最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

『キングダム 運命の炎』

2023-09-29 | Weblog
姉と一緒に『キングダム 運命の炎』を観に行きました。
山崎賢人さんのアクションは、どんどん研ぎ澄まされてきて、迫力があります。


杏さんが紫夏を演じる「紫夏の編」では、声を殺してずっと泣いていました。
――受けた恩恵はすべて次のものへ――
個人の利益だけで、歴史や社会が動いているわけではないということを体現しているのが、紫夏のエピソードだと思う、という杏さんの言葉がパンフレットに書かれていました。そのシーンを思い出すと、また涙がこぼれそうになります。
吉沢亮さんの演技がすごかった。嬴政の子供のころのエピソードは胸に刻まれました。


名まえをつけることの意義や大切さ、どんなに優秀な人材が集まっても、秀でた指揮官がいなければだめだということも、心に残りました。
大沢たかおさん演じる王騎は魅力的です。


キングダムファンの姉が買ったこれまでのパンフレット。
姉は毎回、何度も観に行っています。
今回の『キングダム 運命の炎』を観て、その気持ちが少しわかりました。


今日は中秋の名月ですね。ゆっくり月を眺めようと思います。
写真は、昨日、映画の帰りに撮った皿倉山とお月様です。


【追記】
少し散歩をしてきました。お月様がとても明るかったです。



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講演会、無事に終わりました

2023-09-25 | 小説
芦屋町の図書館での講演会が無事に終わりました。
たくさんの方に来ていただき、遠くは福岡市や春日市からもお越しいただいたようで、感謝しかありません。


司書さん手作りの特設コーナー。


打ち合わせのときに撮った会場です。
講演中は、作成していたパワーポイントに頼って、原稿やレジュメは見ないままでした。 
カメラマンさんが撮ってくださった写真は、後日、送っていただけるようです。


講演が終わってからのサイン会では、楽しかったと言ってくださる方が多くてほっとしました。
出たばかりのアンソロジー『おひとりさま日和』(双葉文庫)や、アミの会のアンソロジー『ここだけのお金の使いかた』(中公文庫)などにサインをしています。


質疑応答では、こちらからも質問してしまいましたが、興味深い回答をたくさんいただきました。
サインの最中にすごい体験談を聞かせてくださった方も! 


初めての講演は、皆さまのおかげで緊張せずに楽しくお話しできました。
時間をかけて準備してくださった芦屋町図書館の皆さまにも、書籍の販売をしてくださった書店さんにも感謝です。
ありがとうございました。


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『おひとりさま日和』発売中です

2023-09-18 | 小説
『おひとりさま日和』(双葉文庫)が発売になりました。
秋色の温かい雰囲気の装画は、長谷川海さんが描いてくださいました。


装画にちなんでキッシュの写真を。


今朝の福岡の読売新聞にも広告が出ていました。


【追記】本日(9月19日)、重版のお知らせをいただきました。 発売即重版! 嬉しいです。一人暮らしの女性たちが主人公の6つの物語 。よろしくお願いします。

芦屋町図書館での講演会が近づいてきました。ドキドキ……。
演題は『物語のヒント~短編小説ができるまで』です。
スライド用のパワーポイントも完成しました。
よかったら、おこしください。
お電話やFAXでの事前申し込みが必要です。
 〇日時:令和5年9月24日(日) 午後2時より
 〇場所:芦屋町図書館(福岡県遠賀郡芦屋町中ノ浜4番4号)
 〇電話:TEL 093-223-3677、FAX 093-223-3100
詳しくは、芦屋町ホームページ「図書館通信」をご覧ください。


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十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台『九月博多座大歌舞伎』

2023-09-15 | 福岡
博多座で『九月博多座大歌舞伎』を観劇しました。


十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台です。
舞台上に裃姿の俳優がずらりと揃っての口上がまた素晴らしく、團十郎はもちろんですが、八代目新之助(勸玄くん)の凛とした佇まいと口上には驚かされました。
口上では、團十郎の「にらみ」も披露されました。
にらみは、邪気をはらう不動明王を表現しており、このにらみを受けると、一年間無病息災で過ごせると言われています。


九州初披露という「暫(しばらく)」は、襲名披露ならではの豪華な顔ぶれで、見ごたえがありました。
「暫」は、江戸時代から人々の喝采を集め、観客を魅了し続けてきた勧善懲悪の祝祭劇で、團十郎家の家の芸として選定した「歌舞伎十八番」の内のひとつだそうです。


料理研究家の山際千津枝先生にお誘いいただきました。
山際先生のお着物姿、やっぱり素敵です。



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『おひとりさま日和』(双葉文庫)の見本が届きました

2023-09-05 | 小説
9月13日発売の『おひとりさま日和』(双葉文庫)の見本が届きました。
優しい秋色のカバーで、ほっこりします。イラストはカボチャのキッシュです。


「私を楽しませるのは、私。」
「好きな居場所で好きなこと、好きな自分で。」そうありたいですね。


またひとつ薔薇の花が咲きました。好きな居場所は、やっぱりわが家かな。


執筆者(敬称略)
大崎梢「リクと暮らせば」老婦人がレンタル番犬サービスを頼んでみたら。
岸本葉子 「幸せの黄色いペンダント」フィギュアスケートに一喜一憂する推し活模様。
坂井希久子「永遠語り」東京の山奥で草木染めをして暮らす胸のうち。
咲沢くれは 「週末の夜に」映画館でひとりきりの鑑賞をするのが至福の時。
新津きよみ 「サードライフ」終の棲家を買った途端に夫が旅立ったが……。
松村比呂美 「最上階」土付き野菜が生んだマンション内での新展開。

「おひとりさま」をテーマにした、オール書き下ろし。主人公はすべて女性です。
ドキドキしながら、共感しながら、しっとりした雰囲気を楽しみながら、読み終えました。
9月13日発売です。書店さんでみかけたら、手に取ってみてくださいね。
(価格:680円+税)


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旧安川邸にて 発酵ランチ

2023-09-03 | 福岡
夫の従姉妹さんたちと一緒に、旧安川邸を見学してきました。
旧安川邸は、明治に石炭関連企業を創業し、工業都市 北九州市の基礎を築いた起業家、安川敬一郎氏により建設された住宅です。
明治45年に若松から移築された大座敷棟。


周囲を散策してから、大座敷の中を見学しました。
玄関の生け花。


9月9日は「重陽の節句」で、「菊の節句」と呼ばれていることもあり、いろいろなところに菊があしらわれていました。
菊の絵柄の器に、八重菊の柄の「松本手毬」。つまみ細工の菊の花芯のあたりは匂い袋になっています。
奥の手毬は60年以上前の作品だとか。


菊が綿でくるまれていました。
菊は寿命を延ばすと考えられていたため、重陽の節句の前夜に菊の花のつぼみに綿をかぶせ、菊の露と香りを移した綿で顔や体をふいて清めると、いつまでも若々しく、長生きができるといわれているそうです。


旧安川邸に寄宿した書生たちが過ごした書生室。


後の雛(のちのびな)は、重陽の節句の9月9日から10月8日の間、家族の健康を祝う大人のひな祭りです。
筥崎宮の「ちゃんぽん」も飾られていました。


応接室。


障子に見立てたステンドグラス。


応接室に置かれていた菊酒。
重陽の節句には、お酒に菊の花を浮かべた菊酒でお祝いをするそうです。


古い電話。思わずダイヤルを回したくなりましたが、手を触れてはいけません。


中庭に面した生け花。


お茶室の床の間。


水屋の、凛とした佇まいも好きです。


大座敷。
10月25、26日に、藤井聡太竜王と挑戦者の伊藤匠七段の第36期竜王戦が安川邸で開催されます。
対局はこの部屋で行われると聞いて、しっかり雰囲気を味わいました。


この日は、夫の誕生日祝いにと、なかなか予約が取れない安川邸の「発酵ランチ」を従姉妹さんが予約してくれていました。
からだに優しい発酵ランチです。
トマト糀のポテトサラダや玄米糀漬けのゆで卵、かつお糀につけた豆腐チーズ、エホバクと塩レモン糀のハニーマスタードなど、珍しいものをいろいろいただきました。


長岡式酵母玄米は、特殊なジャーで長期間保存するのだとか。
この日の酵母玄米は、炊いてから4日目の、発酵がほどよく進んでいるものでした。


旧安川邸に入っている「茶論」のお抹茶と和菓子もセットになっています。
静かな時間が流れました。


ヘルシーなランチのあとは、我が家で楽しいおしゃべりです。




甘いスーツをたくさん。ヘルシーの逆をいってしまったかもしれません。


お土産にいただいた「アトリエ桜坂」のプティジョリー。
お月様や月見団子、うさぎなど、「お月見」をイメージしたアイシングクッキーがかわいいです。


毎年、栗の季節だけ販売しているという「アトリエ16区」のマロンパイ。
初めていただきました。


大きな栗がまるごとひとつ入っていて、美味しかったです。


厳しい残暑が続いていますが、この日は曇り空で、ほんの少し涼しく感じました。


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