薔薇会

息子（６歳）の保育園の保護者参観日。

朝から出かけてきた。

子供らが歌ったりするのを保護者が取り囲んで眺めるだけ。
もうちょっと小さい頃なら一緒に制作する時間があったけど、今はもう１人で作れるので、それも見てるだけだった。
それはまあ日頃の様子が分かっていいんだけどさぁ。

給食も見てるだけってのはキツいな！

鶏飯旨そうだなぁ。
しかしこっちはどうする事も出来ず。
腹を鳴らす事しか出来ない。

一口でいい。
味見程度でもいい。
ボクらにも食べさせてもらえないものか。

と心の中で願うものの、最後まで食べる事は出来ませんでしたわ。
悔しいからそのまま友達親子とご飯食べに行って、今度は息子らにボクらが食べるとこを見せつけてやりましたよ。
満足満足。



夜はＫ氏の家へ。

「薔薇が咲いたから薔薇の鑑賞会をしましょう」

というお誘いを受けたので、数家族が集まったんだよね。

薔薇の鑑賞会とは、何とも優雅で上品な感じがする集まりであろうか。
恐らく庭先でハーブティーでも飲みながら薔薇の美しさについて語り合ったりするのだろう。
あくまでもイメージだけど、薔薇の鑑賞会ってのはそんなものだと思う。

しかし。
今回のお誘いには
「庭でバーベキューでもしながら」
という言葉も付け加えられていたので…

誰も薔薇なんか見ず！

肉にしか興味がいってないぞ！

バーベキューは庭だったんだけど、薔薇は玄関の横辺りだったからさ。
駐車場から直接庭に来て、そのまま肉に集中したまんまの人ばかりだったよ。

まあ、花より肉のほうが大事なのは分かるけどさ。
薔薇の出来よりも肉の脂身の付き具合のほうが気になるのは分かるけどさ。

一応名目は薔薇の会なんだから、最初に薔薇を見ておきなさいよ！
中には、帰り際、思い出したように明らかについでな感じで薔薇を見ていた人もいたよ。
ま、こんなもんだろうな。

さて、そんなバーベキュー。
最初に着いたってのもあって、小さいほうの網のそばに座ってしまい、必然的にそこで１人で肉を焼く係になってしまった。
デカイほうではみんなでワイワイやっているのでちょっと寂しいが、まあそれはいい。

女性陣がウッドデッキに座ったままで肉を運ばれるのを待っているだけという屈辱的な展開になっているが、まあそれもいい。

それよりパイプイスに座って肉を焼いていたら…

ドッス～ン！！

うわぁ！
パイプイス崩壊！！

どうやら３０年前近くに買ったパイプイスらしく、留め具のとこが錆びちゃってたんだよね。
それがついに壊れてしまったようだ。

くぅ～！
こんな事があるとは…。

みんなの前で、全盛期の曙のように見事にひっくり返ってしまいましたわ。
これは屈辱だ。
なんで３０年間壊れなかったものが、今ボクが座った時に壊れちゃうかねぇ。
困ったもんだよ。

でもまあ楽しく過ごす事が出来て良かったですわ。
今度また開催される時は、イス持参で行く事にしよっと。

タオル

テニスに行った。

先週は不参加だったから、今週は久々にガッツリ打ってやるか。
と思ったら…

ありゃ！
忘れてきたぞ！

タオルをね。

ボクにとってタオルは重要だ。
スーパー汗っかきだからさ。
いや、ウルトラ汗っかきのほうがいいか？
それとも、ハイパーミラクルエクストリーム汗っかきのほうがいいかも…
って、そんなのどうだっていいや。

とにかく、それくらい汗をかくからタオルは必要って事なのよ。
夜とはいえ５月ともなると、テニスをしてたらもう汗ダクダクになる。
タオルは絶対に忘れてはいけないものなのだ。
なのに忘れてしまったのだ。

ラケットを忘れても困らないけど、タオルを忘れたら命とりだぞ。
さて、困った。
かといって取りに帰るのは面倒過ぎる。

車の中にあるんじゃないか？

でもなぁ。
今日は愚妻の車というか、家の車で来ている。
ボクの車ならこんな時の為に常にタオルが何枚か置いてあるんだけどなぁ。
こっちのほうには置いてないんだよね。

でも何かあるだろう。
必死で探す。
何もない。

出てきたのは、何かあった時に使う用の息子（６歳）の着替えのみ。
大人は滅多にないけど、子供って外出先で噴水があったらそこに飛び込んだり、とんでもなく遊び回って大汗かいたりするんだよね。
なのでイザという時の着替え一式を車に常備してんのよ。

これ…
使うか？

さすがにちょっと気がひけるな。
息子のだし。

でも、もうこれくらいしかボクの汗を拭ける物はないのだ。

やむを得ず。
息子よ、父はお前の服をちょっと借りるぞ。

ズボン…は固そうだし、いくら洗っていてもパンツはちょっとイヤだ。
ということで、シャツを拝借。
息子のシャツを持ってコートに戻りましたよ。



これで安心。
気兼ねなくテニスをしましたわ。
あんまり吸収性がよくなかったけどね。
もっとタオル生地のシャツならよかったんだけどなぁ。
でもまあ仕方ない。

テニスメンバーの冷たい視線に耐えつつ、そして拭くたびに思い浮かぶ息子の悲しそうな顔に耐えつつ、シャツがびしょ濡れになるまで拭きましたわ。
助かった。
息子よ、父はお前のシャツで顔を拭いたよ。

来週からは絶対に忘れないようにしなくっちゃな。
とりあえず忘れないうちに愚妻の車の中にもタオルと、タオル生地の息子のシャツを積んでおく事にしよっと。

手巻き

Ｇ氏夫妻が来たので、手巻き寿司をした。

以前にもこのメンバーで手巻き寿司をした事があるんだけど、その時は最後ご飯と海苔が足りなくなってしまった。
その反省を踏まえ、今回は大量に用意。

さすがにこれなら足りるだろう。
ってくらいに用意したので、さすがにこれなら足りましたわ。

というか、ちょっと余っちゃったね。
ただでさえお米の量も多いのに、調子に乗って色々と具材も買い過ぎてしまったよ。

とりあえず、ボクの明日の朝食は海鮮丼に決定だな。
マグロもエビもイカもサーモンもイクラも少しずつ残っているから、かなり豪華な朝食になりそうだ。
でも大量に残ってしまった山芋やカイワレも乗せなくちゃいけない。
大量とはいえ中途半端な量だから、しばらく他の料理に使う機会なさそうだからね。
ここで消費しておくべきだろう。

ほぼ山芋だらけの海鮮丼になりそうだけど、明日の朝を楽しみにしておこう。


食後は、Ｇ氏がレゴを始めた。

息子（６歳）が以前作ったレゴの飛行機なんだけどね。
作ってしばらくして改造し、そしてまたしばらくして分解してバラバラにしちゃってたんだよね。
それを、今からＧ氏が作ると言うのよ。

説明書を見ながら一心不乱に作りだした。
元々こういう作業は嫌いじゃないようで、ものすごい集中力だ。

そんな真剣にならなくても…
と思うが、お菓子も食べずに黙々と作業している。
アルフォートとジャガリコがあるんだよ？
アルフォートに目もくれず作業するって、普通の人間にはなかなか出来る事じゃない。
恐ろしいほどの集中力だよ。

そんな作業は、組み立てよりも問題なのが部品探し。
飛行機の部品だけだったらいいんだけど、他の大量のレゴの部品と混ざってるからさ。
その中から飛行機の説明書にあるやつを探し出すのはなかなか難しい。

そのうち愚妻が加わり、Ｇ氏夫人も加わり、いつしか大人３人がかりで必死になってレゴを組み立てているぞ！
そこまで必死にならなくても…。
もう大人の意地だね。



そのかいもあって、見事完成してましたわ。
久々に飛行機の姿を見たなぁ。
かっこいいけどちょっと邪魔なんだよな。
ま、いいか。

そんな横でボクは別のレゴを作っていたけどね。
飛行機よりももっとかっちょいいものをね。

スネ夫のレゴだ。



なかなか見事なのが出来たな。
時間があったら次はスネ夫のママを作ってみる事にしよっと。

転落

夜中に、隣の寝室から

ドシ～ン！！

という物音。

なんだ？
息子（６歳）がベッドから落ちたのかな？
小さい頃は何回か落ちてたけど、もうだいぶ寝相がよくなってきたから大丈夫だと思ってたよ。
まあ、泣き声もしないからたいした事なさそうだな。

と思い、そのまま朝を迎えたら…

傷だらけで現れた愚妻。

お前だったのかよ！

「落ちそうになってここをガツンッ！って打って、かばおうとしたら今度は反対の手をグキッとなって…」

って説明してくれていたけど、いい歳してベッドから落ちるとは情けない。
そしてアザになっている手や肩がまた情けない。

息子がまだ小さい頃にやってたように、ベッドの周りにふかふかなのを敷き詰めてから寝るようにしたほうが良さそうだな。


そういえば『情けない』で思い出した。
書き忘れていたけど、こないだユニバーサルスタジオに行ってた時。

ジョーズのかぶり物が欲しいって愚妻が言うんだよね。
そんなのいらん！
と言っても、雰囲気が大切だから何だとか言って、結局買っていた。

ああいうとこ行ったら、ついついお調子者は流れでかぶり物を買っちゃうんだよな。
その時はいいとしても、絶対にその後使う事ないのにさ。
恐らく、今後の人生で一度もかぶる事がなく終わってしまうだろう。
現にその時愚妻が買ったのも既にもう我が家ではドラえもんがかぶらされていて、ずっとこのままになるに違いないよ。



まあいいや。

そんな浮かれた様子の愚妻がしばらくして
「頭が痛いから薬飲む」
と言いだした。

あらら。
ボクも愚妻もよく頭痛がするんだけど、せっかくユニバーサルに来てる時に痛くなるのは大変だな。
早く薬が効けばいいけど…

と思いつつもそのまま歩いたりしていると…

「あ！」

と愚妻。

「頭痛かと思ったら、頭のジョーズのクリップがこめかみに刺さって痛かっただけやわ」

との事。

バカか。
すっかりそれをかぶってるの忘れて、頭痛の痛みと思ったらしい。
ジョーズを取ったら痛みが無くなったとの事。

ったく…。
情けないやつだ。

愚め。

ケーキと餅

もう過ぎたけど息子（６歳）の誕生日の祝いをするというので、実家へ。
母・美智子が近所にあるケーキ屋さんに注文しに行ったらしい。

けど…

「『去年のと一緒でいいですか？』って聞かれたけど、そんなのこっちは覚えてないわなぁ」

と言う。

へ～。
別にノートとかを見てた感じではなかったようなので、母・美智子の顔を見て一年前のを覚えていたのだろう。
凄いね。
その店員さんの営業努力の賜物だ。

が、母・美智子にはそんな努力は全く効果なく。

「去年のはイマイチだったから今年はちょっと違うのにして」

って言ったそうな。

ひでぇ。
「覚えてない」くせに、よくもまあそんな注文出来るものだな。
とボクが言うと
「覚えてないと言っても、何となく甘すぎたのは覚えてるんや」
との事。
本当かねぇ。
どっちにしろ、イヤな客だなぁ。
毎年こんなんなのかもね。

こりゃどんなケーキにしたのかも覚えられるはずだわ。



実家へは、大阪旅行のお土産を持っていった。

赤福をね。

大阪名物ではないのは分かっているけど、駅に売ってるのを見たらボクが食べたくなったので実家用のお土産はこれにしたんだよね。
自分も食べられ、さらにお土産を渡して恩を着せられるという一石二鳥になって便利だ。

半分以上、ボクが食べてやりましたわ。

やっぱり赤福は旨い。
最高だ。
餅界の頂点といってもいいくらいだ。
そういえばイトコが「店舗に行けば出来立てを食べられてもっと美味しい」って言ってたっけ。

確かに旨いんだろうなぁ。

普通のお餅でも、出来立てって驚くほど美味しいのにさ。
それが、赤福ともなるとどれだけ美味しいのか。
想像出来ないくらいの旨さに違いない。

行っておけば良かったなぁ。
次に近畿地方に行った時は、絶対に店舗に行こう。

大分県にも店舗出来りゃいいのにね。
大分県どころか、九州でも見た事ないよ。

あ～あ。
赤福がチェーン展開してくれないものかなぁ。
チェーン展開したら品質が落ちるとかって理由があるのかもしれないけど、それでもファンからしたらやっぱり近くに欲しい。
もう毎日通うね。

どこ行っても赤福があるって世の中になってもらいたいものだ。
店舗が難しいのなら、マックとかケンタッキーと提携して、赤福も取り扱うようにしてくれたらいいな。
商品の一つとして赤福の販売をするのだ。

ケンタッキーと赤福のセットとかあったら最高だよ。
甘いもの、しょっぱいもの、甘いもの、しょっぱいものの繰り返しで、もう永遠に両者を食べ続けていられるよ。
お家騒動で騒がせている赤福だけど、今後は色々な展開を期待しよう。