MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

片付け

2012-07-16 | Weblog
朝6時くらい。
愚妻が洗面所やら台所でバタバタしている音で目が覚めた。

こんな時間から何やってんだ?

ボンヤリした目で見ていると、どうやら掃除や片付けをしているようだ。
そんな時間から洗濯もしてやがる。

どうしちゃったんだ?
普段は掃除はもちろん、片付けも全くやらないってのに。
どうやら愚妻の掃除スイッチが入っちゃったようだ。
ごく稀に、ものすごく稀に、そのスイッチが突然入り、急に掃除を始める事があるんだよな。
それが今回は、今日の朝の6時だったようだ。
何もこんな朝っぱらから入らなくていいのに。
そしてその力を、常日頃に分散してくれりゃいいのに。

とは思うが、でも愚妻が率先して片付けるのは嬉しいから文句は言わない。

我が家ではいつも愚妻と息子が部屋を散らかし、ボクがそれを片付けるという構図になっているからね。

もちろん本人達に片付けるように言うんだよ。
でもなかなか綺麗にならないのよ。
片付けるのもその時だけで、言わずにいたら何もしないしさ。

そんな散らかし役2人に対し、片付け役はボク1人。
多勢に無勢だ。
オマケに愚妻のほうは散らかし歴数十年という、この道の大ベテラン。
今も当時のまま残されている愚妻の実家の愚妻部屋を見ると、筋金入りの散らかしニストだというのがよく分かる。
もはやプロと言ってもいいくらいだよ。

さらに、息子のほうは後先全く考えず自由に散らかしやがるしさ。

そんな強力タッグによる散らかしで、ボクの神経はやられているのだ。

いや、ボクもそこまでピッカピカにするのを望んでいるわけじゃないんだよ。
でも、テーブルの周りに色んな種類のバッグが無造作に放置されていたり、
使いもしないものがいつまでも置かれていたり、
ジャムおじさんのオモチャが床に転がっていてそれに気付かずに踏んづけたりしてたら、やっぱり片付けて欲しくなるよ。

そんなボクの気持ちを急に分かってくれたのか、今日の愚妻はずっと片付けっぱなし。
洗面所や風呂場付近を綺麗にしたかと思えば、次は台所横にある押入れに取り掛かった。
場所が場所だけにほぼ愚妻専用の押入れなんだけど、愚妻の本領を発揮して仕上げた、もはや無法地帯になっている押入れだ。
どこに何があるのかさっぱり分からない。
今日の愚妻の勢いは、遂にその秘境にまで踏み込むようだ。

数時間かけて一生懸命片付けていたよ。
素晴らしい。
次々と要らない物を捨てていたしさ。
常日頃から少しずつ捨ててりゃいいと思うえど、それが出来ないから片付かないってのもあるだろう。

今日も、「これは捨てないほうがいいな」と、缶に入ったものを出していた。


何だろう?
ちょうど近くにいたので、見てみると!



TM NETWORKのファミコンカセット!

なんじゃこりゃ!
こんなの真っ先に捨てるやつだろうがよ!
ファミコン持ってないし、もし持っててもやらないだろうし、オークションとかで売るほど価値があるとは思えないし。
ましてや今の愚妻がTM NETWORKに興味ないんだしさ。

こういうのを捨てないから片付かないんだよ!
恐らくこの押入れの中にはこんなにがまだたくさんあるんだろうなぁ。
恐ろしい。

でも片付けのかいあって、驚くほどに片付いていた押入れ。
集中力が切れたにで途中までらしいけど、これだけスッキリすりゃいいよ。

でも。
「この続きはまた今度」
と言っていたけど、その続きが来るのはいつになる事やら…。
早くて二年後くらいかな。

残念ながらそれまでには絶対また元の秘境に戻ってるんだろうなぁ。