MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

トマト

2013-05-13 | Weblog
昔っからず~っとあいつが嫌いだ。

トマト。

赤くて美味しそうなくせに、食べてみたら全然美味しくない。

何度もこちらから歩みよろうとした事はあるんだけどね。
色んな調味料を試してみたりとかさ。
トマトジュースを飲み続けてみたりとかさ。
でもどうやっても好きになれないの。

小学校の時には給食でトマト丸ごと1個なんてものが出やがって、どうしても食べられず、昼休みまで座ったままだった事がある。
トマトごときでボクの貴重な昼休みがつぶれたのだ。
ケイドロが出来なかったのだ。
やっぱり好きになれない。

大人になった今では食べられないってほどではなくなった。
でも美味しいとは全く思わない。
出来れば食べずに済ませたいが、外食の時にサラダとかに乗ってあったら頑張って食べている。
やっぱ世間体とか気にしちゃってね。
「あいつトマト残してる。好き嫌いが多いんだ。偏食なんだ。性格も悪いんだ。腹黒いんだ。近寄らないほうがいいんだ」
なんて思われたらイヤだからさ。

パスタとかピザでトマトを使うのは嫌いじゃないんだけどなぁ。
加工してあれば普通に食べられるけど、どうも生のままの状態だと好きになれない。

『ためしてガッテン』で「トマトを食べたらモテモテになる」という特集がない限り、自ら喜んで食べる事はないだろう。
もしくは『たけしの家庭の医学』で「トマトを食べたら汗かきが治る」という新説が出てこない限り、率先して食べようと思わないだろう。

そんな中。

愚妻が友達から「塩トマト」というものを貰ってきた。

トマトの事なんて全然興味ないからボクは知らなかったんだけどさ。
結構有名なやつらしい。

栽培方法が普通と違うらしく、濃厚で凄く旨いそうだ。
これをくれた友達の旦那さんもボクと同じくトマト嫌いだったけど、これだと美味しく食べられたそうだ。

へ~。
それは楽しみだ。

塩トマトというネーミングからして、なんだかちょっと旨そうっぽい感じがするもんね。

そこそこお高い物らしいけど、とりあえず美味しいトマトを食べてトマトの味に慣れていき、徐々にそこら辺のトマトも好きになればいいよ。
早速その塩トマトなるものを食べてみる。

ほほぉ。

マズい。

こりゃダメだ。
やっぱりトマトはトマトだよ。

いくら高級なトマトであっても、嫌いなものは嫌いだね。

このまま死ぬまでトマトを美味しいと思わずにいるしかないのかなぁ。
それも寂しいので、肉トマトとか、チョコトマトとか、もっと美味しそうなトマトが出て欲しいものだよ。