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最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

ミュンヘン街歩き(2) レジデンツ

2017-06-20 | 旅(海外)
14世紀末に、ヴィッテルスバッハ家のシュテファン3世により建設された宮殿、レジデンツを見学しました。


レジデンツ通りの入口にある、獅子の持っている楯に触れると幸せが訪れると言われているそうで、通るたびに撫でていく地元の人も多いそうです。
私も撫でてから入りました。


レジデンツの外観はシンプルですが……。


建物の中は、金の装飾がいたるところに施されており、豪華でした。


ヴィッテルスバッハ王家の祖先画が飾られています。




礼拝堂の凝った天井装飾。


巨大なタペストリーが飾られた部屋が続きます。人造大理石でできた入口。当時は人造工大理石のほうが高価だったとか。


改修工事のため、一部は見学不可でしたが、ほぼ、貸し切り状態で、ゆっくり見て回ることができました。


当時の王国の繁栄を物語るきらびやかな部屋の数々。
王家のコレクションなどもたくさん撮りましたが、写真が多くなるので割愛しました。


建設に400年という長い歳月を要した影響で、ルネサンス、ロココ、バロック、新古典主義の様式が混在する建物となっているそうです。


ブロンズの銅像が飾られていた部屋。 気に入って、長居してしまいました。


みどころたっぷりのレジデンツのあとは、2軒目のビアホール、パウラナー・イム・タールです。
私は、今回訪問したミュンヘンのビアホールの中では、落ち着いた雰囲気の、この店が一番好きでした。


ポーズを取ってくれた、この方が担当でした。


定番のセットです。


ドイツのヴァイツェンビールの醸造元のひとつ、パウラナーの直営で、地元の人に愛されているビアホールだとか。


楽しみにしていた白ウインナー。とっても美味しかったです。


この季節にしか食べられないホワイトアスパラガス(シュパーゲル )。
4月中旬から出始め、6月24日の聖ヨハネの日までと決められているそうで、食べられる時期が限られています。
ぎりぎり間に合って、いろいろなレストランで食べることができました。


2杯目の黒ビール。


3つ目のビアホールは、ミュンヘンで一番有名な、ホフブロイハウスです。


オリジナルビールが、1リットルのジョッキに入って出されます。


売り子さんから巨大プレッツェルを買いました。
賑やかな雰囲気で盛り上がりますよ。


ミュンヘンの街歩き、ビアホール巡りは、まだまだ続きます。

  
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ミュンヘン街歩き(1) マリエン広場, 新市庁舎, 聖ペーター教会

2017-06-19 | 旅(海外)
聖ペーター教会の展望台から見た、ミュンヘンの街並みです。約300段の階段をのぼった甲斐がありました。


手前の建物が新市庁舎で、たまねぎ頭のふたつの塔がフラウエン教会です。


遠くから見た、聖ペーター教会の塔。展望台に人がいるのが見えます。


ミュンヘン最古の教会で、フレスコ画も見事です。


旧市街の中心地マリエン広場の中でも、ひときわ目を引くのが新市庁舎です。


2段になっている塔の仕掛け時計は、11時と12時、17時に人形が動きだします。(冬場は11時と12時のみ)


気温が上がったので、私はパフェを食べながら、夫はビールを飲みながら、からくり時計を楽しみました。


賑わっていたマリエン広場周辺。日差しが強くてもテラス席が人気で、店内は空いていました。


ミュンヘンで初めて訪問したビアホールは、ヴァイセス・ブロイハウス。
1872年創業の老舗レストランです。


ミュンヘンに来たので、私も初めてのビールを……。 と言っても、ノンアルコールビールですが(^^;
しっかり酵母の味がしました。左がノンアルコールビールです。
スタッフは、民族衣装を着ていました。


豚肉を煮込んだシュヴァイネブラーテン。


夫は早くも2杯目です。


3杯目は黒ビール。


ミュンヘンのビアホール巡りを楽しみにしていたとはいえ、一日で4杯は飲み過ぎですよね。
私は、スイーツの量を普段の旅行の、半分に抑えました(^^)/

  
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北欧の旅(6)ニシン フェスティバル

2016-10-15 | 旅(海外)
ヘルシンキのハカニエミマーケットは、地元の人たちや観光客に人気の市場です。
ショーケースの中の料理を丁寧に説明してくれたお店で、お昼を食べることにしました。


ハーブが効いていたサーモン。


パンが添えられた野菜スープの美味しかったこと。


北欧で食べたサーモンは、どれもはずれがありませんでした。


スーパーで買ってきたおつまみもにもサーモンが……。


サラダと、サーモンを巻いたパイ。


ハカニエミ市場のサーモン。色がきれいです。写真は撮りませんでしたが、クマやトナカイの肉なども売っていました。


見ていると、あれもこれも食べたくなってしまいます。


2階には、雑貨店や衣料品店、マリメッコショップなどが並んでいました。
衣料品店で、冬の帽子を購入。頭が暖かいと、体がぽかぽかしてきますね。


ヘルシンキ駅の近くにある、木造の礼拝堂。


「カンピ静寂の礼拝堂」という名前のとおり、中は、緊張するほど静かでした。


祈りの儀式があるわけではなく、市民が心を落ち着けるための礼拝堂だそうです。


ヘルシンキ中央駅。


ホテルから近かったこともあり、駅前のトラムの停留所は、何度も利用しました。


駅の構内には、電車がずらりと並んで、出発を待っています。


ホテルの真ん前にあった自然史博物館。バルコニーでキリンがくつろいでいます。
動物たちの動きのある剥製が展示されているとか。
私は剥製が苦手なのでパスしましたが、子供たちに人気の博物館だそうです。


年に一度、マーケット広場で、数日間のみ開催されるニシンフェスティバルは、大勢の人たちで賑わっていました。


観光客より、この日を待ち望んでいた地元の人たちが多いのかな。


漁師さんたちが、手作りのニシン漬けなどを販売するために、自分の漁船でマーケット広場に集まっています。
漁船がそのままお店になるのですね。


旅行とニシンフェスティバルが重なった偶然に感謝しつつ、私たちも、ニシン漬けを買ってホテルで食べました。


本場のニシン漬けです。
かなりの量があったのに、ワインを飲みながら、夫がぺろりと平らげました。


港には船上レストランも停泊しています。


道路側に並んだテントのブースも人気でした。


人に慣れているのか、カモメも逃げません。


カモメと言えば、行きたかった場所のひとつが、映画『かもめ食堂』ゆかりの、アカデミア書店です。
エスプラナーディ通りを抜けると、そこにあるはず。


ベンチに座ってのんびり日光浴。いいですね。


通りを抜けたところに、ちゃんとありました。アカデミア書店です。


日本の本が見当たらなかったので、お店の方に聞いてみると、オーナーが変わって日本とのコネクションがなくなったので、もう置いていないとのこと。残念です。


せっかく来たので、アカデミア書店の二階にあるカフェ・アアルトでお茶をすることに。
『かもめ食堂』では、このカフェで、サチエ(小林聡美)とミドリ(片桐はいり)が出会いました。
思わず、きっかけになった「ガッチャマン」の歌を口ずさみたくなってしまいます。
レモネードケーキが、とっても美味しかったです。


こちらは、街歩きの最終日に入ったカフェ。
チョコレートケーキがあまりに美味しそうで……。


眼科医から、閃輝暗点の誘発原因と考えられるので、食べないほうがいいと言われているチョコレートに手を出してしまいました。
でも、半分は、夫に食べてもらいましたよ。
濃厚なチョコレートケーキでしたが、閃輝暗点の症状も出ませんでした。


たっぷりのカプチーノでほっとひと息。


ヘルシンキ国際空港に向かう前に訪問したのは、キアズマ国立近代美術館。
建物自体もアートなのでしょうね。


壺の中の香りを嗅ぐコーナーも。


出発前の天気予報では、晴れの日が少なかったのですが、最終日まで青空が広がってくれました。


今回の北欧旅行は、ほんのさわりの街歩きでしたが、それでも十分楽しめました。
森林散歩やオーロラも興味がありますが、寒さに弱いので無理かもしれません。
個人旅行は、自由に動けて、好きな場所に時間をかけることができるので楽しいですが、いつも私が計画して、チケットも手配しているので、ツアーだと楽だなあと思ってしまいました。
ツアーのお仲間の体験談も興味深いですし。
だらだらと書いてしまった北欧旅行の日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

  
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北欧旅行(5)マリメッコとイッタラ

2016-10-13 | 旅(海外)
ヘルシンキでの一日半のフリータイムの始まりです。幸先よく、ムーミンバスに遭遇しました。
あとで調べてわかったのですが、Skidi(スキディ)と名付けられた、移動図書館バスでした。


ツアーのお仲間に、ヘルシンキを何度も訪問している方がいらして、楽しい場所を色々教えてもらいました。
まずは、24時間、トラムや地下鉄、バスなどが自由に使える、ワンデイチケット(8ユーロ)を購入してスタートです。
これまでも、こういうカードは利用していましたが、乗車するたびに、カードリーダーにタッチしていました。
でも、タッチするのは開始を記録させる最初だけでよいらしく、あとは、持っているだけでOKとのこと。
乗るたびにカードを出し入れせずに済んだので楽でした。
車内で検札があったときに、有効なチケットを持っていないと、80ユーロの罰金です。


トラムの駅です。


こんなに狭い道も走っていたのでしょうね。


地下鉄も利用しました。さすがデザインの国フィンランド、スタイリッシュな車両です。


ヘルシンキ通のお仲間に、フィンランドを代表するブランド、マリメッコのアウトレットショップを案内してもらいました。
ガラス張りのボルボの建物が見えてきたら、もうすぐそこです。


マリメッコの生地は、姉にトートバッグを作ってもらおうと目論んで、2種類買ってきました。
ケシの花をモチーフにした、代表的なウニッコ柄は定価でしたが、もう一種類は、織に少しムラがあるとかで格安でした。
マリメッコの生地は、とても丈夫で、色移りもせず、洗濯にも強いらしいです。


フィンランドの冬は暗くなりがちなので、マリメッコの明るいデザインが人気なのだとか。


丈夫と言えば、フィンランドの食器、イッタラもそうです。
フィンランドの人たちは、長年同じものを愛用し、割ってしまったときも、同じものを買い足して使っているそうです。
食器をこれ以上増やしたくないし、重いから買わないと決めていたのに、見るとやっぱりほしくなって、定番のTaikaシリーズのコーヒーカップやマグカップなどを買ってしまいました。
家に戻って梱包を開けても無事でしたよ。やっぱり買って良かったです。
電子レンジや食洗器も使えて、少々のことでは割れない丈夫なイッタラは、そそっかしい私にぴったりかもしれません。


イッタラのキャンドルホルダーもいい感じです。


夫が気に入って買った、マリメッコのクッションカバー。
50㎝×50㎝と少し大きめのサイズに合うヌードクッションを買ってきて、早速、使っています。


マリメッコの社員食堂では、社員以外でもランチを食べることができます。
テーブルクロスや食器もマリメッコを使っており、人気がありますが、到着したのが早く、まだお腹が空いていなかったので、断念しました。


マリメッコショップで、ヘルシンキ通のお仲間たちと分かれて、おすすめのハカニエミ市場へ。


市場は大好きなので、ワクワクしながら見て回りました。


北欧で食べたサーモン料理は、どれもとっても美味しかったです。


今回で終わるはずの北欧旅行の日記ですが、写真を整理しながら書いていたら、とても終わりそうになく……。
次は、ハカニエミ市場の美味しかったランチの写真から始めたいと思います。

  
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北欧の旅(4)ヘルシンキの街歩き

2016-10-12 | 旅(海外)
ヘルシンキで最初に訪問したのは、重厚な雰囲気のウスペンスキー寺院です。
厳かなミサの最中でしたが、中も見学できました。


ヘルシンキ大聖堂の前に建っているのは、ロシアの皇帝、アレクサンドル2世の像です。
フィンランドが独立したときに、この銅像が取り壊されなかったのは、アレクサンドル2世が、統治下にあるフィンランドの人たちのために尽力してきたからだそうです。


白い大聖堂が青空に映えていました。


フリータイムのときに、中も見学。


紅葉のシベリウス公園へ。


市民の憩いの公園なのでしょうね。


フィンランドの作曲家、ジャン・シベリウスの顔面彫刻と、大きなモニュメントがあります。


大小のパイプが連なった、個性的なモニュメントです。


岩をくりぬいた中に造られた、テンペリアウキオ教会。
十字架は、赤い蔦の下辺りに紛れるようにしてあり、一目見ただけでは教会とはわかりません。
自然に溶け込むことを意識して造られているようです。


自然光が入って、ほどよい明るさでした。


音響効果がすぐれており、コンサートが開かれることもあるそうです。


この日は、ヘルシンキ大聖堂の前にあるレストランでランチでした。


地元のニシン料理など。


夜はポーク料理でした。


デザートのベリーのケーキを食べながら、ツアーで親しくなった方に、旅のエピソードを聞かせていただきました。
旅にアクシデントはつきものとはいえ、想像を超えたお話だったので、小説に使わせてもらおうかな、と思っています。


アクシデントは他人事ではありません。
海外旅行では、スリに財布を狙われたりなど、いろいろなことが起きていますが、今回は、ヘルシンキのホテルの部屋で、スーツケースを開けようと暗証番号を合わせたのに、鍵が開かないというアクシデントがありました。
添乗員さんは他の方と外出中だったので、ホテルのフロントに行くと、任せてくださいとばかりに工具箱を出してきて、中からペンチを取り出しました。
夫が、鍵を壊す前にもう少し試してみると伝えると、すぐ近くのショッピングセンターの中にカバン店があると教えてくれたので、早速、スーツケースをコロコロ押して行くことに。
カバン店の店員さんによると、スーツケースの暗証番号が、強い衝撃などで勝手に変わるのはよくあることだとか。
そんなときは、設定した番号を、ひとつずつ前後させながら試していくと開く場合が多いとアドバイスしてもらいました。
試してみると、2回目で無事に開きました。ほっ。
旅行が終わってから聞いてみると、身近にも、スーツケースの暗証番号が勝手にひとつ変わった方がいました。
本当によくあることなのですね。
アメリカと違って、ヨーロッパは鍵をかけたほうがいいと添乗員さんは言っていましたが、旅慣れているツアーのお仲間は、鍵どころか、フックをかませることもしないで、ベルトで留めているだけだと言っていました。
それほど、スーツケースの鍵のトラブルは多いようです。
次の旅行からは、スーツケースには着替えだけ入れて、鍵をかけないようにしようかな、と思っています。

長々書いている北欧旅行の日記ですが、あと一回で終わる予定です。

  
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北欧旅行(3)シリヤ・セレナーデ号

2016-10-10 | 旅(海外)
ストックホルムからヘルシンキまで、シリヤ・セレナーデ号で移動です。


船内には、免税店ほか、色々なショップが並んでいました。


デッキで過ごすのも気持ちよさそう。


ビュッフェ方式の食事は種類が豊富だったのに、なぜか写真に残っていたのはデザートばかり(^^;


北欧旅行中は、たっぷりベリーを食べることができました。


ワインもビールも飲み放題です。夫が喜んでいました。


夕食が終わってサンデッキへ。
きれいな夕日を見ていたら、ビキニ姿の女性が目に入って驚きました。
サンデッキにあるサウナに入ったあと、のぼせた体を冷やしていたようです。


顔を後ろに向けると、淡い色の空が広がっていました。


夕日を見たあとでショッピングへ。
通路にテープが張られて、なにやら騒がしくなっています。


狭い場所でのパフォーマンスが始まりました。
ナイトクラブのステージでも、さまざまなショーを無料で見ることができるようです。


朝日も見ることができました。


朝食です。パンケーキにもたっぷりベリーをかけましたよ。


到着したヘルシンキでは、年に一度のニシンフェスティバルの真っ最中。
バスの車窓から撮った写真ですが、楽しそうだったので、フリータイムに行くことにしました。


写真は、今日(10日)放送の『youは何しに日本へ』の「ネコバス旅」の冒頭にも出てきた、ヘルシンキ大聖堂です。

次は、ヘルシンキの街歩きです。

  
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北欧旅行(2)ストックホルム旧市街(ガムラスタン)

2016-10-08 | 旅(海外)
ストックホルム旧市街(ガムラスタン)のストールトリエット広場には、かわいい建物がたくさん建っていました。


建物を見ながら、お店をのぞきながらの楽しい街歩きです。




ドイツ教会。


風情のある石畳ですが、石に丸みがあって少し歩きにくかったです。
でも、おひとりでツアーに参加していらした80代の女性は、軽やかな足取りでした。


ガムラスタンの中にある王宮も見学しました。


時間が合えば、衛兵交代式を見ることができます。






王家の墓があるリッダーホルム教会。


ここまで透かしのある尖塔は珍しいのではないでしょうか。


リッダーホルム島から、メーラレン湖の向こうにあるストックホルム市庁舎が見えました。


ガムラスタンの街歩きが終わり、ストックホルムからタリンクシリヤラインでヘルシンキに向かいます。
北欧旅行の日記は、もう少し続きます。


  
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北欧旅行(1)ストックホルム市庁舎とノーベル博物館

2016-10-06 | 旅(海外)
紅葉が始まっている、スウェーデンのストックホルムとフィンランドのヘルシンキに行ってきました。
今回は個人旅行ではなく、福岡空港発のお得なツアーに参加です。
福岡空港からヘルシンキまでは約10時間。帰国時は9時間でした。日本から一番近いヨーロッパです。

ストックホルムでは、ノーベル賞の晩餐会も開催されるストックホルム市庁舎にも行きました。


高さ106メートルの展望塔。


光の当たっている場所と、陰の部分のコントラストが印象的でした。


市庁舎は、メーラレン湖に隣接しています。


しばし、湖の風に吹かれました。


ノーベル賞の晩餐会が開かれる「青の間」。ここに1300人が集まるとか。


晩餐会で使われる食器も展示されていました。


壁にアルフレッド・ベルンハルド・ノーベルの肖像が……。


広い階段をのぼってダンスパーティーが行われる「黄金の間」へ。


タイルに金箔が貼られており、きらびやかな印象です。


顔を近づけてみると、一枚、一枚、丁寧に貼られているのがわかりました。


中央にメーラレン湖の女王の肖像が描かれていますが、完成した当時は、斬新すぎて不評だったそうです。


船底を模した天井のある市議会議場。
ストックホルムの人たちの、男女平等というのではなく、人間はみな平等という考え方や、教育や医療、年金、結婚式や葬式などについての興味深いお話を、現地ガイドの女性に聞かせていただきました。


こちらはガムラスタン(旧市街)にあるノーベル博物館です。


博物館の中にあるカフェでは、晩餐会で出されるデザートのアイスクリームを食べることができますよ。


アイスクリームだけでなく、魚料理や、ブロッコリーのスープなどの食事も美味しかったです。


カフェを訪れた受賞者は、カフェの椅子にサインをするそうで、山中伸弥教授のサインのある椅子が展示されていました。
私が座った椅子には、2006年に受賞された、たくさんの海外の方たちのサインがありました。
先日、ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅良典栄誉教授もサインされるのでしょうか。


ノーベル博物館のギフトショップでは、ここでしか買えない、ノーベル賞のメダルチョコレートが売られています。
記念に、メダルチョコと紅茶を買いました。


ガムラスタンなどの写真は、次にアップしたいと思いますので、よかったらお付き合いください。
楽しい出会いもあり、アクシデントもありで、書きたいことがたくさんあります。


そして、もうひとつお知らせが!
10月8日よる9時~11時10分放送 『世にも奇妙な物語』 秋の特別篇の、黒木メイサさん主演「シンクロニシティ」は、
仲良しの作家、新津きよみさんの短編集『彼女たちの事情』 (光文社文庫)の中の一編、「シンクロニシティ」が原作です。
すごく面白い作品ですが、ドラマではどんなふうに描かれるのかな。
『世にも奇妙な物語』は、すごく好きな番組なので、一層、楽しみです。ぜひ、見てくださいね。

  
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バルセロナの旅~美術館と教会

2015-06-26 | 旅(海外)
スペイン出身の画家、パブロ・ピカソは、バルセロナで学生時代を過ごしたそうです。
ピカソ美術館には、初期の作品も数多く展示されていました。


バルセロナ出身の画家、サルバドール・ダリとの特別展が開催されており、
同じテーマのふたりの作品を対比して味わうことができました。


館内の写真撮影は禁止なので、建物の雰囲気だけ。


こちらは、ムンジュイックの丘にある、ミロ美術館。
バルセロナ出身の、ジョアン・ミロの作品を1万点近く所蔵している個人美術館です。


カフェも併設されており、ミロの作品を見ながらお茶を飲むことができるようになっていました。
ピカソ美術館と同じく、館内は写真撮影禁止です。


絵画や彫刻、大型のタペストリー、版画など、初期の作品から末期の作品まで堪能できました。


こちらは、バラ窓が美しい、シンプルなサンタ マリア デル マル教会。
静かな教会で、中に入って休ませていただきました。 


ピカソ美術館からカテドラルに向かう小道。


13世紀末から150年かけて建立されたカテドラル(サンタエウラリア大聖堂)。


大聖堂の中は、荘厳な雰囲気でした。


こちらは、カタルーニャ音楽堂。


花や植物のデザインをたっぷり使ったアールヌーボー様式で、世界遺産に登録されています。


階段の彫刻も豪華です。


広いカフェもありました。


注文したのは、ホットチョコレートとチョコレートマフィン。


旅の楽しみのひとつが、その土地の、デパートやスーパーめぐり。
大型スーパーに、オレンジの生絞り機があったので、写真の女性に教えてもらって買ってみました。
絞りたてはやっぱり美味しいですね。


ワインの試飲機も。


多かった生ハムのお店。試食させてもらってから、その日のおつまみを購入。


デパ地下の惣菜売り場で買ったものをホテルの部屋で食べました。
パンや生ハムなどもあり、かなりの量でしたが、なんとか完食。ラザニアが美味しかったです。


いつもに比べて、スイーツは控えめだった気が……。


バルセロナだけにしぼった今回のスペイン旅行。
心臓のペースメーカーの2本のリードが安定するまでは、夫は左手で重い荷物を持てないし、
肩より上に左手を上げられないので、旅の支度もコンパクトにして、お土産も買わず……。
体調を考慮して、一日中出歩くことをせず、途中でホテルに戻って休憩して、また出かけたりと、終始のんびりムード。
ペースメーカー手帳は万国共通で、バルセロナのエル・プラット空港では、
私はカプセルに入って、手を上げて全身スキャンされましたが、夫はボディチェックのみ。
地下鉄で夫がスリに遭遇しましたが、ほかの乗客に阻止してもらって未然に防げたし、
バラ色の日々ならぬ、バル色の日々を満喫できた、いい旅でした。

  

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バルセロナの旅~ガウディの建築物

2015-06-24 | 旅(海外)
バルセロナには、サグラダ・ファミリア以外にも、ガウディが手掛けた建築物が数多くあります。
現在も人が住んでいる、集合住宅、カサ・ミラ。


大きくうねった外観。
ガウディは、規則正しいものではなく、予測不可能な曲線を好んで使っていたそうです。


カサ・ミラの近くで、クラッシックな装いで自転車に乗っている集団に遭遇。


こちらは、カラフルなタイルで覆われた、カサ・パドリョ。


入場料にはオーディオガイドが含まれており、モニターを指定の場所に向けると、当時の様子が映し出されます。


建物の説明を聞きながら、ゆっくり回ることができました。


ガウディがクジラからヒントを得て設計したと言われている屋根裏。


天井には、ガウディが好んで使った渦が……。


装飾陶器で造られている吹き抜け。
下の階は明るいブルーで、上に行くほど濃くなっていました。
下の階の部屋も明るさが保てるようにしているのだとか。


波打つ曲線が生かされているドア。


屋上の煙突や換気口までが独特のデザインでした。


こちらは、バルセロナの街が一望できるグエル公園。
シンボルのトカゲは、ガウディが好んだモチーフのひとつです。


トカゲの周りは、いつも人がいっぱい。一緒に写真を撮るのは諦めて、うしろからそっと撫でました。


市場が作られるはずだった列柱広場。天井が印象的です。
ガウディは、ここを、貧しい人たちも暮らせる住宅地にしようと考えていましたが、経済的な理由から幻に終わってしまいました。
でも、こうして、多くの人が憩える公園になったのですものね。


自然をできるだけ崩さないようにと、山の斜面に沿って造られた陸橋。
斜めに建てられた柱は、美しいだけでなく、天井の重さを支えることができる設計です。


巻貝をヒントにしてデザインされた柱。


グエル公園は、2013年から維持保存を理由にモニュメント・ゾーンが有料となりました。
予約が必要で、時間指定がありますので、気を付けてください。


無料ゾーンは、緑が豊かな場所が多かったです。


長々と書いているバルセロナの日記も、次が最後です。

  

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