■ 気がかりだったが、時間など都合がとれず訪問できなかった都内のFさん宅に伺う。
約2年ぶりだ。
Fさんは認知証の症状が進み、要介護5になり、自宅で介護をしていたFさんの奥さんも腰やその他が具合悪くなって、この夏ごろ自宅近くの特養老人ホームに入居したとのこと。(待機者がおおぜいらしい!!)
入居後3ヶ月くらいは、夫を施設に入れたというディレンマがあったようですが、今は独りの生活ペースができ、ほぼ毎日ホームのFさんに会いに行くらしい。
奥さんと1時間ほど話し、近くの洋食店で昼食。
午後1時近く、Fさんの面会に行く。
言葉も出せなく、介助なくては歩けないらしい。
お会いするまで私たち夫婦のことを覚えていてくれるか、心配だった。
4人部屋の明るい居室のベッドに横になっていた。
奥さんが、「美浜さんが会いにきたよ!」
Fさんはこちらの顔をまじまじと見つめられ、言葉にならない声を出し、嬉しい表情をされた。
わかるんだろう。
こちらも嬉しかった。
ベッドから車イスに腰をかけてもらう。
話しかけながら、手と脚をマッサージしてあげると(マッサージで、血液の循環をよくしてあげる)、やはり嬉しそうだ。
当然かもしれないが、手足の筋肉がまったく衰えていた。
車いすを押して、居室の廊下を一周する。
同じような入居者がいるので、あいさつをするとあいさつを返してくれた。
奥さんの話では、
症状が比較的軽い人や、そうでない人もいる、子供たちとか縁者の面会がほとんど無い方もいるとのこと。
むしろ、面会が少ない人のほうが多いのかな~、とのこと。
2周めは、奥さんの介助で手すりにつかまりながら、おぼつかない足取りで一周した。
奥さんの話からも、伺っての様子からも、よさそうな特養老人ホームだったので安心する。
帰り際、「また来ますよ」と手を振ると、Fさんも手を振ってくれた。
症状がどのように進み、私たちの顔を忘れ、いつ、どのような形で終焉を迎えるかわからないけれど、
退職した来年以降は時間がとれるので、1回/月ぐらいは会いに行って話しかけてあげたい。
今日のラン&スイム
アバホテル 10k ※ 千葉マリンマラソンのNOカードが届いた(1/23開催)
当月 R=90k S=0k 年間累計 R=2235k S=20.8km