スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

食後のクスリvsサンドウイッチvs私は貴方の心臓です

2015年10月03日 | 自分的エッセー
心筋梗塞の手術を受けて以降、朝にクスリを結構飲まなければいけない。
昔しからクスリは飲まない主義だったが、そこを突っ張ってもどうにもならない。

それでクスリは食後となってるいる。
朝飯を食べてから飲むという事だが、
毎日、僕には丁寧に朝飯をテーブルに並べる事は出来ない。また栄養指導が入り、炭水化物の摂取を控えて、野菜をとって下さいとの縛りも入っている。以前でも検査の時には、「コレステロールが多いです、のでもっと野菜をー」と言わても「ゴチャゴチャ言うなーー」「死ぬ時は死ぬ時やー~」のロッカー的発想でその優しさ言葉を無視していた。それが今日のこの様な事態に繋がった。

クスリを飲む為に食べる食事~~これもなんか腑に落ちないし、食事側から言わせると「ほーそうなん、俺ってクスリの引き立て役な訳ー」てなる。そもそも誰もが朝飯をキチンと食べてるという前提での朝食後のクスリ服用の指示である。
高給頭脳労働エリートビジネスマン的に、「俺はこれくら体が潰れるまで仕事に打ち込んでいるから、この時代を生き抜く男なら、これくらいのクスリは普通やー」をアピールしながらあえて、ルームテンプチャーの水を要求する連中の様にキチンと朝食を摂る状況にはない。

長い枕の話で申し訳ない。
そこで僕がとった作戦は「サンドウイッチ」を朝食にするという事だ。其れもミックスサンド。
フライや惣菜を挟まないシンプルな奴でしかダメだ。
まず野菜、ハム、玉子、そしてパンで構成されていてバランス的にはこれ以上のものは無い。
そして食べ易い。
分業だけど一様、手作りである。
こうなればいいとこ尽くしである。
これに旨いコヒーを入れて、そうなれば音楽も欲しくなる。Chris Reaのオンザビーチを流し
素敵な彼女からのLINEに目を通し、
「私は、洋ちゃんの心臓です~」に「ばっかやろうー」と一人つっこむのだ。
そして慣れていないクスリを飲む習慣に、オシャレなピルケースを買いに行かなあかんわーと思いながら病院のクスリ袋からクスリを出す。





この様に朝食をキチンと摂る様になった
クスリを飲むための朝食では無い。
今日一日が楽しく愉快に生きられますようにという予祝を込めた朝飯になった。むしろ祈りに近い儀式になった。
そして「僕は・・・・で生きている」という、他なるものへ依存と享受で生きてる事を実感する。

「僕は・・・で生きている」。「・・・」に埋める言葉がたくさんある事が、僕をまだまだ生かしつずけるのだろうと思った今朝です。





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