくらか咲いています。

 森陰で咲いているフシグロセンノウの花です。



 フシグロセンノウは大部分が花期を終えている様子です。

 ミズヒキもまだ少し咲いています。



 ミゾソバはあちこちで、たくさん咲いています。



 佐久荒船高原の標高がいくらか低いところでは、クズの花がまだ少し咲いています。



 佐久荒船高原の中央にある“コスモスの丘”では、冷夏の影響を受けてコスモスはまだあまり花を咲かせていません。

 今年は、9月も天気が不安定なために、コスモスの成長はあまり期待できない様子です。

長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、エゾリンドウの花が咲いています

2017年09月15日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の南端にある女神湖の湿原では、初秋を代表する山野草のエゾリンドウの花が咲いています。

 女神湖の湿原などを散策した話の続編です。

 蓼科山(標高2531メートル)の東側の山麓にある女神湖は、蓼科山の山麓側から雪融け水などが次々と流れ込み、小さいながら豊かな湿原をつくっています。

 女神湖は、高原リゾートの湖(人工湖、水面の標高約1540メートル)です。湿原がある南側から見る女神湖の北西側の湖畔です。



 この日は薄曇りの天気でした。湖面には青空が映り込んでいません。

 湿原の山麓側では、黄色い花がたくさん咲くハンゴンソウが群生して花を咲かせています。ススキと競演しています。



 実は、最初はキオンという山野草の花と思ったのですが、山野草の種類を示す標札には「ハンゴンソウ」と説明してありました。

 同様に、白い花を咲かせるキク科と思われる山野草の花も咲いています(種類は現在、調べています)。

 

 湿地帯の中では、エゾリンドウの花が咲いています。



 背の低いリンドウの花もありました。



 これは、これから背丈が伸びるのか、別のリンドウの種類なのかは不明です。

 湿地帯の中では、ミゾソバの花がたくさん咲いています。



 ウメバチソウは、美しい白い花を咲かせています。



 草むらの中で繁るヨシの中には、オオヨシキリはもういませんでした。夏鳥として、高原部分から平野部に下り始めたようです。

 女神湖の湿原部分から少し離れたところでは、マツムシソウの花が点々と咲いています。



 この薄紫色の気品のあるマツムシソウの花が終わると、晩秋に入ります。