最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

『夜しか泳げなかった』古矢永塔子(著)

2024-07-18 | 小説
古矢永塔子さんの新刊『夜しか泳げなかった』(幻冬舎)を読了しました。
瑞々しい描写で作中の風景が広がっていき、魅力的な登場人物たちの微妙な表情まで浮かんできました。
物語の心地よさに身をゆだねていたら……。
自分の目の前にあったはずの風景が一瞬にして変わる、そんなゾクゾクする体験も味わいました。
文句なく面白いです。

藤田香織さんのオビの言葉を書き出してみました。
切実な物語を誠実に描いた、その先にある救い。
軽率に手に取って、打ちのめされるこの感じ。
今もっとも読まれてほしい作家・古矢永塔子の勝負作!
——書評家・藤田香織氏、大推薦!!


オビをはずしてみました。
深い海の中にもぐっていきたくなります。

物語も、装丁も美しいです……。


既刊本等はこちらにまとめています。
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『小説推理』8月号

2024-07-01 | 小説
『小説推理』8月号に、大崎梢さんの「アンジェがくれたもの」と岸本葉子さんの「友だち追加」が掲載されています。
感想を書こうと思いましたが、ネタバレになってしまいそうなのでやめておきます。
楽しみに読んでくださいね。とっても面白かったです!


『おひとりさま日和』シリーズ第二弾も佳境です。
新聞の広告も大きな扱いでした。



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「離れ」のラスト

2024-06-30 | 小説
今日は、「たまちゃん食堂」で学生時代の友人たちとのランチでした。
黒毛和牛のローストビーフなど。黒ニンニクが添えられています。
お店で販売している黒ニンニクは夏バテしないと評判のようで、これだけ買いにきた人もいました。


蒸し暑い日だったので、冷製パスタが一層美味しく感じられました。
骨折して、入院、手術していた友達の元気な姿が見られて嬉しかったです。


デザートは皮ごと食べられる桃など。
ドリンクは羅漢果茶を選びました。
羅漢果は中国原産のウリ科の植物で、砂糖の300倍もの甘みがあるのにカロリーはゼロだそうです。 


『キッチンつれづれ』(光文社文庫)の「離れ」の話題になったとき、読んでくれた友達から、「ラストは、ひねりがなくて、いつになくあっさりしていたね」と言われてしまいました。
ラストで「そうだったのか」と思ってもらえたら、と思って書いたのですが、どうやら友達には伝わってなかったようです(^^;

「あれはこういうことで」と説明したら。「ええ~、そうだったの、もう少しわかりやすく書いてよ」と言われたので、もしかしたら伝わっていない方がほかにも……と不安になりました。
読んでくださった方、ラスト、ちゃんと伝わっていますよね?


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お皿の上の『キッチンつれづれ』

2024-06-27 | 小説
アミの会のアンソロジー『キッチンつれづれ』(光文社文庫)は、発売ひと月半経ちました。
いただいた感想が励みになっています。ありがとうございます。
写真は、大崎梢さんが「X」にアップされた、お皿の上の『キッチンつれづれ』です。


素敵だったので、私も真似してお皿に載せてみました。


大崎さんのほうが美味しそうですね(^^;


キッチンをテーマにした、全作、書き下ろし。8人の作者の個性が十分発揮されています。
召し上がっていただけたら、味には自信ありです!


【収録作品 掲載順(敬称略)】
「対面式」福田和代)
「わたしの家には包丁がない」新津きよみ
「お姉ちゃんの実験室」永嶋恵美
「春巻きとふろふき大根」大崎梢
「離れ」松村比呂美
「姉のジャム」近藤史恵
「限界キッチン」福澤微三
「黄色いワンピース」矢崎存美

私は「離れ」にまつわる話を書きました。
ラストで、「そうだったのか」と思っていただけたら嬉しいのですが……。

写真は、「離れ」に出てくる料理のひとつ、アメリカ西海岸発祥の「ブッダボウル」です。
料理研究家の山際千津枝先生にお写真をいただきました。


野菜たっぷりのブッタボウル。ヘルシーで美味しそうですね。



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『おひとりさま日和』第二弾スタート

2024-05-27 | 小説
おひとりさま日和』(双葉文庫)の第二弾が始動しています。


小説推理2024年6月号に掲載された新津きよみさんの「リセット」に続いて、小説推理7月号には、坂井希久子さんの「リフォーム」と、拙作「セッション」が掲載されています。

70歳になってから、新しい扉を開ける物語です。 


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『キッチンつれづれ』発売日です

2024-05-14 | 小説
アミの会編のアンソロジー『キッチンつれづれ』が発売になりました。


「台所」をテーマにした、全編書き下ろしです。
【光文社文庫 定価(本体760円+税)】

カバーデザインはアルビレオさんです。
小さなパンダがかわいい! レトロな雰囲気もいいですね。
アルビレオさんのX(旧Twitter)の写真をお借りしました。


手前味噌になってしまいますが、それぞれの個性が発揮された、読み応えのあるアンソロジーだと思います。
【収録作品 掲載順(敬称略)】
「対面式」福田和代)
「わたしの家には包丁がない」新津きよみ
「お姉ちゃんの実験室」永嶋恵美
「春巻きとふろふき大根」大崎梢
「離れ」松村比呂美
「姉のジャム」近藤史恵
「限界キッチン」福澤微三
「黄色いワンピース」矢崎存美

私は、敷地内に突然できた「離れ」の話を書きました。
手に取っていただけると嬉しいです。


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「乙女桜」と 読みたい本ランキング

2024-05-08 | 小説
マゼンダ色の大輪の芍薬に続いて、ピンク色の芍薬も咲き始め……。


「ソルベット」だと思っていましたが、咲いたら「乙女桜」でした。
芍薬は700種類以上あるそうです。


もうひとつ咲いた「乙女桜」は、花びらとおしべの色が少し濃いようです。


2年目となるライムのフレーバーグリーンの実がたくさんできています。ひとつでも大きくなってくれますように……。


「読書メーター」日間 文庫の読みたい本ランキングの2位に『キッチンつれづれ』(光文社文庫)が入っていると教えてもらいました。
興味を持っていただき嬉しいです。

5月14日発売予定ですので、よろしくお願いします。


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『キッチンつれづれ』の見本が届きました!

2024-05-01 | 小説
アミの会のアンソロジー『キッチンつれづれ』(光文社文庫)の見本が届きました。
レトロな雰囲気の装丁が素敵です。
テーブルクロス柄(と勝手に思っています)の帯を外すと、そこにもかわいいパンダが(^o^)♪
昔ながらのカレー、とっても美味しそうです。


今回のテーマは「台所」。全作書き下ろしですよ。 ゲストとして福澤徹三さんが参加してくださっています。
全員、まったく違うところからのアプローチで、バラエティに富んだ一冊です。
ほっこりする物語から、ドキドキする物語まで、読み応えたっぷり!
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。(定価760円+税)

発売まで、まだ日にちがありますので、また告知させてください。

芍薬の蕾がずいぶん大きくなってきました。GW中に咲いてくれるかな?


このところ甘い物を控えていましたが、今日は、ケーキでコーヒータイムを楽しみました。ラズベリーのケーキです。


こちらはピスタチオのケーキ。

アイスもチョコレートも、ピスタチオが好きです。


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『おひとりさま日和』シリーズ第二弾始動!

2024-04-30 | 小説
好評をいただいているアンソロジー『おひとりさま日和』(双葉文庫)ですが、シリーズ第二弾がスタートしました。
『小説推理』6月号に、新津きよみさんの「リセット」が掲載されています。
夫の死後に隠し子が発覚! という衝撃的な内容で、ドキドキしながら読みました。
重いテーマなのに読後感がよくて、文句なく面白いです。


新聞の一面に広告が掲載されていました。
【7万部超ヒット作『おひとりさま日和』】の文字が嬉しいです。



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もうすぐGW! かばんに忍ばせたい短編集&アンソロジー5選【2024年版】

2024-04-29 | 小説
カドブン「もうすぐGW! かばんに忍ばせたい短編集&アンソロジー5選【2024年版】」
アミの会アンソロジー『おいしい旅 しあわせ編』(角川文庫)も選ばれています。


ゴールデンウィークの予定はもう決まっていますか?
「せっかくだから少し遠くへ旅行してみようかな」
「仕事も遊びも、予定がぎっしり!」
そんなあなたに、おでかけ先でも気軽に読める短編集&アンソロジーをご紹介します!

今回取り上げるのは、この1年ほどの間に刊行された作品ばかり。
きっと、新しい出会いがあるはずです。

かばんにそっと忍ばせれば、移動時間やスキマ時間が楽しい“読書時間”に早変わり。
初めて入る喫茶店で、目についた一篇を読み進める……なんていうのも素敵かもしれませんね。

さあ、お気に入りの1冊を見つけて、軽やかで気ままな時間を過ごしてみませんか。

【カドブンサイトより】

もうGWは始まっているので、出遅れてしまいましたが、かばんに忍ばせていただけたら嬉しいです。

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