ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の秋ケ瀬公園で、ヒレンジャクをごく短時間ですが観察できました

2017年03月29日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある秋ケ瀬公園に、また野鳥観察に行き、一瞬ですが、ヒレンジャクを観察しました。

 秋ケ瀬公園は、さいたま市桜区を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いの北側部分にある広大な埼玉県立公園です。現在は、冬鳥が帰り始め、留鳥が番(つがい)になり、巣を作り始める時期に入っています。

 秋ケ瀬公園の中には、メタセコイアの並木があり、そこの近くの木々にはヤドリギがたくさん寄生しています。ヒレンジャクは、このヤドリギの実った実をお目当てにやって来ます。

 

 実は、2月下旬にヒレンジャクが1羽、ここに姿を現わしました。その後、数回やって来た後に、先週にまた、ヒレンジャクが1羽、やって来たという情報が流れました。

 そこでヤドリギが寄生している木のところに行ってみて、10数分待っていると、ヒレンジャクが1羽、登場しました。



 残念ながら、ヒレンジャクは木々の枝が伸びた奧の枝に留まりました。この画像のヒレンジャクの右側にもヤドリギが寄生しています。



 肉眼では、ヒレンジャクがよく見えるのですが、一眼レフカメラを通して見ると、手前に細かい枝がいくらか伸びています。









 ヒレンジャクが背中を向けて留まり、尾の赤い部分を短時間、見ることができました。



 このヒレンジャクは竹やぶの中に入り、その後は一度、雨水がたまった水飲み場に寄り、その後は森の奥に飛び去りました。

 この時も、ヒレンジャク目当ての野鳥観察愛好家の方が約20人ほど、待機していました。この野鳥観察愛好家の方々は、ヒレンジャクが移動するとヒレンジャクの動きに合せて見やすい場所を求めて移動します。

 今回は、“枝かぶり”のヒレンジャク観察でしたが、今年最初の出会いだったので、それなりに満足しています。

 ヤドリギが寄生している木の近くには、ソメイヨシノの木の並木があります。そのソメイヨシノの木は、花を数輪ずつ開花させています。





 次回は、可能であればヒレンジャクをしっかりと観察してみたいと願っています。ソメイヨシノの木が葉桜になるころまでは、ヒレンジャクは平野部に滞在するといわれています。