息子(4歳)を保育園に迎えに行った時。
玄関で息子と合流し、園庭を抜けて駐車場へと歩いて行くと…。
園庭と園舎の間で、親子が座って何か見ていた。
あら?
さっきボクと入れ違いで帰って行った親子だな。
息子と同じクラスだから、何度か話した事もある。
そんなとこで何やってんだろ?
と、何となくそっちを見ながら通り過ぎようとした
ら!
ヘビ!
漢字で書くと蛇!
英語で書くとHEBI!
いや、SNAKEか。
フランス語で書くと……分からん。
ボンジュールニョロニョロか?
まあ、いいや。
園庭の壁を蛇がよじ登っていたんだよね。
しかもでっけぇ!
2メートルくらいあるぞ!
ボクが野生で見た中で最長だ。
通り過ぎようとしてたのを慌てて引き返しましたわ。
我が家の近くにはちょっとした山があるから、蛇も何度か見ている。
でもそんなに何度も見た事はないので珍しいんだよね。
ジックリと観察。
息子はたぶん野生蛇は初めてなので、なるべく近くで観察させる。
そんな時。
親子連れのほうの娘さんが近づこうとすると、そのお母さんが
「危ないからやめときなさい」
と止めていた。
そしてボクに
「これって毒があるのじゃないよねぇ?」
と聞いてきた。
ん?
毒?
そっか。
全然考えてなかったけど、毒蛇の可能性もあるのか。
この蛇が、いいものなのかワルものなのか…。
う~ん。
全然分からん。
あまり見た事ないもんだから、どんな種類の蛇でもひとまとめで蛇としか認識してないんだよね。
キングコブラくらいなら、顔に特徴あるから判断出来るんだけどさ。
それ以外はよく分からない。
これがマムシだったらどうしよう。
蛇の顔なんてみんな似たような感じだから、どうやって区別すりゃいいんだろう。
模様とかで判断するんかな?
映画「アナコンダ」に出てくるような蛇だったら、明らかにヤバイってのは分かるんだけどねぇ。
何しろでかいもん。
というか、出会った瞬間にもう飲み込まれているんだもん。
そりゃ危険だよ。
出来れば息子には、蛇くらい恐れない強い父親だってのを見せつけたい。
カエルやタニシにも触れないくらい臆病な息子に、男というのを見せつけたい。
そのためにもこんな時は、「ガハハッ」と豪快に笑って、蛇を首に巻き付けてやるべきなのだろう。
息子もボクの事を尊敬し、父親の威厳も保てるに違いない。
でも恐い。
どうにか蛇がこっちを見てない隙に、見つからないようにして後ろからシッポ辺りを触ってやりましたよ。
ふぅ。
息子にも触るように言ったけど、棒で突つくのが精一杯だったね。
臆病なやつめ。
ボクの勝ちだな。
それから帰り道ずっと、蛇を触ったボクの強さを息子にアピールしてやりましたわ。
これで息子もボクの事を尊敬するに違いないよ。
良かった良かった。
玄関で息子と合流し、園庭を抜けて駐車場へと歩いて行くと…。
園庭と園舎の間で、親子が座って何か見ていた。
あら?
さっきボクと入れ違いで帰って行った親子だな。
息子と同じクラスだから、何度か話した事もある。
そんなとこで何やってんだろ?
と、何となくそっちを見ながら通り過ぎようとした
ら!
ヘビ!
漢字で書くと蛇!
英語で書くとHEBI!
いや、SNAKEか。
フランス語で書くと……分からん。
ボンジュールニョロニョロか?
まあ、いいや。
園庭の壁を蛇がよじ登っていたんだよね。
しかもでっけぇ!
2メートルくらいあるぞ!
ボクが野生で見た中で最長だ。
通り過ぎようとしてたのを慌てて引き返しましたわ。
我が家の近くにはちょっとした山があるから、蛇も何度か見ている。
でもそんなに何度も見た事はないので珍しいんだよね。
ジックリと観察。
息子はたぶん野生蛇は初めてなので、なるべく近くで観察させる。
そんな時。
親子連れのほうの娘さんが近づこうとすると、そのお母さんが
「危ないからやめときなさい」
と止めていた。
そしてボクに
「これって毒があるのじゃないよねぇ?」
と聞いてきた。
ん?
毒?
そっか。
全然考えてなかったけど、毒蛇の可能性もあるのか。
この蛇が、いいものなのかワルものなのか…。
う~ん。
全然分からん。
あまり見た事ないもんだから、どんな種類の蛇でもひとまとめで蛇としか認識してないんだよね。
キングコブラくらいなら、顔に特徴あるから判断出来るんだけどさ。
それ以外はよく分からない。
これがマムシだったらどうしよう。
蛇の顔なんてみんな似たような感じだから、どうやって区別すりゃいいんだろう。
模様とかで判断するんかな?
映画「アナコンダ」に出てくるような蛇だったら、明らかにヤバイってのは分かるんだけどねぇ。
何しろでかいもん。
というか、出会った瞬間にもう飲み込まれているんだもん。
そりゃ危険だよ。
出来れば息子には、蛇くらい恐れない強い父親だってのを見せつけたい。
カエルやタニシにも触れないくらい臆病な息子に、男というのを見せつけたい。
そのためにもこんな時は、「ガハハッ」と豪快に笑って、蛇を首に巻き付けてやるべきなのだろう。
息子もボクの事を尊敬し、父親の威厳も保てるに違いない。
でも恐い。
どうにか蛇がこっちを見てない隙に、見つからないようにして後ろからシッポ辺りを触ってやりましたよ。
ふぅ。
息子にも触るように言ったけど、棒で突つくのが精一杯だったね。
臆病なやつめ。
ボクの勝ちだな。
それから帰り道ずっと、蛇を触ったボクの強さを息子にアピールしてやりましたわ。
これで息子もボクの事を尊敬するに違いないよ。
良かった良かった。