最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

新風舎文庫大賞(2)

2005-05-17 | 小説
昨日の続きで、新風舎文庫大賞について。

受賞の知らせを受けたあとは、いよいよ本作り。
担当編集者のSさんからいろいろアドバイスをもらい、
受賞作に新作を加えて5作品にしたり、作品の順番や、
サブタイトル、表紙など、全てを相談しながら決めていきました。
この作業は、はじめての経験で、とても楽しいものでした。

Sさんは、「美智子は、こんな時はこんなふうに
考えるのではないか」など、私が作り出した登場人物を、
実際に存在しているかのように扱ってくれましたし、
私がまったく気づかなかったことをたくさん指摘して
くれました。

先日、ある方(著名な作家)から、
「常に読んでくれる編集者がいたから書き続けることができた。
励まし続けてくれた編集者の存在がなかったらしんどかっただろう」
というお話を伺ったばかりです。
やっぱり編集者の力ってすごいんだな、と思いました。

Sさんだけでなく、ジョルダンの担当編集者Mさんも、若いのに
とてもしっかりした女性で、頼りにしています。こうして、
おふたりの信頼できる編集者に担当していただき、私は
恵まれているな、と思っています。

それから、本作りの過程でもっとも嬉しかったのは、
表紙が出来上がってきたときと、新津きよみ先生の
解説を読ませていただいたときでした。
こんなに丁寧に読み込んでくださって……と、ただただ
感激しました。

新津先生の新刊、『スパイラル・エイジ』は、今月末、講談社から
刊行されます。今からとても楽しみです。
華奢で、まだ、"お嬢さん"という雰囲気のある新津先生との出会いなどに
ついては、『スパイラル・エイジ』を紹介させていただくときに、
一緒に書きたいと思っています。

写真は、引き続き、食いしん坊モードで、
ハワイのサンデーブランチです。



日曜日は、ミサのあとで、家族揃ってゆっくりブランチを
食べたことから、サンデーブランチが定着したようです。



サンデーブランチは、ほとんどがビュッフェ方式です。
デザートのコーナーだけで、写真の倍くらいありました。
さすがの私も、全部は食べ切れませんでした。残念~。


追加
「~こうして生まれた『女たちの殺意』は大ヒット発売中!
大増刷出来です!!」で締めなくちゃダメじゃないですか。
と、ある方に言われました。(笑)

そうでした。『女たちの殺意』は大ヒット発売中!(ほんと?)
まだ、手にとっていない皆様、すぐに書店へ。
なかったら、ネットで注文を。
図書館に購入希望のリクエストを出してくださっても。
友達に借りて読むとか……。
だんだん弱気になっている……。(笑)
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