MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

あ田

2015-02-21 | Weblog


大分県の演劇関係者を集めたパーティーが行われるという。
そこにボクも誘われた。

声をかけてくれたのはありがたいけど、ボクなんかが行っていいの?
シャインクラブは映像コメディしか作ってないから場違いだよ?
まあ、舞台撮影でいくつかの劇団と付き合いがあるからだろうね。

そして他の業者さんも来るというので、ボクも参加する事にした。

「途中で自己紹介コーナーがあります」

と事前に聞いていたけど、演劇人にはそこそこ知り合いいるから大丈夫だろう。
軽く適当にしゃべったらいいや。
なんて、気軽に出かけ、会場であるイベントホールに着く

と!

見知らぬ大人がたくさん!

なんだこの重厚な雰囲気は!

もちろん知ってる人もたくさんいるんだけど、半分くらいは見知らぬ方。
しかもみなさんボクよりも歳上の貫禄ある方ばかり。

思ってたのと全然違うぞ!
もうちょっと軽い感じの演劇関係者かと思ってたよ。
こりゃ、軽く適当にしゃべったらいいって雰囲気じゃないな。

乾杯してしばらくすると、早速自己紹介タイムが始まった。
司会者から呼ばれた人が次々とステージに立ってしゃべっている。

どうやら、あいうえお順で呼ばれているっぽい。
なるほどなるほど。

ん?

あれ?

って事は?

ボクが最後かよ!

和田だからね!
「ん田」って人がいない限り、間違いなくボクが最後だろう。

やだなぁ。
ただでさえ場違いだと思っているのに、よりにもよってボクがトリになっちゃうのか。
しかもこんな実績のあるような方々の前で。

50人ほどの集まりで顔見知りも何人もいるからそこまで激しく緊張する事はない。
とはいえ、やっぱり落ち着かない。
だってわざわざ前のステージに行って、マイク持ってしゃべるんだもん。
どうしてもそれが気になって、食事も進まないよ。

自己紹介タイムは20分ほどで1回目が終わり、ご歓談を挟んで2回目、3回目がある。
あいうえお順なのに、どういうわけかたまに順番が前後したりする事があるからボクもずっと気が抜けない。
ドキドキしたまま過ごす。

ブッフェ形式なのでたくさん食べたいのだが、挨拶終わるまではちょっと控えめにしてしまう。
やっぱり終わってから落ち着いて食べたいもんね。

結局、ボクに声がかかったのは会の終了時間間際。
ボクがしゃべった後にすぐ一本締めをして解散って感じでしたわ。

最初っから最後までドキドキしてただけになっちゃったな。
しかも挨拶もアワアワとなってただけで、何を言ってんのかよく分かんなかったしさ。
失敗だった。

パーティーのほうは、新たな方々と交流できて良かったんだけどね。
これで最初に挨拶が終わってりゃもっと余裕で楽しめただろうに。

次にもし参加する時は、「あ田直樹」と改名して参加するようにしよっと。