出かけてたついでに、近くのデパートで開催されていた『北海道物産展』に行った。
年に何回開催されてるんだろう。
別に毎回欠かさず行ってるわけじゃないんだど、なんだかしょっちゅう開催されてる気がするなぁ。
んで、何度も行ってるから分かるんだけど、美味しそうなのはあるけどどれも高いんだよな。
そしてちょっと頑張って高い海鮮弁当とかを買っても、大分県の道の駅辺りで食べるやつのほうが余程安くて新鮮だったりするだよな。
なんて事を言うような人は行くべきじゃないんだろうね。
でもやっぱり大量にイクラやカニが売っているのは楽しい。
という事で出かけてきた。
しかしなぁ。
この北海道物産展。
試食の数が恐ろしく多いんだよね。
色んな店が軒を連ねてるんだけど、そのどの店舗の前を通っても試食を差し出してくんの。
これが困る!
そりゃいいことじゃん。
と思うかもしれないが、そうでもない。
ボクのように、『試食をしたら買わなくちゃ…』と思ってしまう気弱人間にとっては、出来れば避けたいんだよな。
別に配るほうはそこまで真剣に買わせようとしてないんだろうけどね。
それは分かっちゃいても、ここからどう脱出すればいいのかばかり考えてしまって、せっかくの試食もなかなか味わえないのよ。
こういうの、女性はビシッと断れるよなぁ。
普段の買い物では、バッグやら靴やらには平気で無駄なお金を使うくせに、こういう時のお金は一切使わない。
「うん!美味しい~!」
なんて言っておきながら、サッとその場を去れるのだ。
凄いよ。
と言っても、愚妻はどちらかと言えばあまり断れないほう。
そんな愚妻でも一緒だと多少は断りやすくなるので、情けないとは思いつつも試食の時は愚妻と一緒に回るようにしているんだよね。
よくはぐれるんだけどさ。
そんな時はもう『逃走中』でハンターから逃げるかのごとく、店の人の隙をついてサササッと移動しているよ。
たまに、目も合わさず、次々に「はいこれ、はいこれ」と試食を配ってる人もいる。
こういう人だとこっちも試食しやすいんだよね。
食べている間も他に配ってるから、何も気にする事もない。
でもしっかりと目を合わせ、「どう?これ美味しいでしょ?ね。ほら、こっちも美味しいよ~」なんて言ってくる人が一番キツい。
そんな状況でマズいなんて言えるわけもなく、そして実際美味しい。
美味しいと言ってしまったからには買わない理由がなくなっちゃうから、ここから断るほうに持っていくのが至難の業なんだよな。
もう物産展出る事には、試食との戦いでヘトヘトになっちゃってるよ。
結局今日買ったのは、友達が働いてるところで愚妻がワインと、後は『かりんとう饅頭』だけ。
まあなんだかんだ言っても試食たくさん出来たし、満足だな。
また開催された時は頑張って行こっと。