最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

アマン東京~アフタヌーンティー

2024-06-20 | 旅(国内)
築地散策のあとで、東京の友人と新丸ビルで待ち合わせです。
アフタヌーンティーを予約してくれているというので、新丸ビルの中のレストランかなと思っていたら、5分ほど離れた場所に連れて行ってくれました。
初めて見上げる大手町タワー。カッコイイです。


お菓子作りが上手な友人の一推しが、大手町タワー33階にあるアマン東京のアフタヌーンティーなのだそうです。
和紙の吹き抜けから優しい光が広がっていました。


琴の調べが聞こえてきたと思ったら、生演奏でした。
お着物で演奏中の女性の後ろ姿がちらりと写っています。


皇居外苑の豊かな緑と、新宿副都心の風景が見渡せる席でした。


そんな風景を眺めながらのアフタヌーンティー。なんとも贅沢です。


最初に運ばれてきたのは、スコーンの入ったトランク。
ダージリンティーとベリーのスコーンやメロンのスコーンなど、好みのスコーンをふたつずつ選びました。


この日のアフタヌーンティーのテーマは、マスクメロンだそうで、ドリンクもメロンフレーバーのものがたくさん準備されていました。
メロンのアイスティーの美味しかったこと。


静岡県産マスクメロンのスープの上に……


ライムとミントのエスプーマで、一層、風味が増しました。


運ばれてきたマスクメロン尽くしのアフタヌーンティー。
テンションが上がります。


下段は新緑をイメージしたグリーンカラーで取り揃えたそうで、生ハムメロンのトルティーヤなど、見た目も美しくて、食べるのがもったいないほど。
と言いつつ、目でも味わいながらいただきました。


中段は、静岡県産マスクメロンのショートケーキや、マスクメロンのジュレなど。


上段は、北海道ヨーグルトのムースとマスクメロン、丸の内ハニージュレなど。
そういえば、丸の内で養蜂が始まったというニュースを聞いたことがあります。


焼きたてのスコーンには、クロテッドクリームや季節のジャムが添えられてきました。
クロテッドクリームとスコーンの相性がよかったです。


楽しいおしゃべりと美味しいアフタヌーンティーで満たされました。
大手町ビルの裏手には、こんなに緑が広がっているのですね。
緑に囲まれた「ザ・カフェ by アマン」も素敵です。

最近失敗が多いという話をしたら、友人が心配して、駅のホームまで一緒に来てくれ、見送ってくれました。
しかも、夫と色違いのPUMAの新作Tシャツまでいただいて……。

1泊2日の東京滞在は、ずっと夢見心地でした。

今度はみんなに北九州市に来ていただきたいです。


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築地散策

2024-06-19 | 旅(国内)
大崎梢さん、新津きよみさんと3人で「六月大歌舞伎」を観賞してから、ホテル近くのワインバルに行きました。


ワインが天井までびっしりと……。


新津きよみさん、大崎梢さんと、再会を祝して乾杯です。
 

若い人たちが多く、賑やかでした。料理はどれも美味しかったです。


歌舞伎の話や小説の話で盛り上がり……。


もったいないほど早く時間が過ぎていきました。


ホテルは歌舞伎座にも歩いて行ける、リーズナブルな料金の「変なホテル 東京銀座」です。
6月ということで、受付のロボットはレインコートを着ていました。


翌日は築地を散策。まずは築地本願寺へ。


『おひとりさま日和』の第二弾が始動しています。秋に出るアンソロジーのヒットを祈願しました。
アミの会のアンソロジー『キッチンつれづれ』(光文社文庫)も、たくさんの方が読んでくださいますようにとお願いしました。


お参りしてからいただいた「他力本願」のカード。


カードの裏に、日本語と英語で「他力本願」の本来の意味が書かれていました。
他力本願という言葉は、しばしば「自分の望みを他人まかせにする」という意味で用いられます。しかし、本来は他人の力ではなく、「あなたの苦悩は私が引き受ける、まかせよ」という阿弥陀さまの願い(本願)を表す言葉です。生きとし生けるものを救わずにはおれないという、阿弥陀さまの強い願いのはたらき、これが「他力本願」なのです。


築地本願寺をあとにして、大勢の観光客で賑わっている築地場外市場へ。


まぐろのステーキ串が海外の方たちに人気で、長い行列ができていました。


牛丼の「きつねや」も大賑わい。


やはり一番人気は海鮮丼のようです。


私たちも立ち食い寿司に挑戦。


築地で観光気分を味わったあとは、東京駅に向かいました。


何度行っても、東京駅は美しいなあと思います。


丸ビル内の「椿屋茶房」でコーヒーを……。


席からも東京駅がよく見えました。コーヒーも美味しかったです。

充実した、贅沢な時間でした。


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蒜山高原と湯原温泉

2023-08-21 | 旅(国内)
山陰旅行の続きです。
足立美術館をゆっくり見学したあとは、ひるぜん高原にも足を延ばしました。


名物の「ひるぜん焼きそば」を食べました。みそ味の焼きそばは初めてでしたが、美味しかったです。


暑かったので、ひるぜん高原では長居をせずに、湯原温泉の宿、八景に向かいました。
気配りの行き届いた女将さんが人気の宿です。


八景の向かいに、「砂湯」があります。
800年以上の歴史があり、戦国時代の古文書にはすでに記載されているとか。
古くは「砂噴き湯」と呼ばれていたのが、明治ぐらいから「砂湯」と略称されたそうです。
24時間、いつでも入ることができる無料の温泉です。


旭川 を眺めながら、野菜たっぷりの料理をいただきました。


伏見こしょうと白烏賊土佐和え、絹かつぎと小切茄子田楽、本梅貝田舎煮など、どれも丁寧に作られたお料理です。


翡翠茄子 オクラゼリー寄せ。


枝豆のかき揚げ。


鱸の洗いと鱧の湯引き。


鮎の塩焼は骨までやわらかく、ぜひ頭から食べてくださいと言われました。


えびす南瓜、新蓮根、長茄子、ズッキーニ、冬瓜、ぼた隠元の炊き合わせ。


地鶏柚子胡椒鍋の、柚子胡椒の塩梅が絶妙でした。


新生姜のアイスクリームも美味しかったです。


翌日の朝食も美味しくて、帰りにロビーで挽きたてのコーヒーを淹れていただき、満足して出発しましたが、高速に乗ってしばらく走ってから、夫がスマホをロビーのテーブルの上に忘れていることが判明。
Uターンして取りに帰るというおまけがつきましたが、夫の従姉妹さんたちとも一緒にゆっくり過ごせて、その上、2日続けて温泉三昧という、充実した旅となりました。


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足立美術館

2023-08-16 | 旅(国内)
足立美術館は、創設者の足立全康氏が、「庭園もまた一幅の絵画である」として、名画の感慨を深めるように、理想の庭園を思い描いて造られた日本庭園です。
20年ほど前に一度行っただけですが、その美しさはずっと印象に残っていました。


「案内する足立翁」像。


夏季特別展は、「日本画壇を彩る東西の巨匠たち」「探してみよう!小さなモチーフ」「夏の横山大観コレクション選」が開催されていました。


館内を撮ることができないので、美しい庭園の写真を見てください。
「白砂青松庭」は、横山大観の名作「白沙青松」のような清澄のイメージを表現して造られたそうです。


一枚の絵のように見える窓も……。


足立美術館の主庭である「枯山水庭」
水を用いず山水の趣を表す、遠景、中景、近景の組み合わせを基調に作庭されたそうです。


床の間の壁をくりぬいて、一枚の掛軸がかかっているように見えました。
見えにくいと思いますが、中央の右側に滝が流れています。


こちらも、くりぬいた壁から印象的な風景を眺めることができました。


こぢんまりとした庭もありました。


冨田憲二作「雲」


顔を出した真っ白な雲とつくばいのある風景。


横山大観のコレクション、魯山人館で見た北大路魯山人の陶芸の数々、菱田春草、伊東深水などの日本画を堪能できました。
現代日本画も心惹かれる作品が多かったです。
20年前は時間に余裕がなかったのですが、今回は、庭園も含めて、時間をかけてゆっくり見学することができました。


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玉造温泉

2023-08-11 | 旅(国内)
山陰旅行の初日は、夫の従姉妹さんが島根の玉造温泉の宿を予約してくれていました。


まずはお抹茶で、ほっと一息。


きれいに掃き清められた坪庭を眺めて、のんびり過ごせました。
坪庭付きの宿に泊まったのは初めてかもしれません。


部屋についている源泉かけ流しの露天風呂も、広くて気持ちがよかったです。何度も入りました。


山荘特別室の隣は昭和天皇御在所で、見学できるようになっています。


従姉妹さんたちと一緒に見学しました。


従姉妹さんたちに、夫の子供の頃の話や、小説の感想も聞かせていただき、感激することが多かったです。


料理も豪華でしたが、おしゃべりに夢中で、あまり写真を撮りませんでした。


でも、珍しい薬膳のデザートだけはしっかり撮りましたよ。


詳しい効能が書いてありました。


好みの漢方を自分でゴリゴリ擦って、アイスクリームにかけて食べます。


食感もよく、苦みもなくて美味しかったです。


足立美術館の写真をたくさん撮ってきましたので、それはまた次の機会に。



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松江城

2023-08-07 | 旅(国内)
7月末に、夫と山陰をドライブ旅行してきました。
まず向かったのは国宝松江城です。


松江城は別名千鳥城と呼ばれています。所説あるようですが、そのひとつは、屋根の曲線が千鳥が羽を広げたように見えるためだとか。
現存している天守、美しいですね。


石垣も立派です。


手入れの行き届いた城内。


太鼓を打って登城の時刻を知らせた「太鼓櫓」


広いお堀は遊覧船で回ることもできます。


私たちも堀川めぐりをする予定でしたが、あまりの暑さに断念しました。


急な階段をのぼっていきます。


刻を知らせた太鼓が天守に展示されていました。


最上階の望楼は壁がなく、360度の展望が広がっています。


東西南北、さまざまな景色を楽しむことができました。


当時の面影をそのまま残す天守を興味深く見学しましたが、天守を出たときは汗びっしょり。
城内にある、興雲閣で休憩することに……。


興雲閣は、松江市が松江市工芸品陳列所として建てた建物だそうです。
中を見学したのち、喫茶室に入りました。


濃茶のアフォガードとアイスティーを注文。エアコンが効いていて、汗もひきました。


濃茶をかけて食べるアフォガードが美味しかったです。


ランチは松江城からも近い場所にある、松江の蕎麦の名店「ふなつ」へ。


お城の名前のついた「千鳥割子そば」を注文しました。
蕎麦がらと一緒にひいた十割蕎麦です。


デザートもついて1050円でした。


山陰旅行の日記は、もう少し続きます。


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迎賓館赤坂離宮

2023-05-20 | 旅(国内)
大相撲観戦の翌日は、迎賓館赤坂離宮を見学しました。
明治42年に東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物だそうです。


グリフォン(鷹の上半身とライオンの下半身を持つ伝説上の生き物)の青銅彫刻が目を引いた主庭の噴水。
サツキが美しいです。


迎賓館和風別館のガイドツアーツアーに参加しました。(ガイドツアーは事前予約制)
館内は写真撮影ができませんが、エピソードを交えた詳しい説明は興味深かったです。


故エリザベス女王が植樹されたイングリッシュオーク。


フユボダイジュの影が印象的でした。


和風別館「遊心亭」の池で優雅に泳いでいた鯉。手前は普通のニシキゴイで、向こうは尾の長いヒレナガニシキゴイです。
上皇陛下が皇太子殿下として埼玉県水産試験場を視察された際、インドネシアにヒレの長いコイがいるので、日本のニシキゴイと交配してはどうかと提言されて、品種改良に取り組んで生まれたそうです。


迎賓館所有の盆栽は18鉢で、樹齢180年を数えるものもあるとか。


和風別館をあとにして、迎賓館赤坂離宮の見学です。


受付で見ごたえのあるパンフレットをいただきました。


館内は撮影禁止ですので、パンフレットの中から一枚だけ。
要人の表敬訪問や首脳会談が行われる「朝日の間」です。


かつて衛士の詰め所として使用されていた東衛舎資料館(仮称)もプレオープンしていましたので見学できました。
写真は、東衛舎の前にある噴水です。


前庭で、セネガルで人気の飲み物ビサップとスコーンでひと休み。


5時間近く滞在して、貴重な体験ができました。



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平山温泉 湯の蔵

2022-12-25 | 旅(国内)
繊細で美しいクリスマスカードをいただきました。
神戸の異人館で買った、お気に入りのスノードームと一緒に……。


22日に、熊本県の山鹿に行ってきました。
山鹿燈籠発祥の神社、大宮神社に参拝です。


燈籠殿も見学しました。


山鹿燈籠は、特製の手すき和紙と糊だけで造られている伝統工芸品です。


燈籠祭で奉納された山鹿燈籠を一年間保存展示しています。
祭りの度ごとに、新しく入れ変わっているそうです。


以前、山鹿在住の知人にいただいた「山鹿灯篭まつり」のポスター。


映像で見ましたが、「千人灯籠踊り」は優雅ですね。いつか見てみたいです。


純金、純銀、純銅の箔を和紙に貼った、今までにない山鹿燈籠も展示されていました。


燈籠殿をあとにして、友人おすすめの平山温泉「湯の蔵」へ。


木立の中にある、全室露天風呂付の離れ造りです。


囲炉裏の炉端でほっこり。


食事処の前にあった竹あかり


木のぬくもりのある部屋で、いろいろな心配りが感じられました。


扉を閉めると内風呂になります。


源泉かけ流しの天然温泉を堪能しました。


旬の素材を使った料理も美味しかったです。
帆立とカリフラワーのマリネや、焼き甘鯛のお椀など。


黒毛和牛のしぐれ煮、シラスとアオサのだし巻き卵、煮穴子のゼリー寄せなど。


ハーブ鶏と冬野菜のとろろ鍋で温まりました。


竹炭豆腐は抹茶塩で。


サーモンのブランケット。


イトヨリと舞茸の天ぷら。


この日は冬至だったので、南京と茄子のミートグラタンも……。


デザートは洋梨のチーズムースでした。


夜食のおにぎりも準備してくれましたよ。


居心地が良くて、また行きたいお宿です。



12月21日に発売された『ここだけのお金の使いかた』(中公文庫)を引き続き、よろしくお願いいたします。
読んだよ、買ったよ、というお知らせもいただいています。
ありがとうございますm(__)m
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瀬戸内 アートの旅~岡山

2022-10-24 | 旅(国内)
倉敷駅から岡山駅へ。凛々しい桃太郎の銅像が出迎えてくれます。


この日は気温が上がりましたが、ピーコック噴水で涼むことができました。


駅前からバスに乗って後楽園へ。


岡山藩主 池田綱政公が家臣に命じて貞享4年(1687)に着工。元禄13年(1700)に完成した庭園だとパンフレットにありました。


岡山城が見えます。


「沢の池」に近づくと鯉が寄ってきました。


松の木の剪定中でした。こうして美しい庭園が守られているのですね。


水苔にも見入ってしまいました。


池に映った松の木。


鶴舎で6羽のタンチョウが飼育されています。
一番の年長は平成4年生まれのチヅル30歳で、一番若いツルは平成16年6月生まれのキイ18歳です。


日にちを決めて、後楽園の中を飼育員さんと一緒に散歩するそうで、訪問した翌日が散歩の日でした。
広い庭園を優雅に散歩するタンチョウを、いつか見てみたいです。


後楽園から徒歩3分の場所にある竹久夢二の「夢二郷土美術館」が、今回の旅で訪問した最後の美術館です。


パンフレットにもチケットにも夢二の絵が描かれていました。


夢二郷土美術館の側にある、展示室兼ミュージアムショップ&カフェ「椿茶房」は写真撮影OKです。


岡山の白桃ロールケーキセットを注文しました。


紅茶は白桃ダージリンです。


居心地のよいカフェで、店内に展示されている作品もじっくり見ることができました。


たくさんの作品が飾られています。


若き日の竹久夢二。


後楽園に行かれたら、夢二郷土美術館に足をのばすのもいいと思います。


長々書いてしまった瀬戸内 アートの旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。


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瀬戸内 アートの旅~倉敷(大原美術館・有隣荘)

2022-10-23 | 旅(国内)
倉敷では、念願だった大原美術館に行くことができました。
1930年の創立当時の姿をそのままとどめている、ギリシャ神殿のような外観が印象的でした。


ピカソの1925年作の「鳥籠」も展示されています。
原田マハさんが初めて出会ったピカソの作品として登場するのが大原美術館の「鳥籠」だったので、実際に観ることができて嬉しかったです。
館内の建物を含めて写真撮影は禁止なので、「鳥籠」以前の作品ですが、プーシキン美術館で観たピカソの「女王イサボー」の写真を。


モネの晩年の「睡蓮」は、タッチも色調も暗いので、大原美術館で久しぶりに明るい色調の「睡蓮」(1906年)を観ました。
直島の地中美術館のモネの部屋の作品も、1915年から1926年に描かれたものでした。
アメデオ・モディリアーニの「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」(1919年)と、モネの「睡蓮」のポストカードです。


倉敷川を挟んで大原美術館の向かいにある有隣荘は、大原美術館の創設者、大原孫三郎氏が1928年に建設した私邸です。
運よく特別公開の期間(10月7日~10月23日)に当たって、見学することができました。


しかも、有隣荘でアンリ・マティスの作品を多数展示していました。


色彩の画家と謳われたマティスの作品を、美術館ではなく、光が差し込む有隣荘で観ることができたのは贅沢ですね。


エルミタージュ美術館で観たアンリ・マティスの「ダンス」


プーシキン美術館のマティスの部屋に展示されていた「ヴェネツィアン・レッドの静物」と「フルーツとブロンズ像のある静物」


大原美術館 新児島館(仮称)の暫定会館特別展示、ヤノベケンジ「サン・シスター(リバース)」は、写真撮影OKでした。
「百年愛された銀行建築(旧第一合同銀行倉敷支店)を児島虎次郎館に再生するプロジェクト」として進められているそうで、建物の「転生」と、倉敷の「再生」を願って瞑想している女の子の巨大作品です。
なんと女の子は立ち上がって目も開けるそうですが、不定期なので見ることができませんでした。


同じく、ヤノベケンジさんの作品「赤漆舟守縁起猫」


うしろ姿も撮ってみました。


後頭部に「アマビエ」が描かれています。疫病退散をお願いしたいです。


美術館巡りを終え、古民家を改装した「三宅商店」で一休み。


和栗がゴロゴロ入ったマロンパフェを食べました。


アイビースクエアに戻って、国産デニムの展示販売をしていた「アイビー学館」へ。


倉敷は国産ジーンズ発祥の地です。ジージャンは小さなバッグサイズで飾り用でした。


倉敷をあとにして、岡山の後楽園,と竹久夢二郷土美術館へ。瀬戸内 アートの旅はもう少し続きます。


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