■ 2泊3日の北信州、田舎行きの一部始終です。
<17日(日)>
早朝出発。
結局、上信越高速自動車道を利用した。
午前9時30分ころ
佐久平を過ぎたあたりから、前方に真っ白な雪をいただく峰々が近づいてきた。
この道路は、何回かを利用していましたが、春先のこんな絶景に出逢ったことはない。
感激!!
東部湯の丸SAで給油をし、SAの端にあった展望台からパチリ。
白銀の峰々は、標高3000m級の北穂高の山々でした。
○ 結婚式
長野善光寺 本堂
イトーヨーカドー長野店で用事を足し昼食。
その場で式服に着替える。
挙式の会場は、仁王門をぬけ参道をやや上った山門手前の右手にあった。
挙式までだいぶ時間があいていたので、善光寺を見物する。(近くで生まれたのに、訪れたのははじめてです!)
午後2時、義兄の娘さんの結婚式が始まり、披露宴が終わったのは午後5時30分ころ。
田舎の風景
この夜は、会場から車で1時間ほどの北信州にある義兄の家に一泊。
今年は雪消えが遅く、家の周囲も、たんぼもまだいっぱいの雪が残っていた。
たんぼの雪
3月の終わりごろになって、どか雪が降ったり、気温も全般的に低かったらしい。
■<18日(月)>
○ 松之山温泉
2泊目は、相棒の姉の家に呼ばれていた。
昼食をご馳走になり昼寝から目覚めると、「松之山温泉に行きましょう」とのこと。
たしか松之山温泉は、長野県の北の端を越え新潟と長野の県境、雪深い山奥だったと思う。
義姉の村から松之山に向かう北の方面はほとんど知らない。
松の山温泉郷
義姉の夫の運転で、温泉に向かう。
千曲川に沿い、117号を走る。
更に残雪が深くなる。
一度だけ、昔湯沢に行き、塩沢・石打ICから清洲渓谷~秋山郷~義姉の家とたどった逆方向の旧道は、117号道路が開通したことにより使われていない。(この上にJR飯山線が走っているが、今回の地震による基礎部分の崩落により、線路が宙ぶらりんに浮いてしまった)
先日の地震の震源地になった、栄村を通過する。
左右の車窓から、倒壊した家や、県の建築部門が点検の結果、不安全と判断を下し赤紙を張った家がたくさん目に入ってきた。
道路も通行可能にはなっていたが、震災の傷跡が目だち今も修復工事中であった。
新潟県の津南町に入る。
中心部をすぎて左折、山間部を走る。
出発後1時間ほどして松之山温泉に到着した。
宿の裏 左手の土手には、ピンクがかった紅色の「ショウジョウバカマ」、「カタクリ」がいっぱい咲き始めていた。下の水路は、宿の湯と雪解けの水が勢いよく流れている
山の幸、海の幸を盛ったおいしい夕食。
宿の女主人から、
「今日の宿泊客は、みなさん方4人だけです。24時間営業の内湯と、屋上にある露天風呂は貸切ですよ。露天は、ふだんは30分ごとに交代なんですが、地震の風評被害でしょうかね~」
露天風呂(翌朝パチリ)
「今日は午後10時ころ満月が見えます」とのことだった。
内湯に浸かり、午後8時ころ露天風呂を見に行くと、星がわずかに見えただけ。
満天の星、満月を仰ぎ、月の光に照らされた残雪などを眺めながら、露天風呂を楽しみたいという想いに駆られた。
日中の快晴は崩れたので、残念ながら期待はうらぎられた。
露天風呂
田舎の近くには野沢温泉があり、昔からよいお湯でしたが、ここ松之山温泉は、野沢よりもこじんまりとしていて雪深い山あいにたたづむという感じ。
開湯700年の歴史の湯。
「日本3大薬湯の里」として、その薬効は古くから知れ渡っているといわれる。(他は、草津温泉と有馬温泉)
< 19日(火)>
宿の近く
翌日は、朝から小雨。
朝食の前に温泉街を散歩。
温泉源
近くは、標高約1000mの山。
聞くと、新緑のころが良いですとのこと。
宿もよく、温泉も体がしっくりとあたたまり、また新緑の満月のころ訪れてみたいと思った次第でした。
周辺をジョギングしてみたいと思いましたが、雨天であることと遠く千葉まで運転ですし、露天風呂に入り、ひとまず義姉の家に直行。
荷物を整理し、午前11時30分ころ帰途につく。
千葉の自宅には、午後5時ころの到着でした。(所用時間、約5時間30分)