ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県などの関東地方では雨が昨日から降り続き、今日は寒い朝になりました

2017年03月27日 | 日記
 2017年3月27日は、埼玉県北部などの関東地方では、朝から雨が降り続け、寒い朝を迎えました。

 テレビニュースを見ていると、長野県軽井沢町では、積雪量約30センチメートルの異例の大雪だったそうです。神奈川県足柄下郡箱根町でも大雪だったそうです。

 千葉県成田市の成田空港でも、積雪はしていませんが、雪が降っていました。

 関東地方北部の山間部や長野県などに積雪をもたらしたのは、太平洋側を東に進む南岸低気圧です。



 関東地方や甲信越地方、東北地方などの山間部にある程度の積雪をもたらし、春の“珍事”になりました。

 関東地方は、この寒い雨によって、開花したソメイヨシノ(染井吉野)の花の開花がいくらか長持ちし、桜満開を長く楽しめるそうです。

 暖かい春がいくらか待ち遠しい気分です。


さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、ニホンサクラソウの花が咲き始めました

2017年03月27日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、ニホンサクラソウの濃い桃色の花がごく一部ですが、咲き始めました。

 ぱっと見た感じでは、ニホンサクラソウ(日本桜草)は10数株が花を咲かせています。

 この桜草公園は、さいたま市を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いにある秋ケ瀬公園の一番下流側に隣接しています。

 桜草公園の背後には、さくらそう水門がそびえています。



 さくらそう水門が背後に見える草地は、桜草公園の中心部である特別天然記念物に指定された「田島ヶ原サクラソウの自生地」です。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」は、約10日前は地面の野焼き後の土色と山野草が芽生えた緑色が混在していましたが、現在は山野草がかなり育って、ほぼ緑色に染まっています。

 この緑色に染めている山野草の主役はノウルシです。準絶滅危惧種の山野草のノウルシは、黄色い花を咲かせています。





 ノウルシの勢力の間で、いくらか花を咲かせている山野草は、ユリ科のアマナです。





 アマナも「田島ヶ原サクラソウの自生地」の中で、部分的に準主役を務めています。



 この日は、いくらか曇り空だったために、アマナは花弁を完全には開いていないものが大部分でした。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」のごく一部で、ニホンサクラソウ(日本桜草)が濃い桃色の花を咲かせ始めました。





 このニホンサクラソウが芽吹いた辺りは、まだ土色の土壌が見えていて、ノウルシがなぜか育っていません。



 実際には、これからはノウルシの勢力を示している部分の間でも、ニホンサクラソウは育ち始め、両者の太陽光を求めた成長の勢いの争いになります。

 毎年、ニホンサクラソウが多数、群生して開花する時期は、4月10日前後です。

 なお、「田島ヶ原サクラソウの自生地」でアマナが花を咲かせ始めた話は、弊ブログの2017年3月15日編をご参照ください。「田島ヶ原サクラソウの自生地」が山野草でいくらか緑色に染まり始めた時期です。