最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

伊万里 大川内山風鈴まつり

2022-07-15 | 日帰り
7月21日発売予定のアミの会アンソロジー『おいしい旅 想い出編』 『おいしい旅 初めて編』を読んで、旅気分が高まっています。
新型コロナの感染拡大が続いてしますので、十分気をつけながら、佐賀県伊万里市の風鈴まつりに行ってきました。
さまざまな形をした1000個以上の風鈴が、涼しげな音色で楽しませてくれました。


17世紀後半、伊万里港から輸出されていた有田焼は、伊万里焼と呼ばれていました。
現在では、伊万里市の大川内山で作られるものを伊万里焼、有田地区で作られるものを有田焼と呼ぶそうです。


磁器で作られた案内版。


なんと、橋の欄干にも磁器の装飾が施されていました。


反対側は、迫力のある龍が描かれています。


今回は、バスツアーでの参加です。
いろいろなお店や窯元をのぞくことができました。(写真撮影の許可はいただいています)


いくつもの工程を経て、丁寧に作られた伊万里焼の器。
お店の方に、職人技のビデオを見せていただきました。
ここでしか扱っていないというので、記念にひとつ買いました。

   
伊万里風鈴も記念に買って帰りました。
いい音色です。


ランチは、有田の「保名」で。器は有田焼です。


見た目も美しいランチでした。呉豆腐が美味しかったです。


鶴亀の器も飾りではなく、ちゃんとお料理が入っていました。


保名では、有田焼の排水口カバーを買いました。


トイレの手洗いスペースが明るくなりましたよ。


バスツアーの集合場所だった博多駅には、博多山笠が飾られていました。


いよいよ夏本番ですね!



下記は、アミの会メンバーの矢崎存美さんのツイートです。
私はツイッターをしておらず、リツートできないので、ペーストしました。
【7/21発売予定アミの会アンソロジー『おいしい旅 初めて編』『おいしい旅 想い出編』(角川文庫)なんですが、ブクログの7/14付文庫デイリーランキングで『初めて編』が1位になりました! 『想い出編』も9位に! 『想い出編』もがんばれ!】
発売前興味を持ってくださる方が多いようで嬉しいです。げみさんの表紙のイラストが素敵なので、その効果もあるのかな。
版元さんに作っていただいたポップも楽しいです。

私は『おいしい旅 初めて編』のほうに、地元、福岡の糸島の話を寄稿しています。タイトルは「糸島の塩」です。
糸島に行きたいと思っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。


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北野異人館巡り 「坂の上の異人館」 「プラトン装飾美術館」

2019-12-03 | 日帰り
北野異人館巡りの続きです。「北野外国人倶楽部」をあとにして、「坂の上の異人館」に行ってきました。
2匹の大きな狛犬の間を通り抜けると、愛情に恵まれて幸せになれると言われているそうです。
肝心の狛犬が写っていませんが、狛犬の間を通り抜けた先で撮りました。


中国領事館として使われていたこともあり、明朝から清朝までの貴重な美術品が展示されています。


5本指の竜が描かれている壺。
古代中国では4本指と5本指の竜が描かれており、5本指は皇帝を表していることから、この壺は皇帝のそばにあったものだとされているそうです。


オリエンタルな、クリスマスのテーブルコーディネート。


中島思津香さん作、「クリスマスツリーに姿を変えた妖精」。
うしろにも中国らしい壺が見えますね。


次に向かったのは、坂の途中にある「プラトン装飾美術館」です。


40年以上、このお屋敷で料理を担当されている女性に声をかけていただき、見学することに決めました。


唯一ここだけが、今でも居住している異人館だそうです。


クリスマスシーズンのテーブルコーディネート。


豪華ですね。


ナプキンホルダーもお洒落です。


興味深かったデミタスコーヒーカップのコレクション。
買ったのではなく、ホテルに何度も宿泊したことで、ホテルからプレゼントされたものだとか。


特に目を引いたのが、ムーランルージュのコーヒーカップです。
半分までしか模様がないと思ったら……。


カップには模様が描かれておらず、ソーサーの絵が銀色のカップに映るようになっていたのでした。
ソーサーの文字も逆さに描かれ、カップに映って正しく読めるようになっているのですね。
執事さんに説明してもらわなかったら気付かなかったと思います。


ドレッシングルームには、船旅用のヴィトンのトランクが積み重ねられていました。




照明も素適です。


バスルームには、巨大なサイズの香水の瓶が並んでいました。


エミール・ガレ作の陶器の置物。


プールサイドで美味しいケーキセットを楽しんでから、珍しいワインが眠っている地下室へ向かいます。


地下室では、サンタクロースがクリスマスプレゼントの準備をしていました。


2005カラットのトパーズ、「THE MIDNIGHT SUN」も展示されています。


ロダンの彫刻も……。


執事さんに外までお見送りしていただきました。丁寧な説明をありがとうございました。

ほかにも、絵画や彫刻など、見所がたくさんある「プラトン装飾美術館」。
異人館巡りのプレミアムパスには入っていませんが、別料金を払っても見る価値があると思います。

一泊とは思えないほど写真をたくさん撮ってきので、神戸の日記はあと少しだけ続きます。



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別府温泉 晴海 & カフェ豆

2018-12-20 | 日帰り
母を誘って大分県の別府温泉へ。日帰り温を楽しんできました。
あいにくの曇り空でしたが、朝は激しい雨だったので、傘を差さずに済んだだけでもよかったです。
「潮騒の宿 晴海(せいかい)」は、海に面しているので、晴れた日はどんなにかきれいでしょう。


お昼の温泉、一番乗りでした。露天風呂がふたつあります。


源泉かけ流しのいいお湯でした。
肩までお湯に浸かると、海とつながっているように見えます。


ほかに誰もいなかったので、母は内湯でのんびりできたようです。
あがった途端、たくさんの方が入ってこられました。


ランチは、ホテルの中にある創作料理BAN-YAへ。
ホテル内のレストランで食事をすると、無料で温泉に入ることができます。


特製味噌で食べる露地野菜の温サラダなど、3種類のサラダ。


大分県杵築市名産の鱧のせいろ飯。


海鮮ウニクリームパスタ。


肉醤湯麺(ロージャンタンメン)と点心。


海を見ながらランチを楽しめました。


帰りに立ち寄った住宅街にある「Cafe 豆」。


ジャズが流れる、雰囲気のいいお店です。


庭を眺めながら美味しいワッフルプレートを……。


きれいな色のラムネフロート。


別府まで高速を使って2時間弱のいいドライブでした。
運転は夫ですが(^^;


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長府庭園 孫文蓮

2018-07-14 | 日帰り
今年も、山口県下関市の長府庭園に孫文蓮を見にいってきました。


母も一緒に行く予定でしたが、猛暑日となりそうだったので外出は控えることに……。


下関市は猛暑日とはなりませんでしたが、山口市は最高気温37度だったようです


早朝に行ったので、大輪の孫文蓮が元気に咲いていました。
(平成30年7月14日、15日、16日、21日、22日は、早朝5時より開園)


「モネの庭」のようなアーチの橋もあります。


カモは、泳いだり、石の上で休憩したり、気持ち良さげでした。


黄色い睡蓮も……。


長府庭園の向かいにある下関市立美術館にも行ってきました。


7月29日まで「巴里のエスプリ」展 開催中です。


淀井敏夫作「夏の海」。 好きな彫刻です。

本当に雲ひとつない青空でした。


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別府ひょうたん温泉 日帰りの湯

2017-03-12 | 日帰り
暖かい日差しが降り注ぎ、終盤を迎えた河津桜も青空に映えていました。


母を誘って、日本有数の温泉地、別府までドライブしてきました。
あちこちで湯煙が立ちのぼっています。


日帰りの湯は、ひょうたん温泉へ。
観光ミシュランガイドで、日本で唯一、5回連続三ツ星を獲得している温泉施設だそうです。


一日過ごせてこの値段です。すべて源泉かけ流し。さすが湯の町別府です。


駐車場にあった無料の足湯。源泉は高温なので、竹で温度を下げています。
ひょうたん温泉が開発した湯雨竹(ゆめたけ)のミニチュア版なのだとか。


ひょうたんから出ているのは源泉で、飲むことができます。
便秘や慢性の胃腸病にも効果があるそうですよ。


お昼は、別府市荘園町にある割烹 「聖」で海鮮丼を食べましたが、これが大正解。
大分はお魚も美味しいところです。


こちらは、天ぷらと海鮮ちらしのセット。


別府公園を散策してから帰路につきました。


竹林も見事です。


ハイブリッドカーでの長距離ドライブの燃費は、リッター25キロくらいでした。
ガソリンの減り方が全然違いますね。
母が付き合ってくれるうちは、一緒にどんどん出かけようと思っています。
到津の森公園でもかなり歩いたので心配していましたが、私より母のほうが元気なくらいで安心しました。

  
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九年庵の紅葉と 吉野ヶ里遺跡の赤い そばの花

2016-11-20 | 日帰り
佐賀県神埼市にある紅葉の名所、九年庵へ。


毎年、新緑と紅葉の時期に一般公開されています。
早朝に出発して、初めて九年庵の紅葉を見ることができました。


今年の一般公開は、11月15日から23日までの9日間です。


雨上がりの苔にも目を奪われました。


九年庵から車で20分ほどで、吉野ケ里遺跡があります。


赤いそばの花が見頃を迎えていました。


一面の赤いそば畑に、ほんの少し、白い花も……。


アップで見てもかわいいです。


冬桜もひっそり咲いていました。


吉野ケ里をあとにして、三瀬そば街道にある「西国御領 風羅坊」へ。


一番人気のそば会席。まずは、もっちり豆腐ともろきゅうが出されました。


次は、十割盛りそばです。


盛りそばのあとで、温かい山かけそばも。


そばがきは三種類あり、夫はそばつゆを選びました。


母と私は、きなことぜんざいを。栗入りのそばがきぜんざいの美味しかったこと。


九年庵の紅葉を楽しんで、駐車場に戻る頃には長蛇の列ができていました。
入場するには整理券が必要ですし、入場制限もあるので、平日以外は、早朝がおすすめです。

  

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長府庭園 蓮の花

2016-07-25 | 日帰り
孫文蓮が見頃を迎えている、山口県の長府庭園に行ってきました。


通常は午前9時開園ですが、孫文蓮まつりが行われていた土日は、朝5時から開いていました。
孫文蓮は、夜明けと共に咲き始め、早朝には満開となり、午後には花が閉じてしまうそうです。


白地にピンクの淡い縁取りがある、大輪の孫文蓮。


翌日には咲きそうな膨らみ具合の蕾がありました。蕾はピンク色なのですね。


蓮の花托が苦手な友人がいます。ちょっとわかる気が……。


黄色い睡蓮も咲いていました。


長府庭園は、違う景色を楽しみながらゆっくり散策できる、回遊式庭園です。


東屋もありました。


iPhoneで撮った写真ですが、モネの睡蓮みたいと言ったら、夫に笑われました。
でも、アーチ橋もあって、いい雰囲気でしたよ。


長府庭園の向かいには下関美術館があります。彫刻は、淀井敏夫『夏の海』。
こちらも、母と一緒に、ゆっくり観て回りました。


長府の「はつ花」でとろろ蕎麦を食べて帰宅です。


長府庭園は、初めての訪問でしたが、とても雰囲気が良く、高齢の母も回りやすい広さでしたので、来年も、蓮の季節に訪ねることになると思います。

  
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柳川のお雛様と誕生寺

2015-01-30 | 日帰り
友人に誘われて、初めて日帰りバスツアーに参加しました。
たくさんの宝石を見てから、柳川へ。
ジュエリーデザイン賞を受賞した作品だそうです(一部、写真撮影OKでした)。
ネックレスの中に、てんとう虫や、蜂や蝶が隠れています。蜂のしっぽは18金だとか。
友人と私は目の保養をさせてもらっただけですが、ご一緒した方の中には買われた方も……。
だからこそ、ツアー料金が安くできるのでしょうね。


水郷柳川では、炬燵に入りながら川下りを楽しむ方たちの姿が見られました。
こたつ舟は2月末まで運航だそうです。


旧藩主立花家の別邸「御花」で、ひと足先にお雛さまとさげもんを見せていただきました。


何度見てもきれいな柳川まり。


こんなかわいい子も。


山口県の大内塗りのお雛様、大内雛(おおうちびな)。
我が家にもあります。そろそろ出さなくては。


御花邸には何度か行きましたが、日本庭園「松濤園」を臨む大広間が開いていたのは初めてです。


御花邸をあとにして、今回のバスツアーの目的である、蓮華院誕生寺奥之院(熊本玉名市)へ。
残念ながら、雨が降り出してしまいました。


友人が気付いたのですが(視線を感じたそうです)、
仁王門の窓が開いており、はるか向こうにある大仏様のお顔が見えました。


世界一の大梵鐘。


以前、お参りしたときの写真ですが、お昼の鐘を、僧侶と一緒につかせていただきました。


こちらも以前の写真ですが、日本ではじめての、登って修行することができる五重塔です。
一層は本堂としての礼拝堂。二層は写経道場、三層は護摩祈祷道場、四層は座禅道場、五層は法輪道場です。
バスツアーのお仲間が躊躇する中、友人とふたりで上まで登って、五層の「なで仏様」も撫でさせていただきました。


法話をいただいてから、厄除けと祈願です。
今は、祈願したいことが多すぎますね……。
いろいろな体験ができたバスツアーでした。



『幸せのかたち』が 電子書籍化されました。

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耶馬渓の紅葉

2013-11-24 | 日帰り
大分県中津市にある耶馬渓へ。紅葉の時期は混雑するので、早朝に出かけました。
朝霧にけむる耶馬渓ダム。


燃えるような色のモミジが目をひきました。


深耶馬渓にある一目八景(ひとめはっけい)は、ひとつの地点から8つの奇岩を見ることができるので、その名前がついたとか。
耶馬渓は、寒霞渓、妙義山と並ぶ、日本三大奇景(珍しく、すぐれた景色)のひとつだそうです。


耶馬渓を出て、猿飛千壺峡甌穴群(さるとびせんつぼきょうおうけつぐん)を訪ねました。


山国川の河床に刻まれた甌穴群は、国指定天然記念物です。


子供たちが木の上に。川の側だし、危ないよ、と声をかけたくなりますが……。


中津市山国町名物、「かかしワールド」のかかしたちでした。


昨年7月の豪雨で大きな被害を受けた耶馬渓橋(通称オランダ橋)ですが、
今年6月に修復作業が終わり、無事、開通。


日本唯一の8連アーチ石造橋が、再び、美しい姿を見せてくれました。



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来年2月には新刊が出る予定です。
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山口の秋

2012-09-23 | 日帰り
夫の里に、お彼岸のお墓参りに行ってきました。
防府天満宮の茶室、芳松庵の庭園です。色づき始めているモジミもありました。


彼岸花の咲く道を歩いて、周防阿弥陀寺にも。


門には、国宝の金剛力士立像が二躯、にらみをきかせてお寺を守っています。


お参りをすませたあとで、防府天満宮の近くにある「宮の蕎麦 兎屋」へ。
古民家を改築した、落ち着いた店内。


つけ鴨せいろなどをいただきました。


兔屋の名物のひとつ、甘露ソフト。桑田醤油(松崎町)の甘露しょうゆを使ったソフトクリームです。
蕎麦の実がアクセントになっていて、お醤油の味がほんのり。すっかりファンになりました。


防府天満宮の参道に「うめてらす」という「まちの駅」ができていました。
街あるきの地図もありますし、防府に来たら、まずここに寄ってから周囲を散策するのもいいと思います。
以前、このブログでも話題にしたころがある山口の方言「幸せます」ですが、
なんと、防府は「幸せますの街」になっていました。


「幸せます」のクリアファイルや生ういろいう、甘露ソフトにも使われている桑田醤油のお醤油など買って帰りました。


夫は、東松崎町にある藤村酒場で、ここでしか売っていない純米吟醸「山頭火」を。


数日違いで、母は、姉夫婦と山口旅行。
温泉と、長門市にある金子みすゞの記念館、厚保(あつ)の栗拾いなどを楽しんだようです


わが家も、早速、栗ご飯。秋ですね~。


  

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