ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙に掲載された見出し「世論形成があぶない」を拝読しました

2017年03月07日 | 日記
 2017年3月6日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載された見出し「世論形成があぶない」を拝読しました。

 中面のコラム「核心」に掲載された、この記事はツイッターやフェイスブックなどのSNSサイト(交流サイト)が政治をつき動かす武器になっていると語ります。

 その一番目立つ出来事は、米国の新大統領にトランプ氏が当選したことです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも見出し「世論形成があぶない SNS政治に『待った』」と報じています。



 このコラム「核心」の執筆者は、論説主幹の芹川洋一さんです。

 このコラムは、これまでは世論形成の主役の座を占めてきたのは、新聞やテレビなどのマスメディアだったと解説します。メディア側の送り手から受け手へのタテ型の情報の流れだったと説明します。

 これに対して、人と人のヨコ型のつながりであるSNSがこれを変えつつあるといいます。この結果、ネットによって、政治家と個人がマスメディアを介さずに「中抜き」のつながりの構図になっていると解説します。

 これまでのマスメディアは、専門性を持った送り手から一般の人に向かってメッセージが伝えられる垂直型の「情報普及のメディア」だったと、明治大学の竹下俊郎教授は分析します。

 これに対して、SNSは趣味やイデオロギーなどの共通点を持つ同好の士が結び付く水平型の「つながりと共感のメディア」と説明します。

 共感や好意が先にあるから、その情報が事実かどうかより、「いいね!」「シュア」で反応しがちだと説明します。ニュースの中身は問題にならない。ポスト・トゥルース(事実無視)でも構わない。オルタナティブ・ファクト(もう一つの事実)もまかり通るとします。

 事実と異なっていれば信用失墜につながるマスメディアとの根本的な違いです。SNS世論の危うさの構造問題が、ここにあると指摘します。

 根拠のない情報で世論が操られていれば、民主政治はなりたたないと指摘します。現実には、その傾向が強まっているように感じています。

埼玉県富士見市にあるびん沼自然公園のヨシ原では、モズに出会いました

2017年03月07日 | 季節の移ろい
 埼玉県富士見市東大久保にあるびん沼自然公園は、広大なヨシ原とクヌギ、エゴノキ、ハンノキなどの疎林で構成された公園です。

 広大なヨシ原があるので、クイナなどの水鳥に出会えるのではないかと期待して行ったみたところ、ヨシ原にはモズがたくさんいました。

 びん沼自然公園は、もともとはびん沼川という荒川の支流がつくった“びん沼”という沼を釣り堀にしてる公園のようです。

 その公園部分には、広大なヨシ原があり、このヨシ原の中には小さな沼などがありそうです。



 クイナなどの水鳥観察を期待してヨシ原に近づきましたが、モズが点々といるだけでした。





 10数メートル間隔で、モズに出会いました。





 モスは繁殖期が近づき、番を求めているのかもしれません。



 モス以外は、ジョウビタキが疎林部分にいました。



 このクヌギ、エゴノキ、ハンノキなどの疎林は、「メジロの森」「カブトムシの森」などの名前がついています。



 しかし、メジロには出会いませんでした。

 この訪問時にいたのはスズメとツグミなどでした。この疎林には「多種多様な野鳥が訪れ、現在まで154種類が観察されている」そうです。

 訪問した日は、野鳥の“お休みの日”だったようです。

 びん沼自然公園に接した畑には、アブラナ科の何かの野菜の“ナノハナ”畑になっています。





 小規模な農産物直売所では、この“ナノハナ”を販売しています。

 このナノハナ畑は、春らしい風景と感じました。