演劇ユニット『ロストバゲッジ』の食事会へ行った。
去年の秋に旗揚げ公演をした団体なんだけどね。
ボクはメンバーではないんだけど、その公演ではいつの間にか脚本を書く事になり、いつの間にか演出もする事になったんだよね。
あれは大変だったなぁ。
シャインクラブで映像を作る事はあっても舞台を1から作ったのは初めてだったってのもあり、かなりキツい日々だった。
もうあんな思いは懲り懲りだ。
と思いつつも、また何故かこの団体の食事会に当たり前のように参加しているボク。
次回の公演もまた何らかの形で関わる事になりそうだ。
もがいてももがいても、この団体からはアリ地獄のように逃げる事は出来ないらしい。
いや、まだ次の公演がしっかりと決まってるわけじゃないんだけどね。
そして、前回ほどガッツリと関わる事はないんだけどね。
関わったとしても、たぶんちょびっと。
それも断ろうと思えば断れるんだろうけど…
何だろうこの団体。
やってもツラい思いしかしないと分かっていても、一種の中毒性みたいなものがあるのかなぁ。
断る事が出来ずに、少し関わる事になりそうだよ。
さて。
そんな食事会は、一応名目はI氏の誕生日会。
兼、次回公演のための会議。
ま、なーんにも決まってないけどさ。
みんな自由に発言しただけだけどさ。
誕生日会のほうも、なんだかボンヤリ終わっちゃったけどさ。
いつものようにI氏がいじられて、A氏が冷静に突っ込んで、F氏が酒飲んで、S氏が肉喰ってただけ。
ここは女性6人の集団なんだけど、その6人がヒャーヒャー言いながら時間は過ぎていきましたわ。
ボクはそんな様子をただ黙ってみながらご飯を食べてましたよ。
別につまらないわけでも、クールぶってるわけでもないんだけどね。
この団体では黙っているに限るのよ。
何よりも他人をいじるのが好きなハイテンションな集団だからなぁ。
少し言い間違えたり、台詞をかんだりしたが最後、全員から集中攻撃をされてしまうもんね。
こういう時のメンバーの一致団結感は半端ないからなぁ。
それがいつボクがターゲットになるか分からないから恐ろしい。
それにもし次回作について口を挟んだりなんかしたら
「じゃあお前が書きなさいよ!」「早く書きなさいよ!」「まだなの!?」「さっさと書きなさいよ!」
となってしまう。
だから下手に口出しをせず、大人しくしておくに限るのだ。
これがこの団体と付き合いを続けてきて分かった事だ。
以前は優しい集団だったんだけどなぁ。
中に入れば入るほど、恐ろしい集団になってきているよ。
ま、いいや。
唐揚げも美味しくって、いい食事会でした。
とりあえず怒られるのはイヤだから、頼まれた事を早くやってしまう事にしよっと。