ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡吉見町の道の駅で、ナシの「彩玉」を買い求めました

2017年09月05日 | グルメ
 埼玉県比企郡吉見町の道の駅「いちごの里 吉見」で、ナシの「彩玉」を買い求めました。

 ナシ(和ナシ)の「彩玉」(さいぎょく)は、埼玉県で品種改良された品種です。栽培される数が少なく、その結果、流通量があまり多くないといわれています。

 今回、買い求めたのは、中玉サイズです(大玉になると、販売価格がかなり高いからです)。



 早速、いくらか冷やしてから、いただいてみると、とてもコクのある甘みで、美味しいものでした。



 この「彩玉」は、埼玉県農林総合研究センターの園芸研究所で育成し、平成17年(2005年)2月に農林水産省に品種登録された、埼玉県のオリジナル品種のナシです。

 「豊水」(ほうすい)と「新高」(にいたか)を交配し、その後に選抜を重ねて育成した新品種です。

 栽培農家がまだ少なく、埼玉県内でもあまり出回らない品種になっているようです。

 この「彩玉」を販売しているナシ農家をWebサイトで調べてみると、8月下旬に調べた際には、ある有名なナシ農園が予約販売を受け付けていましたが、8月中に「今年の予定収穫数を超える予約数に達したので、予約販売の受け付けを今年度分は終了しました」と出てきました。

 昨日、Webサイトで再度調べてみると、別のナシ農園が販売していましたが、大玉中心で、値段はかなり高いものでした。

 この「彩玉」は現在でも、埼玉県外では、ほぼ幻のナシになっています。