オドレミン

オドレミンを買った。

と言っても知らない人が多いかもしれない。

これを塗るだけで、汗が出なくなるというもの。

そこらにあるような制汗グッズとはレベルが違う。
薬局でしか売っていない、れっきとした医薬品なのだ。
威力が絶大らしい。

汗かきで長年苦しんでいるボクにとっては、救世主となるべき商品だろう。

以前から存在は知っていたんだけどね。
でもどこの薬局でも売っているわけではないってのと、何となく怪しい薬っぽい気がして不安だったから購入しなかったのよ。
副作用とかも恐いしさ。

しかしもうそんな事は言ってられない。
外に一歩出るだけで、いや、室内でも汗だくになっているボクだ。
それも年々ひどくなっている気がする。
制汗グッズを山ほど使っているけど、全く効果がない。
家にいる時ならいくら汗ダクでも構わないんだけど、この時期スーツのまま撮影している時とかはたまらない。

何しろずっとビショビショなんだもんね。
頭から水が出続けている状態。
撮っているボクもつらいけど、そんな水の妖怪みたいなヤツに撮られるほうもイヤだろう。

この夏を乗り切るためにも、どうにかしなくちゃいけない。

ということで遂に購入しましたよ。
調べてみたら、家から近い薬局で扱っているのを知ってね。
申し訳ないが、小さくて古くさい薬局で、「ドラッグストア全盛の今、こんな薬局にお客さん行くのか？」と思っていたとこだ。
でもマツモトさんには置いてないオドレミンをここでは取り扱っているのだ。

素晴らしいではないか。

裏が自宅になっている店らしく、引き戸を開けたらブザーが鳴り、奥から面倒くさそうにオバちゃんが出てきたけどね。
愛想のカケラもなく売ってくれたけどね。
でも取り扱ってくれているんだから感謝しよう。

さーて。
遂にオドレミンを手に入れたぞ！

これでもう汗に悩まされる事もなくなるだろう。
汗をかかないという世界がどんなものか知らないけど、さぞかし素晴らしいに違いない。

だって外出する時に着替えを持って出なくてもいいんでしょ？
タオルを大量に持っておく必要もない。

一気に夏が好きになるだろうな。
今まで、暑さよりも汗の事で夏が大嫌いだったからね。
しかしこれからはもう平気だ。

汗がないのなら暑いくらい、なんて事ないよ！

今年のボクは、夏男として生まれかわれるだろう。
海も山も大好きになるハズだ。
ＴＵＢＥも大好きになるハズだ。
タンクトップも似合うようになるハズだ。
あまり食べないスイカも食べるようになるだろうし、今まで考えもしなかったカブトムシ狩りにも行ったりするかもしれない。

楽しみだ。

そんなオドレミンは、風呂上がりにつけるとの事。
ボクは主に頭の両サイドからの汗がひどいので、そこを重点的に塗る。

う～ん。
効いている感じがしないな。
もっと頭を乾かしてから塗るべきだったのかもな。

ま、これから色々試して、どう塗るのがベストなのかを考えよう。

人によってはしばらく効果なかったりするらしいので、しばらく続けなくちゃな。
２ヶ月続けてようやく効果出た人もいるようだけど、それだと意味ないのでなるべく早く効果が出てもらいたいね。

ごい

使えるのに壊れているものってなーんだ？

というナゾナゾを思いついちゃったよ。

使用用途としては問題ないけど、壊れて使い物にならないっての。

別に勿体ぶるつもりは無いので答えを言うと、正解は今日のボクの傘。
いや、雨が降ってきたから思い切り傘をさしたら、そのまま閉じなくなっちゃったんだよね。

開いているんだから、傘本来の目的は果たせる。
でも閉じない傘は邪魔でしょうがない。
使えるのに壊れているという不思議な状態。

そんなに思い切り開けたつもりじゃないんだけどなぁ。
でも骨の部分が反対に反り返っちゃってるもんだから、もうどうにもならないよ。
いくら引っ張ったって、全く閉じなくなっちゃった。

これどうしよう。
さすがに捨てるか？
でも雨を防ぐという目的では使えるんだから、それは勿体ない気もするぞ。

このまま使い続けてみようかな。
これはこれで面白いよ。

と思ったものの、玄関先で早速問題発生。
なにせ閉じないものだから、収納場所がない。
それどころか玄関に入れる事すら出来ない。

そう考えたらこの傘を使う限り、車の中でも店の中でも、ボクはどこでも常に開いた傘を持ったままって事か。
車の中はまだいいとして、お店で開いた傘を持ってたら周囲に迷惑かけるだろうなぁ。
ショッピングモール内を歩いていても、周りの人に傘がぶつかりまくってしまうだろうし。
人だけじゃなく、物にもぶつかって、商品を落としまくるだろうし。
陶器のお皿とかも割りまくるんだろうし。
熱狂的なヤクルトファンと思われちゃうだろうし。

ただ単に閉じないってだけで、これほど使い物にならなくなるものなのかねぇ。
傘の機能はただ単に雨をふせぐだけじゃなく、閉じるってとこも重要だったのね。
いい勉強になったよ。

とりあえず今日のとこは玄関に入らなかったので、無理矢理折り曲げて収納しましたわ。
柄の部分も曲げたから、さすがにもう使えないだろうな。

あとちょびっとで梅雨明けって時に傘を買うのは屈辱だけど、早急に買っておかなくちゃ。


それにしても我が阪神タイガースの弱さときたら…。
全然勝てませんわ。

興味ない人も多いだろうけど、今はもう５位ですわ、５位。
６チーム中で５位。
それもそこそこ上から離されての５位。
こりゃもう最下位も夢じゃないね。

あ～あ。

あ～あ。

あ～あ。

ボクも長年の阪神ファンなので、耐える事には慣れている。
この時期に優勝を諦め、既に来季の事を考える事にも慣れている。

でもやっぱり悔しいなぁ。
パリーグで応援している楽天が頑張っているのが心の支えだね。

おまけに育成がうまくいってないから、来季以降も強くなりそうな気配がないし…。
バースが復帰してくれるのを期待しておこっと。

埃

しばらくやってなかったパソコンの掃除をした。

編集専用で使っているデスクトップのほうね。

外から掃除機で吸い込むのはいつもやってるけど、開けるのは面倒で１年くらい放置しちゃってたんだよな。
パソコンの故障の原因は１００％ホコリのせいだ。
あれが内部に溜まって熱をもって基盤や何やらが壊れてしまう。

いや。
１００％は言い過ぎか。
他にも原因はあるね。
ぶつけて壊れる事だってあるだろう。
パソコンと一緒にお風呂に入ったから壊れたって事もよくあるだろう。
布団たたきがないからパソコンで代用してみたら壊れたって話もよく聞く気がする。

ホコリが原因は６０％くらいかな。
でもそういう衝撃なしで壊れる場合の確率は限りなく１００％に近いと思う。

ホコリめ。
放っておくとすぐに溜まってやがるんだよな。
個別だと地味で存在感ないくせに、みんな集まると急に居丈高になって大威張りで周囲に迷惑をかける。
田舎のヤンキーみたいなものだね。
こういうのは無視するのが一番だろうけど、でもパソコンが壊れるのは怖いのでそういうわけにもいかず。

定期的に掃除をしなくちゃいけないのだ。

しかしまあ、この作業。
やらなきゃいけないと思いつつも、かなり面倒なんだよね。
出来ればやりたくない。
でも、やってなくてパソコンが壊れたら悔やんでも悔やみきれないだろう。
ホコリごときのせいで編集が出来なくなり、さらには莫大なお金もかかってしまう事になるからさ。

たいした作業じゃないんだけどな。
パソコン少しずらしてネジ三つ外すだけだし。

でもそのパソコンずらすのが面倒。
ネジ三つが面倒。

でもやらねばならぬ。
持ち前のド根性でその面倒さを乗り越え、久々の掃除を開始しましたよ。

中にエアーを吹きかけながら、掃除機でホコリを吸う。
しばらく放置したただけありファンはホコリまみれで、それが一気に綺麗になるのは気持ち良かったから満足ですわ。

さて、掃除が終わったそのパソコン。
起動させてみると、いつもより音が静かになったような気がする。
動作も早くなったような気がする。

ま、絶対に気のせいなんだろうけど、でもそう思うんならそう思っておいたほうがいい。
次もヤル気になるから。

もっとヤル気が出るため、掃除したらソフトが全て最新のにアップグレードされるような機能がついてくれりゃいいな。

片付け

朝６時くらい。
愚妻が洗面所やら台所でバタバタしている音で目が覚めた。

こんな時間から何やってんだ？

ボンヤリした目で見ていると、どうやら掃除や片付けをしているようだ。
そんな時間から洗濯もしてやがる。

どうしちゃったんだ？
普段は掃除はもちろん、片付けも全くやらないってのに。
どうやら愚妻の掃除スイッチが入っちゃったようだ。
ごく稀に、ものすごく稀に、そのスイッチが突然入り、急に掃除を始める事があるんだよな。
それが今回は、今日の朝の６時だったようだ。
何もこんな朝っぱらから入らなくていいのに。
そしてその力を、常日頃に分散してくれりゃいいのに。

とは思うが、でも愚妻が率先して片付けるのは嬉しいから文句は言わない。

我が家ではいつも愚妻と息子が部屋を散らかし、ボクがそれを片付けるという構図になっているからね。

もちろん本人達に片付けるように言うんだよ。
でもなかなか綺麗にならないのよ。
片付けるのもその時だけで、言わずにいたら何もしないしさ。

そんな散らかし役２人に対し、片付け役はボク１人。
多勢に無勢だ。
オマケに愚妻のほうは散らかし歴数十年という、この道の大ベテラン。
今も当時のまま残されている愚妻の実家の愚妻部屋を見ると、筋金入りの散らかしニストだというのがよく分かる。
もはやプロと言ってもいいくらいだよ。

さらに、息子のほうは後先全く考えず自由に散らかしやがるしさ。

そんな強力タッグによる散らかしで、ボクの神経はやられているのだ。

いや、ボクもそこまでピッカピカにするのを望んでいるわけじゃないんだよ。
でも、テーブルの周りに色んな種類のバッグが無造作に放置されていたり、
使いもしないものがいつまでも置かれていたり、
ジャムおじさんのオモチャが床に転がっていてそれに気付かずに踏んづけたりしてたら、やっぱり片付けて欲しくなるよ。

そんなボクの気持ちを急に分かってくれたのか、今日の愚妻はずっと片付けっぱなし。
洗面所や風呂場付近を綺麗にしたかと思えば、次は台所横にある押入れに取り掛かった。
場所が場所だけにほぼ愚妻専用の押入れなんだけど、愚妻の本領を発揮して仕上げた、もはや無法地帯になっている押入れだ。
どこに何があるのかさっぱり分からない。
今日の愚妻の勢いは、遂にその秘境にまで踏み込むようだ。

数時間かけて一生懸命片付けていたよ。
素晴らしい。
次々と要らない物を捨てていたしさ。
常日頃から少しずつ捨ててりゃいいと思うえど、それが出来ないから片付かないってのもあるだろう。

今日も、「これは捨てないほうがいいな」と、缶に入ったものを出していた。


何だろう？
ちょうど近くにいたので、見てみると！



ＴＭ ＮＥＴＷＯＲＫのファミコンカセット！

なんじゃこりゃ！
こんなの真っ先に捨てるやつだろうがよ！
ファミコン持ってないし、もし持っててもやらないだろうし、オークションとかで売るほど価値があるとは思えないし。
ましてや今の愚妻がＴＭ ＮＥＴＷＯＲＫに興味ないんだしさ。

こういうのを捨てないから片付かないんだよ！
恐らくこの押入れの中にはこんなにがまだたくさんあるんだろうなぁ。
恐ろしい。

でも片付けのかいあって、驚くほどに片付いていた押入れ。
集中力が切れたにで途中までらしいけど、これだけスッキリすりゃいいよ。

でも。
「この続きはまた今度」
と言っていたけど、その続きが来るのはいつになる事やら…。
早くて二年後くらいかな。

残念ながらそれまでには絶対また元の秘境に戻ってるんだろうなぁ。

初ジェット

Ｙ氏母娘と遊園地へ。

目当てはここにあるプール。
水深２０センチくらいしかない子供用なんだけど、広くて遊具もたくさんあるので毎年来ているんだよね。

例年は朝一で来ているのに今年は今朝になって突然決めたので、到着したのは１１時頃。

うわっ！
人が多いぞ！
駐車場の入口から遊園地の入口、そしてこのプールの入場口まで、どこもプチ行列が出来ているんだよね。

例年この時期は比較的空いてたんだけどなぁ。
たぶん大雨でしばらく出られなかった人が晴天の今日に集中したんだろうな。
昼過ぎには、プチどころじゃないくらいに大行列が出来ていたよ。

さて、そんなプール。
正月くらいからずっと行きたがっていた息子（４歳）らは、いきなりハイテンションで遊び出す。

子供用なので大人は足元がつかる程度。
例年そうだけど、ボクはそれほど濡れずにすごしていた。

んだけど！

ちょっと調子にのって、中にあるシャワーを通ったら、思いのほかビショビショになってしまった！
もちろん濡れてもいい格好をしているんだけど、ここまで濡れるとは思わなかったな。

もうこうなったら仕方ない。
それからはもう開き直ってビッショ濡れになって遊んでやりましたわ。

その後、せっかく入場料払ってんだから、遊園地内をプラプラ。
ま、入場料は無料券を使ったんだけどさ。
でも何となく他の場所でも遊んでおかないと勿体無い気がする。

息子は、今までそんなに興味を示さなかった飛行機に乗ってクルクル飛び回るようなのに乗りたいと言い出した。

あーあ。
今までは無料施設で誤魔化してたのに、遂にお金が発生するのに乗せなくちゃいけなくなったか。
愚妻と一緒にヒャーヒャー言いながらクルクル飛んでいましたよ。

そしてさらに。
ジェットコースターにも乗りたいと言い、こちらも愚妻と乗っていた。
おいおい。
子供用のとはいえ、初ジェットコースターを楽しんで乗っちゃったか。

ジェットコースター好きの愚妻と嫌いなボク、どちらの遺伝子を受け継いでるかと思ってたけど、どうやら愚妻のほうだったようだ。
なにとぞ今後息子が、ボクと一緒に乗る！なんて言い出す事のないように願うばかりだ。
もしそう言われた時に備え、父親の威厳を損なわないような断り方も考えておこう。

そんな遊園地では今日、アンパンマンのイベントがあるらしい。
知らずに来たんだけどね。
ステージ近くにポスターが貼っていたのよ。
アンパンマンマニアの息子にはラッキーだ。

開演１５分前に、ステージへ向かう。
あれ？
意外と少ないな。
もっと多いかと思ったのに、まだ最前列が空いていたもん。

喜んでそこに座って待つ。
が、１０分前になってもチラチラと人が増える程度で、これからイベントが始まる気配がない。
それどころか、横に設置していたスピーカーに係員さんがカバーをするではないか。

これは絶対におかしい！

慌ててさっきのポスターをチェックすると、ショーはイベントステージであるらしい。
イベントステージってここじゃないのか？
調べてみると真逆の場所！

あっちか！

急いで息子らを呼びに行く。
恐らく同じように間違えているだろうけどわざわざ声をかけるのはどうかと思う他の人にも伝わるように、大きめの声で伝えた。

小走りでそっちに行くと、しっかりと看板があり、お客さんもいっぱい！
こっちだったか。
ギリギリ始まる前で助かった。
席がうまっていたから、立ち見になっちゃったけどね。

でも何もないステージの最前列で延々待ち続けるよりはマシだな。

暑い一日だったけど、夕方まで満喫出来たので良かった。
プール期間中に、もう一度これたらいいな。