MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

クラスメイト

2015-02-14 | Weblog


朝から撮影の仕事に行った。

けど、今日のは他の撮影とは気持ちが全然違う。
だって、息子(6歳)の保育園の発表会のだからね。

仕事兼プライベートという、ちょっと複雑な感じの撮影なのだ。

本番前に園児たちの着替え風景なんかを撮っていると
「ブタゴリラだ!ブタゴリラ!」
息子のクラスメイトが叫ぶ。

ブタゴリラってのは、息子のクラスの中で流行ってるボクの呼び名。
2年ほど前に息子が以前ふざけて言ったのが広まり、クラス中の男の子がそう呼ぶようになったんだよね。
息子はすぐに言わなくなったものの、もう完全に定着してしまっているのだ。

「いつもはいいけど、今日はそんな事言っちゃダメだぞ!ブタゴリラなんて言ってるシーン使えないんだから!」

とボク。
そりゃそうだよね。
カメラに向かって子供が「ブタゴリラ!」と叫んでいるとこを、ボクの事を知らない保護者がみたらどう思うだろうか。
どう見ても異常な行動だもんね。
「ブタゴリラって何ですか?」
と、園長先生に問い合わせが入ってもおかしくない。

だから制止するものの、あっちこっちから「ブタゴリラ」の声が止む事はない。
まあ、これも我が子の保育園ならではの光景だろうね。
普段は「カメラマンが来た!」と叫ばれる事はあっても、「ブタゴリラ」は無いもん。

こりゃ、息子のクラスメイトの着替え風景はほとんど使えそうにないな。
ま、仕方ないか。

そうして本番。
ボクだけ金儲けを兼ねて見にきていてすまない…。
と、他の保護者さんたちに心の中で謝りつつ、しっかりと撮影。

息子もしっかりと任務をこなしていて一安心ですわ。

しかし、さすがに6歳ともなると昔ほどの感動がないね。

1歳児の頃は「ステージに座ってる!」ってだけでちょっとした感動があったけど、今じゃもうそこまでならない。
「あ、出てきたけど…前の子に隠れてあまり見えないな。でもま、別にいっか」
という感じで、結構冷静に見ていたね。

でもまあこれが保育園最後の発表会と思うと、ちょっとした感動はあるかな。

それと同時に、仕事で息子を撮るっていう貴重な機会もたぶんこれで最後と思う。
息子の行く小学校とは付き合いないし、撮るようなイベントもあまり無いだろうからさ。
あったとしてもその時はゆっくり見れると思うので、楽しみにしておこっと。