最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

『トライアングル』 新津きよみ 著

2008-09-29 | 小説
新津きよみさんの新刊、トライアングルが発売になりました。



細部のリアリティが物語を高めていく、サスペンス・ミステリーです。
一旦読み始めたら、展開が気になって、本を置くことができません。
子供を失うことの恐怖がひしひしと伝わってきました。
ひとつの事件が起きたとき、周囲に与える影響の大きさ、
時間だけでは解決できない問題、家族のかたち……。
色々考えさせられます。
ミステリーなので、内容を詳しく書けないのが残念ですが、
間違いなく、「新津きよみの代表作」のひとつになると思います。

私も、こんなサスペンス・ミステリーが書きたい!
精進します。

(9月30日追記)
律子の事件簿 特別編「うちの子が一番」の2巻がスタートしました。
ここをクリックしてくださいね。

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【既刊本】
ふたつの名前   幸せのかたち   女たちの殺意   アンソロジーふたり。

  

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携帯メール小説(小学館) 掲載作「スカートの中」
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ショートショートの広場14(講談社文庫) 掲載作「学歴詐称」
ショートショートの広場17(講談社文庫) 掲載作「うそでしょう!」

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角島(つのしま)

2008-09-27 | 旅(国内)
萩の旅の続きです。
西長門リゾートホテルから見た角島大橋。青い海に白い橋が映えます。


        角島大橋を渡って、山口県の北西端、角島へ。
        日本海側では初の洋式灯台である、角島燈台にも登りました。
        


灯台から見た景色。
角島は、響灘に浮かぶ、周囲およそ17キロメートル小さな島です。


浅倉卓弥氏の小説、『四日間の奇蹟』が2005年に映画化されましたが、
舞台は、この角島だったそうです。


青い海を見たくなったら、また、角島まで足を延ばすことになると思います。

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城下町 萩(2)

2008-09-26 | 旅(国内)
萩は歴史の街でもあります。吉田松陰を祭神とする松陰神社。


神社の境内にある「明治維新胎動之地」の碑。


松下村塾。


歴史のほかに、萩と言って頭に浮かぶのは、萩焼と夏みかん。
江戸時代の萩焼の器に盛り付けられた、がんこ庵の「毛利そば」。
歴史を感じつつ、いただきました。


名産の夏みかんを使ったお菓子がいろいろあります。


萩ガラス工房にて、旅の記念にグラスを購入。
高度な技術によりガラスの内側に閉じ込められた「ひび」は、3年の歳月をかけて、
グラス全体を覆い尽くすそうです。「内ひび」貫入ガラスの手触りは、内も外もつるつる。
熱いものも冷たいものも入れることができ、その温度差でひびが成長するのだとか。
3年後が楽しみです。


こちらは急激な温度差を避けなければならない繊細なもの。おっちょこちょいの私は、
割ってしまいそうなので、キッチンカウンター横のニッチに飾りました。


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城下町 萩(山口県萩市)

2008-09-23 | 旅(国内)
お墓参りのために夫の里に行ったので、少し足を延ばして久々の萩へ。
レトロな萩駅。いい雰囲気です。


小雨がぱらついていましたが、偶然、着物ウィーク in 萩の開催中だったので、
着物姿の人を多く見かけました。城下町に和装は似合いますね。


このところ、ちょっとバタバタしていますので、とりあえず、
翌日の角島大橋の写真を見ていただいて、あとは次回ということで。


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「夢がおしえてくれること」

2008-09-20 | 小説
「こんな夢を見たけれど、どういう意味があるのだろう」というときに、
気軽に夢診断ができるサイトができました。
レディラピスの夢サイト~夢がおしえてくれることです。

見た夢を、「旅行」「友達」「山」などの単語にして入力。
あとは検索ボタンをクリックするだけで答えが出てきます。
例えば「川」と入力して検索すると、
【川をはさんだ向こう側は今いるところとは大きく環境が変わっています。
川を渡る夢は、現在の状態からなにかが大きく変わること。目的が叶うのかもしれません。
川の幅や、流れの速さ、また、渡るときの橋の状態などで今後の目的達成が困難であるか、
スムーズであるかがわかります】
というような夢診断が表示されます。夢に興味がある方、ぜひ、お試しください。

現在、レディラピスさん監修の携帯占いサイト、「夢おむすび」にて、携帯小説を連載中です。
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毎日の運勢やレディラピスさんのコラム、夢診断など、盛りだくさんで楽しいサイトです。
会員になられた方は、私の小説も読んでくださいね。

こちらは、「夢おむすび」の会員さんへの限定本(定価1300円)、『夢がおしえてくれたこと』。
これまでのレディラピスさんのコラムをまとめたもので、頷きつつ読めるお気に入りの一冊です。
山口昌弘さんデザインの装幀も素敵です。


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「ディロン~運命の犬ふたたび」

2008-09-17 | 未唯(みゆ)
NHKのドラマ、「ディロン~運命の犬ふたたび」を見ました。
犬が出てくる小説やドラマを見ると、どうしても、17歳で旅立った、
愛犬、未唯(みゆ)のことを思い出してしまいます。
こっそり涙を拭きつつ、夫を見ると、私以上に目も鼻も真っ赤……。


旅立つ半年前。
持病に苦しめられ、病院通いをしながらも、まだ、散歩を楽しむことができていました。


最後の日向ぼっこ。
3月のこの日は、青森でも気温が上がり、獣医さんに、暖かくしていたら、
という許可を得て、お気に入りの広場に行きました。
歩けなくなり、水を飲ませるのも注射器で、寝返りも抱き上げてさせていた状態だったのに、
この日は奇跡のように顔を持ち上げて、嗅ぎ慣れた土の匂いやお日様の匂いを楽しんで
いるように見えました。写真を撮ったあとで、すぐに頭をおろしましたが。


よく、「次の子は?」と聞かれますが、未唯が旅立ったとき、夫婦で、
「うちの子は、未唯だけにしよう」と決めました。
私は、未唯を一緒に連れていかない外出は、すぐに家に帰りたくなるし、
未唯がひとりで待っていると思うと、外にいることがだんだん楽しくなくなる、
という情けない飼い主でしたので。
排泄の助けが必要になると、それは尚更強くなり、どこにも出かけたくなくなりました。
でも、70代くらいになったときに、最後まで看取る自信と体力が残っていたら、
施設などに保護されている子を家族として迎えることになるのかもしれません。

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十五夜

2008-09-14 | 小説
今夜は中秋の名月。
十五夜のお月さまを見ることができたでしょうか。
北九州市では、雲の隙間から、時おり顔をのぞかせてくれました。

ベトナムを旅行中、チャイナタウンにも寄りましたが、
中秋の名月が近いということで、月餅の専門店がたくさん出ていました。


      すすめられるままに、ひとつ買いましたが、ずしりと重く……。
      卵黄が入っており、薬膳のような香りがして体に良さそうでした。
     

中国といえば、今年12月に、デビュー作である「女たちの殺意」が中国語に翻訳され、
台湾の出版社皇冠文化集團(Crown Culture Corporation)より刊行される予定です。
HPやパンフレットには、日本の作家の名前もたくさん。


新風舎の倒産により、一時は流れてしまったかと思った翻訳出版ですが、
皇冠文化集團の方が、丁寧かつ迅速に対応して下さり、出版契約も無事に結べ、
当初の予定通り、12月に刊行されることになりました。
また、新風舎の担当編集者には、倒産の混乱時にもかかわらず、力になっていただきました。

月を見ながら、色々なことに感謝した夜でした。

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ヒーリングスペースAVA

2008-09-09 | 福岡
遠賀郡芦屋町にある、ヒーリングスペースAVAへ。スパと食事が楽しめるところです。


ショップにはハーブティーやワインなどが豊富に揃っています。


今回は、スパはパスして、料理だけを。
有機野菜のサラダ。前菜も野菜をたっぷり使ったものでしたし、スープも有機人参のポタージュ。
どうやら、野菜にこだわっているようです。


真鯛のポアレ。野菜を煮詰めたというソースが魚と合っていました。


デザートとハーブティー。

今回はご馳走になってしまいました(^.^)。

お知らせ

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なぜか、gooブログでは、作品に直リンクできないことが多いようです。すみません。

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ベトナムの印象(6) 雑貨とベトナム料理

2008-09-02 | 旅(海外)
ベトナム旅行で楽しみにしていたことのひとつが雑貨店めぐり。
宿泊したホテルのあるドンコイ通りは、ホーチミン一番の繁華街で、
洒落た雑貨店が並んでいました。

名前が「ZAKKA」という店も。


どの店も日本人客で賑わっていました。


アオザイを着たレストランの店員さん。右の写真のような華やかなアオザイも。
ホテルの近くには、オーダーメイドの服が50ドル以下でできるブティックも多く、
私も、母への土産にシルクのブラウスをオーダー。自分用のブラウスも購入しました。
もちろん、こんな華やかなものではありませんが。


ベトナム料理は、やっぱり口に合っているようで、何を食べても美味しく感じました。
小エビのような赤いものは何だろう、と思っていたら、ザボンでした。
ザボンとスルメの組み合わせのサラダはさすがに初めて。


こちらは、ベトナムで定番のハスの茎のサラダ。これも揚げせんべいに載せて食べました。


もちもちした感触の前菜。


一瞬、チャーハンかと思いましたが、蟹と卵の炒め物でした。


安くて美味しいものばかり食べていましたが、ちょっと贅沢な店でコース料理も。


日本語で「えびさくわ」と書かれていたので、何だろうと思って注文してみたら、
「えびちくわ」でした(^^;。これも、ほぐしてライスペーパーで巻いて食べます。
ベトナム料理は、載せて食べるものや巻いて食べる物が多いようです。


料理の他に印象に残っているのがマッサージ。
全身マッサージを90分受けましたが、チップ込みで10ドル。
歩き回った足が軽くなりましたが、若くて細い女性に90分も
もみ続けてもらうと、申し訳ない気がしてきます。

9月までずれこんでしまったベトナム日記ですが、今回がラストです。
お付き合いくださり、ありがとうございました。



読書の時間パソコン版で、律子の事件簿 File3「秋の幽霊」の
最終回が公開されました。ここをクリックすると作品が表示されます。
これで完結ですので、「秋の幽霊」(上)も読んでくださいね。
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